被災地に行ってきました
昨日 写真クラブの皆さんと共に被災地に撮影会に行ってきました。
このクラブは公民館主催の教室からさらに発展して有志が、作ったのですが、講師は建築物を主に撮る方です。
震災後、被災地は青森から茨城まで訪れて、その生々しい実態を写真を通して伝えていくことがご自分の与えられた使命だと、精力的に各地の写真を撮っています。
とくに建物の崩壊に対しては、心を痛め、
復興に歩む人々の苦悩や喜びを切り取った写真の1枚、1枚から無言のメッセージが伝わってくるようです。
そんな講師は、私たちにも「絶対に被災地の目の当たりの現実を見るように、、、」と言われ今年の撮影会は被災地を訪ねるということになりました。
行き先は塩屋崎灯台、豊間海岸、小名浜漁港などです。
途中、いわき明星大学の近くのニュータウンにある仮設住宅にもよりました。
いろいろ、、、
思う事はいっぱいですが、
まずは写真をご覧ください。
仮設住宅です。
ここは楢葉町の方々が入居しているそうで、すでに自治会も出来ているようです。
簡易の店も開き、住民の方々は、不自由な生活とは言え、日常を取り戻しつつあるようです。
仮設の前に、花を植え、楽しんでいらっしゃる光景が和やかでした。
それから岬に、向かったのです、途中の海岸通りには、「家」の跡地と思われるむき出しの土台だけが残っている場所が所々にあり、
また残っている家も壊れて人が住めるような状態ではありません。
岸壁のコンクリートが家を直撃したところもありました。
その後、豊間中学校に行ったのですが、ここの体育館はとても大きな被害を受け、そのままの状態です。
プールと思われるところはがれきの山でした。
ここで、子どもたちが体育をしたり、応援をしたり、
以前は喧噪に包まれていたのだと思うと、胸が詰まってきます、、、
復興はまだまだと感じながら、
自分に何が出来るか、と改めて思った一日でした。
| 固定リンク
| コメント (0)
| トラックバック (2)
最近のコメント