アニメ大賞に「四畳半神話大系」 受賞!!!
遅くなりましたがアニメ大賞に「四畳半神話大系」 文化庁メディア芸術祭賞と言う事で思わず「うわおっ!」ですねぇ。
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文化庁は8日、国内外の優れた映像作品などを表彰する2010年度メディア芸術祭賞の受賞作品を発表した。アニメーション部門の大賞に、大学生の主人公がいくつもの世界を生きる姿を描いた湯浅政明監督のテレビアニメ「四畳半神話大系」を選んだ。テレビアニメの大賞受賞は初めて。
(上記ニュースより)
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実は、
じつは「四畳半神話大系」にはまっていました。
原作・森見登美彦さんと言う事で「夜は短し歩けよ乙女」の頃から引き継がれている独特の京都の学生風景がなんとも暑苦しくピタリと表現されています。
監督・湯浅政明さんはクレヨンしんちゃんで有名な方です。
第一話から最後まで伏線が張り巡らされ、
その回収にバタバタしているうちに、いつの間にか、もっと別の次元に引き込まれていくような、そんな不思議で奇妙なアニメでした。最終話を見終わった後は、「あれ???もう一回みなきゃ」と思うくらい謎が深まり、キツネにつままれているような感じでした。
と、言うことで、大好きな「四畳半神話大系」が受賞して、とても嬉しいですね、、、
さてさてさて。
それにしても気になるのは、漫画・アニメーションの性描写を規制する東京都の「青少年健全育成条例改定案」。
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過激な性表現を含む漫画やアニメなどの販売を規制する東京都の青少年健全育成条例の改正案が、13日に都議会総務委員会で可決されました。
この改正案については、6月の議会で、規制の対象があいまいだとして最大会派の都議会民主党が反対し、否決されていました。今回、都が対象を、刑罰法規に触れる性行為や近親者間における性行為を不当に賛美、誇張した漫画などとしたことで、あいまいだった対象が改められたとして民主党は賛成に回りました。ただ、漫画家らから若手の創作活動が萎縮するとの懸念も出ているため、芸術性や社会性などの趣旨を汲み取り、審議にも十分に時間を確保するなど慎重に運用するとした付帯決議がつけられました。その結果、民主、自民、公明の賛成で可決されました。改正案は15日の本会議で採決され、成立する見通しです。
(上記ニュースより)
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ウウウウム。
これは行き過ぎですね、、、、
各界から抗議や異議が挙がっているようですが、当然です。
実際、東京都が改定案を公表した11月22日以降、反対の声は一気に広がりました。
29日に漫画家や日本雑誌協会が記者会見。
12月3日には竹宮惠子さんの会見。
日本ペンクラブや日弁連、出版倫理協議会、出版労連、日本劇作家協会、自由人権協会などが相次ぎ反対声明を発表。
東京都は3月議会で「非実在青少年」(漫画、アニメの18歳未満の登場人物)の性描写にまで規制を拡大する改定案を提出。
この時は反対運動が高まり、6月都議会で否決されました。
そして、
今回の改定案は登場人物の年齢規定を外し、「刑罰法規に反する性行為」「近親者間の性行為」など規制をさらに拡大したものでした。
芸術や表現の自由などなど十分な審議もされないまま、
強制的に規制されるのは、なんとも受け入れがたいものがあります。
さらに、先に何が待っているのか、、、と思うと、
これは、もっともっと大きく声を挙げていく必要があると強く思うものです。
なお、この問題については黒猫亭さんが3月の時点ですでに綿密な考察をしていますので、もしお時間がありましたら、是非黒猫さんのブログもご覧ください。
私もまた詳しく調べておきます。
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コメント
http://life-ayu.blog.so-net.ne.jp/2010-11-07どうぞ
投稿: あゆ | 2010.12.20 10:38
あゆさんの記事にナイス!!!
実は先日もナイスを送ろうとしたのだが、相変わらずダメでした。
コメントを残そうと思いながら他の記事も読んでいたりして。
でも、いつもながら新鮮な感覚で素敵です!!!
投稿: せとともこ | 2010.12.20 16:41
ナイスはソーネットの人しかできない機能なんです。コメント欄にナイスと書くしかないですねえ・・・。
ルール作る・運用する人達へのはどめは憲法しかないかも。ルール・秩序にうるさい人は自分にうるさい?憲法を認めたくないのかも?
他律より自律したらとおもうんですが。
投稿: あゆ | 2010.12.21 11:32
あゆさん。
すごく忙しくてコメント遅くなりました、、、
さて来年もお互い、書けるうちは頑張っていきましょうね♪
よろしくおねがい致します。
投稿: せとともこ | 2010.12.30 20:37