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2011.08.09

長崎平和宣言とプラハ演説と。

今日はナガサキの日
です。
今年は東京電力の原発事故などもあって、とくに注目を浴びたヒロシマ、ナガサキ宣言です。
私も6日のヒロシマの日には近所のお寺に9条を守る会の方々と「平和の鐘」一振り運動に参加してきました。
今年はアメリカからも初めて代表が参加ということでこれまた注目を浴びました。
「原発に依存しない社会」を目指して今日からさらに一歩、一歩前進です。

さて原発にからんで、オバマさんの「核兵器廃絶 プラハ宣言」が思い出されます。
全文の訳を改めて読みながら、
あのプラハ城のあの地でプラハから世界にむけて高らかに宣言したのだと思い、感慨に耽っています。
オバマさんは最後を以下のように結んでいます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
われわれが直面すべき世界には、暴力と不正義が存在します。私たちは、お互いにバラバラにではなく、自由国家として、自由な人々として、共にしっかり立って、世界に立ち向かわなければなりません。武器をとって立ち上がれという呼びかけは、静かに冷静でいようという呼びかけよりも、男たちや女たちの心をかき乱すことができることを私は知っています。しかしだからこそ、平和と進歩のためにする声を共に上げていかなければならないのです。
そうした声は今でもプラハの隅々に谺しております。それらは1968年の亡霊です。それらはベルベット革命の喜びに満ちた響きであります。それらは、1発の銃弾も放たずに、核兵器帝国を屈服させるのに預かって力があったチェコ人です。
人類の運命は、私たちが作りあげるものです。ここ、プラハで、よりよき未来に到達することによって、われわれの過去を名誉あるものとしましょう。われわれの分断に橋を架けましょう、われわれの希望を築きましょう、そしていま我々が見るよりもより繁栄し、より平和な世界と旅立つ責任を受け入れましょう。ありがとうございました。
(オバマさんの演説より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ウウウウム。
プラハの春。
そしてビロード革命と、続くチェコの人々の不屈の精神を思い出します、、、、、
彼らのエネルギーと誇りは静かな川、ヴルタバの流れに実に似ています。
ゆっくりと、滔々と流れ、枯らすことなく続く平和への願い。
それは不断の努力であり、当たり前の平静から培われるものなのでしょうね。

今日は長崎の日。
そして遠いプラハのことを思いながら、、、

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コメント

 今年の広島・長崎の平和祈念式典ほど、戦後平和主義におどろおどろしい違和感を感じたことはなかった。原爆の投下と原発事故への反省がどこで結びついて同居するのかの疑問からはじまって、それを提起している菅直人という首相が…まさしくこの男がこの国の総理大臣なのもおどろおどろしい違和感の最初の理由なんだが、核使用と平和利用をまぜこぜにして、核アレルギーを撹拌している。
 福島原発事故の直後、SPEEDIのデータを隠ぺいしてベントのタイミングを誤らせた原因者の菅直人が、ノーベル賞ねらいの脱原発を提唱する。なによりも日本の国民生活の安全をまじめに考えれば、最初に気にかかる北朝鮮の核への懸念が、参加者やマスコミのどこからも聞こえてこない現実。
 それというのも、民主党の金庫から流れた資金が管直人の資金団体を経由して、拉致事件と密接な関係のあるローカルパーティにわたっていた事実。民主党の金庫には政党交付金も入っていたとすれば、菅民主党は国民の納めた税金で拉致実行グループを支援していたことになる。
 戦後平和主義、9条平和のまやかしはあきらかなんだが、それを報道しなければいけない報道機関幹部は夜な夜な銀座のバー四馬路で菅直人夫妻と飲んだくれている。だました市民運動家が悪いのか、だまされた国民がバカなのか…

投稿: 罵愚 | 2011.08.09 17:52

せとさん。今晩は。
帰国を祝します。プラハよりの現地リーポートも読ませていただき、一層具体的に、リアルにオバマの核廃絶宣言も理解出来ました。平和と民主主義の理念はこの現実の中に生きており、曲折があっても、広く深く根を張って行くのだと実感出来ました。一人一人、一歩、一歩の前向きでの取り組みが新しい時代を刻んでおります。今年の広島、長崎で行われた原水爆禁止の市民的、国民的、人類的諸行動を通して、特に、私は、米国主導で、「原爆」が「原発」に姿を変えて今日本国民を苦しめているんだとの認識を新たにしました。

投稿: hamham | 2011.08.09 19:56

 護国神社に無数の献灯が飾られる季節になり、広島・長崎がおわると日本人の思いは自然と「いったい、あの戦争はなんだったのだろうか?」「20世紀の歴史を反核・反米・9条平和」でくくってしまっていいのだろうか?の疑問がわいてくる。
 「日本の侵略戦争」「連合国がアジアの平和を守った戦争」の観点に立ってさえも、そのアジアのほとんどが連合国の植民地…あるいは半植民地だった事実は疑いがない。アジアを侵略したのは連合国と呼ばれる植民地列強であり、仲間外れにされた異端のメンバーだった日本の自爆戦争だったのだろうか。
 ヨーロッパの大航海時代にはじまる植民地獲得競争が飽和状態になって、早い者勝ちの陣取りゲームから他国の植民地を横取りするようになった結果がふたつの世界大戦だったと解釈すれば…そして、その植民地列強の一員としての大日本帝国の既得権益擁護の権利が認められるとすれば…ということは、ゲームのルールが現在の国連憲章ではない、昔のルールで解釈すれば、日本の開戦は独立国としての正当な防衛戦争ではなかったのか。
 「大東亜解放が、どこまで本気だったのか」の疑問は、しかし、戦勝連合国もおなじ趣旨のお題目をならべていたわけで、双方が現実にとった行動…歴史的事実を客観的に俯瞰してみれば、結論はあきらかだと思う。あれはやっぱり太平洋戦争ではなくて大東亜戦争だった。

投稿: 罵愚 | 2011.08.10 06:26

台湾で核廃棄物保管場所が問題になってるそうです。原発でどんどん増える核のごみどうするんでしょう??CO2よりずっとやっかいなごみかも??
いろいろ批判もあるオバマさんだけど本心で言ったならなんかいいなあと思いました。悲しい歴史のあるプラハで平和へのメッセージを高らかにうたいあげたんですもの。
もちろん現実は厳しく宣言にそぐわないこともあるかも?

でも世界の人が宣言に賛同してそういう気持ちもってくれたらいつの皮下夢物語でなくなるかも??

広島長崎の人の表現できないとてつもない悲しみ苦しみも救いができるかもしれませんね。

ある人いわく
問題とはあるべき姿と現実とのギャップである。そしてそれが解決すべき事柄である。


あゆいわく
じゃあ解決は大きく分けて2つ
1あるべき姿を現実に合わせる。
{比較的かんたんに解決できます}
2矛盾といわれようが妄想といわれようが理想は捨てずたからかと掲げ続ける。いしを受け継いでいき3歩進んで2歩下がるでもそちらを向き続ける。

投稿: あゆ | 2011.09.03 11:46

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