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2011.07.31

カレル橋

日本に帰ってから、今釧路にいるのですが、
それはそれとして、プラハの観光の続き、さらに続けます(物忘れが早いので、忘れないうちに)。

プラハ城を歩いておりると、有名なカレル橋に出ます。
wikipediaの説明は以下の通り。
==============
ヨーロッパに現存する最古の石橋。神聖ローマ皇帝カール4世の治世下1357年に建設が始まり1400年に完成した。1841年までプラハ旧市街とその周囲をつなぐ唯一の橋であった。また、西欧と東欧の交易ルートとしてプラハが重要な地位を占めるようになった。最初は単に石橋、プラハ橋と呼ばれていたが1870年よりカレル橋と呼ばれるようになった。

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橋の欄干には左右15体、計30体の聖人の像が立ち並びます。
日本で有名なザビエルの像もありました。
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ザビエルを支える人が東洋人、お釈迦様のような頭をしているモンゴル人(?)とかで、この像がザビエルさんだとすぐにわかります。
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人気はカトリックの聖人ヤン・ネポムツキー像。
この像の基部にあるネポムツキーのレリーフに触れると幸運が訪れるといわれ多くの人に触られたためつるつるになっていました。
勿論、私たちも触りました。
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スメタナの我が祖国に出てくるモルダウ川、こちらではヴルタヴァ川と言いますが、その豊かでやさしい流れが橋の上から見ることができます。
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多くの観光客とお店で橋の上は大混雑。

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ストリートパァフォーマンスがあちこちで音楽を奏でます。
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陽気な喧噪が、この青い空と静かな流れに、とてもよく似合い、
その場にいる私たちも十分楽しむことが出来ました。

プラハは本当に小さい町なので、旅行中、何度もカレル橋とカレル通りを散策したのですが、
何度同じところを歩いても、その陽気さにはワクワクとこちらまでさせられました。
とにかく観光客が多くて、
お土産屋さんがいっぱいで、
会う人、あうひと、みんな朗らかなニコヤカな笑顔が美しい町でした。
後で友人に教えてもらったのですが、
浦沢直樹さんのモンスターという漫画にこのカレル橋が出てくるそうです。
浦沢さんの漫画は20世紀少年しか知らないが、今度読んでみよう、、、
その漫画に出てくる「三匹のカエル」の看板のモデルになったかも、、、といわれるのは、「三匹のダチョウ」の紋をみつけました。U Tri Pstrosuというレストランで、最古の店ということで、すごく有名なお店です。
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ここにはいろんな芸術家の思いがいっぱい詰まっていたし、
今も詰まっているし、
そしてこれからも多くの芸儒家を輩出するであろうし、、、
そんなエネルギーがヴルタバァ川と一緒に静かに豊かに流れていると感じました。


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2011.07.19

プラハ城

日本は大型台風ということで心配です。
こちらは曇り。
空気は乾燥しているので少々寒いくらいですが、しのぎやすい天候です。

さて、先日の日曜日はプラハ城とカレル橋に行ってきました。
プラハ城はwikipediaによれば、かつてボヘミア国王や神聖ローマ皇帝の居城であったと言うことです。
つくづく詳しい歴史というか、チェコのことを知らないんだな、、、と思っています。
日曜日ということで観光客でいっぱい。
まずプラハ城で一番目にお目にかかるのは近衛兵。
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お人形のように美しく、しかも微動だにしない衛兵さんの周りには写真をとる人でいっぱい。
勿論私も喜んで衛兵さんの横に立ち、ぱちり。
小さくありがとう、と声をかけて、門をくぐろとした途端、先の衛兵さんがもの凄い声で観光客に怒っていました。
多分、何か失礼なことをしたのでしょうね、、、
びっくりしながら、
門をくぐると、
これはまた別の意味でびっくり。
ガイドブックによく出てくる旧王宮が目に入ってきます。
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今は首相官邸となっているそうです。
この中庭を通り過ぎてさらにいくと、いよいよプラハ城の正門になります。


