今日はナガサキの日
です。
今年は東京電力の原発事故などもあって、とくに注目を浴びたヒロシマ、ナガサキ宣言です。
私も6日のヒロシマの日には近所のお寺に9条を守る会の方々と「平和の鐘」一振り運動に参加してきました。
今年はアメリカからも初めて代表が参加ということでこれまた注目を浴びました。
「原発に依存しない社会」を目指して今日からさらに一歩、一歩前進です。
さて原発にからんで、オバマさんの「核兵器廃絶 プラハ宣言」が思い出されます。
全文の訳を改めて読みながら、
あのプラハ城のあの地でプラハから世界にむけて高らかに宣言したのだと思い、感慨に耽っています。
オバマさんは最後を以下のように結んでいます。
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われわれが直面すべき世界には、暴力と不正義が存在します。私たちは、お互いにバラバラにではなく、自由国家として、自由な人々として、共にしっかり立って、世界に立ち向かわなければなりません。武器をとって立ち上がれという呼びかけは、静かに冷静でいようという呼びかけよりも、男たちや女たちの心をかき乱すことができることを私は知っています。しかしだからこそ、平和と進歩のためにする声を共に上げていかなければならないのです。
そうした声は今でもプラハの隅々に谺しております。それらは1968年の亡霊です。それらはベルベット革命の喜びに満ちた響きであります。それらは、1発の銃弾も放たずに、核兵器帝国を屈服させるのに預かって力があったチェコ人です。
人類の運命は、私たちが作りあげるものです。ここ、プラハで、よりよき未来に到達することによって、われわれの過去を名誉あるものとしましょう。われわれの分断に橋を架けましょう、われわれの希望を築きましょう、そしていま我々が見るよりもより繁栄し、より平和な世界と旅立つ責任を受け入れましょう。ありがとうございました。
(オバマさんの演説より)
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ウウウウム。
プラハの春。
そしてビロード革命と、続くチェコの人々の不屈の精神を思い出します、、、、、
彼らのエネルギーと誇りは静かな川、ヴルタバの流れに実に似ています。
ゆっくりと、滔々と流れ、枯らすことなく続く平和への願い。
それは不断の努力であり、当たり前の平静から培われるものなのでしょうね。
今日は長崎の日。
そして遠いプラハのことを思いながら、、、
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