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2011.05.30

憲法96条について

日本国憲法96条。
===============
第九十六条[1] この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。
===============


つまり改正条項です。
「各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し」とあるように、三分の二以上の賛成が必要なのです。
が、
今、
この三分の二を過半数におきかえて、憲法改正のハードルを低くしようという動きがあります。

「憲法96条改正を目指す議員連盟」がそれです。
そして、国会議員に憲法改正を呼びかけています。

その呼びかけ文には次のように書かれています。
「憲法改正への第一歩とするため。この(96条)改正原案を提出することで、(衆参)憲法審査会を稼働させるための背中を押すことにもなります」。
そして、
自民党の発起人、下村博文元官房副長官は今月3日の「新しい憲法をつくる国民会議」講演で
「まず96条(改正)、それから総定数500人の一院制(国会)、そして憲法9条改正、これを果たしていくのが国会の役目だ」と語っています。


ウウウウム。

つまりは目的は9条改正ということですかぁ〜〜〜
何が何でも9条を改正したいようです。
そのために手続きをガバガバと変えていくということかぁ〜〜〜

ウウウウム。

9条の会に入っている私としたら、これはもっともっと多くの方に声をかけ、知らせ、
もっと、もっと討論や議論を深めていく必要を緊急に感じてます。

なお、
「憲法96条改正を目指す議員連盟」の民主党呼びかけ人と自民党発起人のメンバーは以下の方々です。
================

 【民主党】(衆)小沢鋭仁=代表、長島昭久、大谷信盛、糸川正晃、北神圭朗、鷲尾英一郎、石関貴史、勝又恒一郎、長尾敬、(参)金子洋一、風間直樹、大久保潔重=以上幹事。

 【自民党】(衆)安倍晋三、山本有二、古屋圭司、鴨下一郎、下村博文、加藤勝信、古川禎久、稲田朋美、斎藤健、(参)中曽根弘文、衛藤晟一、西田昌司

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コメント

せとさん。今日は。初夏を満喫して生命力、バン、バンです。

今、震災、原発災害で日本国憲法の理念と生存権条項等が生き生きと輝いて、主権者である国民の憲法を活かした活躍で草の根からの復興が進められております。頼もしい限りです。

ほんとうに、今必用なのは憲法を活かすことであり、変えることではありませんね。民主政治発展のための言論・表現の自由権などはバンバン活かして行きたいとも思っております。

憲法改悪を企図している政治家、政党などは、その多くは企業献金をもらい、国民の政治を売り渡し、原発推進等を進めて甘い汁を吸って来たような者達です。彼らが何を言おうと、歴史は着実に前に進みます。

憲法改悪を企図する、金権腐敗、黒いカネ塗れの汚職の疑惑のある国会議員が司法、メディア、社会によって追及され、国権の最高機関である国会で今国民に説明も出来ないでおります。
主権者の一人として私達が草の根から真の民主政治を訴え、クリーンな政治を求めるのは当然の義務だと思っております。

投稿: hamham | 2011.05.30 15:35

hamhamさん。
こんにちは。
台風の影響はいかがでしたか?
こちらは、雨はあがりましたが、まだドンヨリです。
季節外れの台風に、なんだか不安定な世情と、
良いことを思い浮かばない昨今ですが、
それでも「気持ちは元気!!!」でお互いに行きましょうね。♪


さて、憲法改正のアレコレが浮上しています。
しかも震災を理由に、、、ということが、なんとも嫌らしいですね。
そもそも安全神話をふりまき、原発推進をしておきながら、
いまさら「緊急のため」「危機のため」に憲法改正なんて言われてもなぁ、、、、と思います。
いずれにしても、
この動き、震災にかくれて目立ちませんが、確実に進んでいるようで、とても心配です。
しっかりと注視していこうと思っています。
また、hamhamさんもいろいろお教えくださいね。

なお、原発ニュース、とても参考にさせていただいています。


ではまたね!!!

投稿: せとともこ | 2011.05.30 16:13

国て???
国の歌もいいけど、基本理念である基本的人権をなにより敬意払ってほしいです。

5対1で1を批判して5が正しいでは困ります。
かつて新自由主義推進したのに、
なんで「国や社会でもうばってはならないものがある」「強制しないで」という原点??のリバタリアン思想が弱いんでしょう???

こういう空気の中で改正したら悪い方にかわりそうで不安です。

投稿: あゆ | 2011.05.31 10:28

あゆさん。
こんにちは。
コメントありあがとうございます。
あゆさんは以前から憲法につていは拘っていらっしゃったから、よくご存知ですが、
今、ドサクサにまぎれて、なんだかきな臭くなってきているようで、本当に不安です。

この問題、大きく取り上げていかなければなりませんね。
あなたの鋭い記事、また楽しみにしています。

投稿: せとともこ | 2011.06.01 12:16

 民主主義の根本原則とは話しあいですよねぇ。議論を深めて、最後には多数決でものごとを決めましょうという政治制度です。あなたの『9条の会に入っている私としたら、これはもっともっと多くの方に声をかけ、知らせ… もっと、もっと討論や議論を深めていく必要を緊急に感じてます』という発言にも、それがよく表現されていると思います。
 ところが、つぎの瞬間憲法96条ではその話題を発議するだけに議員の2/3以上の同意が必要だというのです。しかも、あなたはその規定を変更しないように努力をするという。
 これって、矛盾ですよねぇ。民主主義を擬態した専制政治じゃぁないのでしょうか?