彫刻家のイグナーツブラッェルの作品、棍棒をもつ巨人の像がハプスブルグ家の紋を守っています。
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そうこうするうちに
時間が正午。
いよいよ有名な近衛兵の交代。
中庭は黒山の人だかりです。
私たちもカメラに交代式の模様をパチリとおさめることができました。
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一糸乱れぬ歩調に粛々と式はすすみます。
この暑い日に大変だろうと思いながら感嘆してみていました。
雨の日も風の日も行われるんですよねぇ、、、
たいしたものです。

式が終わると人々の山はくずれ、三々五々に散らばり、
ストリートパフォーマンスなんかも出て、モルダウを演奏したりします。
空は真っ青。
空気は乾燥していて日差しも暑いです。
そぞろに歩いて行くと、
町並みが展望できる高台にいきました。


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プラハの町は塔の町とも言われていますが、確かに方々にゴチック建築、ロマネスク建築の塔といろんな塔が目に入ります。
また赤い屋根が印象的に目に飛び込んできます。
美しい町と称される所以です。
本当に目の前の風景は絶景そのものです。
景色に目と心を奪われながら私たちは、次は聖ヴィート大聖堂へと進みました。
ネオゴチックの建築様式で、ケルンの大聖堂の雰囲気によく似ています。
中央の薔薇型の窓や扉の精巧な彫刻など、どれをとっても感嘆のため息が出るだけです。
こうしたものを作り上げた人々がいたことに改めて感激していました。
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中の美しいステンドグラスを堪能しながら外に出ると、
そこには美味しいチェコビールを飲ましてくれるカフェがあって、
私たちは、勿論そこで一休み。
美味しいビールを頂きながらしばし体を安め、
こころを充足させて、
城から町まで歩きました。
日差しはまだまだ暑い。

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2011.07.18

プラハに着きました

現地時間で土曜日の夕方にプラハに着きました。
日本を発ったのも16日の土曜日。
本当に長い一日になりました、、、

飛行機は成田発フランクフルト着のルフトハンザ。
ルフトハンザには何回か乗っているのですが、あまり印象は良くなかったので、
期待していなかったのですが、
これが、案に相違してとても快適な機内でした。
ルフトハンザ、A380を成田-フランクフルト路線に導入。第一号機が6月12日に成田へ初飛行というニュースが昨年ありましたが、
このA380という最新エアバスに乗ることができました。
離着陸の音が静かで振動も少ないので、飛行機に酔うもあまりなく、
また座席の広さも前より広くなり、席も以前のように固くなく快適に過ごせました。
12時間ちかくの飛行時間を苦にすることなく無事フランクフルトに到着。
それから乗り継ぎでプラハまで行きました。


プラハに着いたのは夕方の6時を過ぎていましたが、まだ明るくて
眠い頭にはひたすら夜の帳が懐かしく思われます。
ボッ〜〜〜とした頭で、成田からの荷物を受け取りに受取場までいくと、
もう荷物がグルグルと回っています。
夫がカートをひきながら荷物を取りに行ったのですが、そうこうするうちに戻ってきます。
カートにはトランクが一つだけ。
もう一つ預けた荷物がどうやら迷子になったようです、、、
あらあらあら。
よくあることとは言え、少々困惑。
夫はすぐに係員にロストバッゲジの手続きを申し出て、連絡先のホテルを伝えて、
空港を後にしたのが7時。
それでも空は青い。
まだまだプラハは日が暮れそうにありません。
私は欠伸ばかり出るのですが、ついに欠伸を出す力さえ弱り果て、
ひたすらムニャムニャ。
それでもタクシーの車窓から見えるプラハの町並みは写真で見たとうりの
赤い屋根やねに彩られ、
その合間に歴史を刻み込んだ教会やら塔が見えます。
そして、川がたゆらかに流れています。
そうスメタナの我が祖国「モルダウ」ことヴルタバ川です。
大いなる豊かさを誇るかのように静かに滔々と町を流れるその存在は、
この町を作り、みてきた川の自負が感じられるようです、、、
そうか、、、
ここがプラハか。
と、半分になった目をあけながら空気を感じていました。

そうして、やっとやっと郊外のホテルに着いて、
遅い夕食をとったころ、日も少しづつ落ちてきて、
長い、ながい一日が幕を閉じました。
いよいよ明日からプラハの町を歩きます。

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なでしこジャパン、優勝しました!!!

