« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »

2012.04.29

大河ドラマ 平清盛

NHK大河ドラマ「平清盛」。
とても面白く観ています。
今日は、いよいよ平家の棟梁になった清盛が、
やんごとなき人々の中に入って「堂々???」と歌を詠むシーンが魅力的でした。
その前段の妻時子との心の入れ違いが、きめ細やかに描かれていて、
その後での「歌会」。
ひたすら家族を思う清盛の心情がダイレクトに伝わる歌でした。
はっきり言って稚拙でガサツで未熟な清盛が、これでもか、これでもか、、、と映し出され、
そのたびに、一体、この人はいつ大人になるのか、と思うのです。
が、
が、
確実に成長している清盛が毎回、描かれているように私は思います。
親への思い、それは実の親ではないが、育ててくれた父、そして母への熱い思い。
異母兄弟との言葉にならない葛藤を超えての信頼。
そんな血縁との関係と、
なによりも妻、明子や時子との深い情愛の行ったりきたりが、素敵です。
実に細やかに描かれています。
こうした人間関係を通して成長して行く清盛の姿は清々しいと私は楽しくワクワクしながら観ています!!!

魑魅魍魎の宮中にあって、如何に武士が台頭していくかを、
丁寧に、そして幾分乱暴に描かれているのですが、
そこには時代を作った人々のエネルギーが充満しています。

これから、いよいよ貴族の衰退と武士の台頭。
どのような人間ドラマが映し出されるのか、本当に楽しみです!!!

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2012.04.27

小沢さん、無罪。いよいよ証人喚問に応じてください!!!

小沢さん、無罪になりましたね、、、

判決は無罪だったのですが、大善裁判長は「限りなくクロに近い灰色で、今回は証拠不十分」的な言い回しでの無罪でした。
実にわかりにくい判決趣旨でした〜〜〜
これについては上脇さんが詳しく解説して下さっています。
最大の争点となった元秘書との共謀について、
土地購入代金の計上を翌年にずらすことの「報告を受けていない」とした小沢被告の供述は信用できないと言い、石川知裕衆院議員から報告を受け、了承したと認定しました。そして石川議員や池田光智元秘書が、小沢被告の了承を受けた上で虚偽記載したことを認めました。

また、例の4億円についてもこれを担保に銀行から融資を受けることも、説明を受けて了承していたとし、提供した4億円を簿外で処理することも、「小沢被告の意向に沿うものだったと考えられる」と判断。
検察官役の指定弁護士側の主張に沿った事実認定をした上で、
土地取得が05年分の収支報告書に記載されることは適法と考えた可能性があるなどとして、虚偽記載の故意や、元秘書との共謀について、立証が十分でないと結論付け、無罪としました。

報道によれば、小沢被告の法廷での供述については、「変遷や不自然な点が認められ、信用できない」と指摘。「秘書まかせ」との釈明について、「政治資金規正法の精神に照らして、芳しいことではない」とも批判。

争点の一つだった強制起訴議決の有効性については、適法と判断。その上で、「事実に反する捜査報告書を作成し、検察審査会の判断を誤らせるようなことは決して許されない」と述べ、見立てに沿った捜査が問題の背景にあったと指摘。検察当局で十分に調査し、対応すべきだと述べました。

法律用語が多くて一度読んだだけではともて分かりにくいのですが、
いずれにしても小沢さんは「無罪」になりました。
これは検察の取り調べの可視化など多くの課題を残した裁判として、これから相当入念に「裁判、検察の取り調べ」などの見直しをしていくべき問題だと思います。
また政治資金改正法の見直しなども検討課題として残っています。
これについても、またいろいろと考えていきたいです。

と、言うことで、これからいよいよ「証人喚問」に応じて、私たち国民にしっかりと説明して下さい。
私はずっと裁判が終わるのを待っていたのです。
なにしろ「裁判中だから国会には出られない」というのが理由だったのだから、、、
小沢さんが今後、どのような政治的立場で政治に関わるのかは「ともかくとして」、
まずは「政治とカネ」について国会の場でキッチリと説明する責任があるのではと、私は考えます。
今後の小沢さんの動きにさらにさらに注目です!!!

| | コメント (0) | トラックバック (2)

2012.04.24

佐渡に行ってきました

この週末は佐渡に行ってきました。
夫が佐渡トキマラソンに出るので私も付いて行ったのです。
土曜日は天気が曇りで今にも降り出しそうな不安な空を見ながら、朝の早いうちに上野まで行きました。
申し込んでいたツアーは東京駅、上野駅、大宮駅のどこからでも都合のいいところで乗れるものだったので、
私たちは上野からの参加にしました。
所定の時間に新幹線がホーム滑り込んできて、
さぁ、いよいよ佐渡への旅の始まりです!!!
すでに東京から乗っている方が大勢いて、車内の雰囲気は「もう走るぞ♬」という意気込みで充満していました。
空はやはりドンヨリなのですが、次第に明るくなるような希望を持って、車窓をみながらの2時間あまり。
新潟に着きました。
それからタクシーに乗って、フェリー乗り場まで行ったころは、空はすっかり晴れて、
桜が7分、8分と咲いて美しいパステル色で町は彩られていました。
フェリーにゆられ、ゆられて、
佐渡港に着いたのは3時。
それから、私たちは宿に行ったのですが、マラソン会場に行く人が沢山いらっしゃいました。
「明日はれるといいね===」と知り合いになった方と声をかけながら、
マラソンの前日をリラックスして過ごしました。

そして、
当日。
天気は曇り。
マラソンには最適の天気。
私は観光バスに乗って、佐渡を回りました。
私は訪れたのは、
佐渡博物館、佐渡歴史伝説館、根本寺、トキの森公園で、3時間半のコースでした。
私のように夫がマラソンに出ていて、お伴で来た奥さんとお友達になり、
観光ツアーではご一緒しました。
今までは佐渡と言えば「おけさ」しか知らなかったのですが、
実は奥深い伝統芸能が沢山、たくさんある本当に魅力的な土地であることを知りました。
薪能をはじめとした都の芸術が多くの政治的理由で流罪された人々の思いを今に伝えています。
また金山を中心にさかえたこの土地は、精巧な技術が発達した地でもあります。
宗教や芸術、そして産業を静かに守りながら、暮らしている佐渡の人とほんのひと時ですが、お話させていただき、貴重な経験をしました。

さて、夫は、目標のサブ4にはほんの2分ちょっと手が届かず悔しい思いをしながらも、
無事完走!!!
佐渡のコースはアップダウンがきつくて、かなり厳しいマラソンになるかもと事前に話していたのですが、
なかなか良い記録が出たのでは、と私は思っています。

さてさて、そんな中、
トキがふ化したのです!!!
素晴らしい、嬉しいニュースで帰りの月曜日の佐渡は湧きにわいていました。
36年ぶりのトキの誕生!!!
本当にこんな素晴らしい日に佐渡にいる事ができて、私たちはラッキーでした!!!

いろんなことが本当に楽しく素敵な佐渡の旅でした!!!
また後ほど写真をアップします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

« 2012年3月 | トップページ | 2012年5月 »