投稿: 罵愚 | 2011.06.08 06:21

なるほど、、、
そうした読み方をされましたか、、、
ウウウム。
これに関しては、
私の書き方が悪かったと思います。

いずれにしても、話し合い、討論をしていく必要があり、
多くの方に知らせていかなければと思います。


なお、静岡のお茶、心配しております。
これからいろんなものが出てきそうですね、、、
どうなることやら。

投稿: せとともこ | 2011.06.11 08:09

 静岡茶の放射能被爆ですか…わたしは静岡県の焼津という漁師町で生まれて育ちましたから第五福竜丸事件の現場で育ったようなものでした。よく教科書ににのっている久保山愛吉さんが帰ってきたときの写真には、子供だったころのわたしも写っています。お茶の被爆は原爆マグロの記憶に結びつきます。 40年もたってから、市役所の建て替えのときでしたが、倉庫から当時の記録が出てきて、職員の有志が仕事が終わったあとに整理して、一冊の本にして出版するお手伝いもさせていただきました。
 したがって、その経験をとおしてあなたたち、9条平和の欺瞞にも不感症ではいられないのです。

投稿: 罵愚 | 2011.06.13 06:26

そうだっったのですか、、、
コメントを拝見しながら、あなたの体験からくる
「平和運動」への懸念。
わかりました。
ウウウウム。


私も平和運動をやりながら、あなたの思いと合致するような違和感を覚えることはあります。
平和運動というか平和を願うことはあやまりではないのだろうが、組織となると、確かに欺瞞的なところもあるのかな???
原水協と原水禁も長い間もめたりしています。
一人ひとりの思いが、どうしたら健全な形で伝わっていくのか、届くのか、そして実を結ぶのか、、、
まだまだ課題ですね。
私も、あなたからのご指摘で教えられ、「あ、、、そうだよね」と思うことも度々あります。
いつのまにか、やり過ごしてしまうのでしょうね。
これって絶対おかしい。
いえね。
先日も9条の会で、年配の方のお話を伺いながら、
ゴリゴリすぎて、ついていけないな、、、と思ったことがあったのです。

9条を守ろうという思いは欺瞞ではありませんが、
方法は、見直すことも多々あると思いました。
ご指摘、肝に銘じておきます。

投稿: せとともこ | 2011.06.13 14:19

 どこまでわかってもらえたのだろうか?の疑問を感じながら、あなたのコメントを読みました。ヒロシマ・ナガサキと焼津はちがいます。
 9条平和が主導する反核運動と、漁協や市役所の職員が市民生活や経済を思いやった対応とのちがいです。焼津駅におりたつ職業的な平和運動に市民が感じるのは被爆者をサルに仕立てた猿回しに出会ったような“うさんくささ”といってもいい。「かれは本当にサルに愛情や同情をもっているのか?メシのタネにしているにすぎないのでは?」の疑問です。
 まったくおなじ違和感を今回のあなたの護憲のご意見にも感じたのです。議論を深めて合意を形成するのは民主主義の手法でしょう。そこでは民主主義を前提にしながら、ご主張の要旨は非民主的な2/3条項の擁護です。本当の民主主義憲法なら2/3条項なんてものは、なかったと思いませんか?この国の戦後民主主義は、民主主義ではない。米帝の占領政策の同調者にすぎない。あなたが守ろうとしているのは、アメリカの占領政策の遺物なんですよ。
 戦後民主主義や9条平和の本質は民主主義ではない。スターリンのソ連や毛沢東の共産支那や金正日の北鮮と同質の全体主義ですよ。

投稿: 罵愚 | 2011.06.14 06:23

ウウウウム。
そうか、、、
なるほど。

あなたと私の原点は違うから、今回のエントリーに対して、あなたがあなたの経験からいろいろと思われることがあったことは承知しました。
その場をみていないので、なんとも言えないのですが、被爆者の方を見せ物のようにするようなことは絶対ありません。
むしろ、声を上げ、次代に伝えていこうと言う強い思いをもった被爆なさった方々を多く知っています。
ご自分で見せ物のように思われる方々はそもそも、そのような場で訴えられることはありません。
心から戦争反対を伝えていこうと思っていらっしゃるのではないでしょうか?
そして、それを伝え聞く私たちも平和への思いをあらたにしています。


さて、
私はやはり9条は私たち日本人が先の戦争を通して、
戦争の愚を世界に「良心」と理解し、
守っていくべきものと思っています。
決して、全体主義だの、戦後民主主義だの、、そんなものではありません。


いずれにしても、
この問題は大切です。
国民の多くに知らせていくべき問題だと思います、
ゆっくり、丁寧に考えていきたいものです。


と、言うことで、このエントリーのそもそもの趣旨は「今後も国民全体で考えていく」ということの確認とさせていただきます。
またこの話題については政治が動き出したら書くつもりですが、
今回はここまでにします。

ちょっと忙しくなるので、このエントリーのコメント欄はここまでにします。
また憲法問題が出てきたとき、いろいろご意見お聞かせ下さい。
では。

投稿: せとともこ | 2011.06.15 14:57

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