「米原子力空母:GW、横須賀に帰港」と言うニュースから
米原子力空母:GW、横須賀に帰港 原発事故評価見直しで /神奈川
これに関しては<米原子力空母「ジョージ・ワシントン」等の安全性に関するアメリカ合衆国政府からの説明が外務省のホームページに掲載されています。
同ホームページには「在京米国大使館から,外務省に対し,口上書をもって」とありますから、
これはアメリカ側の一方的な口上書のようです。
中身は、
米原子力艦船について「福島第1原発の原子炉とは異なり、電力に依存せずに原子炉の物理的構造と水自身の特性のみで炉心を冷却できる」というもの。
ただし、原子力空母ジョージ・ワシントンの原子炉や核燃料の構造は公表していません。
本当に安全なのだろうか?????
この間、私たちは「安全」「安心」と言われ続けてきたもののかくも儚く無残な正体を東京電力の姿で見てきているのだから、、、
実際、松本外務大臣は「技術的評価はコメントできない」とした上で、「口上書」は「事務的に受け取った」だけで、安全確認などのやりとりは一切していないと認めました。
ウウウウム????????
信じられない。
今、原発問題でこんなに大きな注目を浴びているさなか、
原子力空母の安全性について、よくよく確認もしないで、唯々諾々と受け入れるなんて、、、、
本当に「事の重大性」がわかっているのだろうか、、、と首を傾げます。
少なくとも「安全」についてはもっと根拠を質すべきではないでしょうか。
なにしろ、この空母と同型のものが、。過去(1999年11月)に座礁し、冷却システムの障害で原子炉2基が緊急停止する事故を起こしています。
また、1980年代までの公開情報だけでも米海軍の核事故・事件が300件以上も発生しているそうです、、、、、、
ムムム。
ムムム。
事故が起きてからでは遅いことは、身をもって経験しているはずなのに、
なぜ、今、もっと安全に拘らないのだろうか?
こんな態度では、今後、予想されるありとあらゆることが、結局は「その場限り」でなんの見通しもない
やっつけ仕事で終始してしまいます。
今、政府がやることは「復興」もさることながら「予防」にも万全であるべきでは、、、と考えます。
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コメント
地震発災直後に第7艦隊の駆逐艦3隻が東シナ海に入っている。これが自衛隊を身軽にして、大量動員ができた条件のひとつだったといわれています。トモダチ作戦だけではなかった。
震災の前も後も、軍事情勢に変化はないとしたら、近隣アジアの仮想敵国の脅威に不感症にはなれない。共産党は巨大な被害にうろたえて思いやり予算にヒステリックな批判を加えていて、あえてそれに反論もしない菅直人や仙谷由人は、心情的には同意見なんでしょうが、そこのところがもっともおおきな危険にも思える。戦後平和主義が火事場泥棒に変身する危険です。
民主党左翼政権はぶっつぶすべきだと思う。
投稿: 罵愚 | 2011.04.21 18:29