なでしこジャパン。
おめでとうございます!!!
凄かったですね。
すばらしい。
本当に凄い。


私はプラハからテレビ観戦。
フランクルとは時差がないので、夜8時半からの観戦。
言葉はドイツ語なので、さっぱりわかりませんが、
それでも何を言っているのか想像しながら楽しんで応援。
ただ、時差ぼけがまだとれないので、時々、気がついていたら寝ていました。
(夫はいや、ほとんど寝ていて時々観ていた、、、と言うのですが、、、はっはは)
夫が雄叫びをあげるたびに目が覚めていたので、
日本チームの得点はばっちりみました。
とくに澤さんの延長戦でのゴール、本当にすばらしかった!!!
さすが、澤さん。
日本のほまれです。

そしてPK戦。
ドキドキ、ドキドキ、ドキドキ。
キーパーの海堀さん。
すごいセーブでしたね。
魂がこもっていました。

と、言うことで全員で勝ち取った優勝!!!
本当におめでとうございます。

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2011.07.15

明日からプラハです

明日からプラハです。

行きはフランクフルト経由なのですが、
これは、ひょっとしたら「なでしこジャパン」の応援サポータと一緒になる可能性がありそうです、、、
決勝はテレビで観ることができたらいいのですが、

とにかく、心の中で力いっぱい応援しています!!!
昨年はスペインにいたとき、ちょうどW杯の準決勝だったのですが、そのときの盛り上がりは凄かったです。
今年はなでしこジャパン。
応援にも力が入ります。


と、言うことで、
プラハに行ってきます♪

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2011.07.11

セレッソ戦は審判との戦いでした。

昨日のセレッソ戦。
ひどかった。
ひどかった、、、
本当にひどかった。
何が酷いって、
そりゃ、審判のジャッジです。
審判も人間だから、アレコレと言いたくはないのだが、
だが、
それにしても、あのジャッジはなんだったのか、、、
どう考えても「普通」ではありえない。
試合が終わってからも、
今朝も何回も何回もビデオをまわしてみました。
まずはミキッチが前半早々、倒されたところ。
なぜPKにならなかったのか???

次に西川が転がっているところ。
前半の広島選手に対してバンバンとイエローを出した基準(?)からするとあれはキーパーチャージーでは???

そして最後はカズのハンドと判断された場面。
とくに、この場面は酷すぎます。
何回、観てもカズが触っているとは思えないし、
仮に触っていたとしても、「イエロー」を出す状況だろうか???
ウウウウム。
ウウウウム。
と、悩みます。

いずれにしても、前半で、あれだけバンバンと広島にだけイエローを出すってのは、
納得できませんねぇ〜〜〜
あれだけ見境なくカードを出されると選手は萎縮して、思い切ったプレーができなくなり、
結果、形の小さい、おどおどしたサッカーしか出来なくなります。
それは相手のセレッソにも言えることで、
たまたま、広島にイエローを出しまくっているのだが、審判の判断基準がどこにあるのか、判然としないので、
セレッソの選手もカードを意識しまくりの、
本当に冴えない動きしか出来なくなりました。

大胆でダイナミックで華麗であったかもしれない「サッカー」は飯田審判の悪判断で、
どこかに吹き飛び、
暑い夏の夜の時間だけが流れる「つまんないプレー」で終わったことは、サッカーファンとしては、
はなはだ残念です。
勿論、何度も広島の選手の迫力あるプレー、一生懸命の姿もあったのですが、
この暑い中では「数的不利」はやはり厳しかったですね、、、

