大河ドラマ 平清盛
NHK大河ドラマ「平清盛」。
とても面白く観ています。
今日は、いよいよ平家の棟梁になった清盛が、
やんごとなき人々の中に入って「堂々???」と歌を詠むシーンが魅力的でした。
その前段の妻時子との心の入れ違いが、きめ細やかに描かれていて、
その後での「歌会」。
ひたすら家族を思う清盛の心情がダイレクトに伝わる歌でした。
はっきり言って稚拙でガサツで未熟な清盛が、これでもか、これでもか、、、と映し出され、
そのたびに、一体、この人はいつ大人になるのか、と思うのです。
が、
が、
確実に成長している清盛が毎回、描かれているように私は思います。
親への思い、それは実の親ではないが、育ててくれた父、そして母への熱い思い。
異母兄弟との言葉にならない葛藤を超えての信頼。
そんな血縁との関係と、
なによりも妻、明子や時子との深い情愛の行ったりきたりが、素敵です。
実に細やかに描かれています。
こうした人間関係を通して成長して行く清盛の姿は清々しいと私は楽しくワクワクしながら観ています!!!
魑魅魍魎の宮中にあって、如何に武士が台頭していくかを、
丁寧に、そして幾分乱暴に描かれているのですが、
そこには時代を作った人々のエネルギーが充満しています。
これから、いよいよ貴族の衰退と武士の台頭。
どのような人間ドラマが映し出されるのか、本当に楽しみです!!!
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