審判も人間であるから見過ごすことや誤審はあるのは承知ですが、
それでも、90分の間、しっかりした基準で、最終的には誰もが納得するジャッジで終わってほしいものです。
昨日なんて、
何がなにやらサッパリでした。
セレッソと戦っているのか、飯田審判と戦っているのか???
と、悩みながら審判の一つ一つの行動にチェックを入れていました。
判断が感情的なんですねぇ、、、
前半はセレッソが同じことをしてもカードは出ない。
後半は広島の選手が同じことをしてもカードが出ない。
ううううう〜〜〜〜〜んん。
(本来なら、この程度ではカードは出ないのですが、、、)
つまり、
つまり、
前半は、思いつきでカードを出しているとしか言えないようなジャッジのお粗末さでした。
その基準が曖昧で、感情的である場合、それは審判として品性にも能力にも欠けるものだと思います。

いずれにしても、
飯田審判が反省と成長することを望みながら、
昨日のようなジャッジは「今後はもうごめん」です。
なぜなら、
判断の基準が曖昧すぎるから、選手は「萎縮」してしまって、選手本来がもつ能力を発揮することを粉砕するようなジャッジーは、
選手(どのチームにとっても)のためにならないから、、、
、、、、、、、
とはいえ、
こうした悪ジャッジもサッカーのうちと思い、
これを乗り越えていくことの方こそ肝要かと思えば、
飯田さんのジャッジも「天の配剤」と積極的に考えていくことにしましょう♪
と、いうかそれしかない。。

最後に、両チームの選手のみなさん。
お疲れさまでした。
またスタジアムで観戦なさったサポータやファンのみなさんも、暑い中、お疲れさまでした。

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「プラハの旅」がもうそこに。

そろそろチェコに行く時期が近づいたので、今、準備でバタバタと慌ただしい毎日を過ごしています。
夫の会議についていく10日間たらずの旅です。
目的地はプラハ
ヨローッパの中でも屈指の美しさを誇る町です。
スメタナの「我が祖国」を聞きながら、プラハの本を読んでいます。
また「プラハの春」で有名なプラハです。
ずいぶん前にミラン・クンデラの「存在の耐えられない軽さ」を読んだのですが、
もう忘れてしまったので、もう一度本だなから探して読もうと思います。

クンデラも読もうと思いつつ、
それはそれとしてプラハの歴史を調べているのですが、
これがまた面白い。
中世のヨーロッパの歴史は各国、各地が入り乱れていて、受験生泣かせなのですが、
強制的な受験のそれから離れて、もう一度、読み直すと、
本当にワクワクするものがありますね、、、
過去の歴史が、そこここに息づいている、そんなプラハの町のアレコレをを調べながら、
思いはもうプラハに飛んでいます、、、
現地についたら、またブログで写真をアップできたらと考えています。

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もう7月も半ばですね、、、

もう7月も半ばを過ぎました。
バタバタとしていたのですが、その間、いろんなことが政治も経済も社会も動いていました、、、
その都度ブログを書こうと思いつつ、日常のアレコレに埋没していてゆっくりと座ることができませんでした。
と、言うことで久々になにか、書きたいのだが。
さてさて、、、さて。
まずは最後のシャトルが無事ドッキング 古川さん出迎えというニュース。
感動的ですね!!!
打ち上げ直前まで天候がわるくて心配していたのですが、よかったよかった!!!

それから原発問題も何やかにやと色々ありましたね。
やらせメールにストレステスト。
フウウウウム。
先週の土曜日NHKスペシャルを観ていたのですが、
どうにもよく分からなかったのは北海道大学の奈良林直さんの論。
あまりに分かりにくいのでネットでチョイト調べてみたら「あらあらあら、、、、」と言う発言が出てきていました。
なるほど。
そういう人物だったのか、、、
ならば、土曜日の番組内の発言の不確かさも合点承知と、いうことです。
「安全、安心を今後とも堅持するために努力する」の一点張りで原発を擁護されても、
この間の福島の事故、その後の対策、被害の大きさ、これからのことを思うと、
安全や安心が担保されているとはとても信じられない現実をみているのだろうか???
と、悩みながら奈良林さんの発言を聞いていました。


いずれにしても、
今後の成り行きに注目です。

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