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2012.08.27

蝉の鳴き声の中に秋風を感じる時期になりました

蝉の声がまだまだ元気です。
ミンミンミン。
アブラゼミに混ざって、ヒグラシの鳴く声なんかが聞こえて来る時期ですが、
そう思うと、確かに真夏日の中にも涼しい風が時々吹いてきます。
秋は確かにそこまで来ているのですね。

「やがて死ぬけしきは見えず蝉の声」松尾芭蕉。

蝉の命は7日。
その限りある命を精一杯生き抜く姿に無常を感じ、
人もまた同様であることを謳ったのでしょうか???
そう言えばNHKで八日目の蝉というドラマがありました。
角田光代さん原作のドラマで、母と子の本当に切ない物語でした。
その中で「八日目の蝉」について触れる箇所がありました。
「八日目の蝉は仲間がみんな死んで孤独な蝉ではなくて、1日余計に風景を見る事ができる蝉なんだ」と言うところです。
やがて死ぬ景色ではあっても、精一杯見続ける蝉の逞しさと哀しさが、物語の美しさと儚さにあいまって、
ズシンと感じるものが伝わる良質のドラマでした。

と、言う事で、私たちも一日、一日、一生懸命に生きて行かなければ。


In the strong sunshine, the cicadas are singing.
It is hot just hear sounds.
In evening there is often a cool breeze.
Autumn is just around the corner.
Thank you.

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コメント

限り有る命が大事にされますように。
5対1で単純に1をぎせいにしていいという社会にあまりむかってほしくないような・・・。

投稿: あゆ | 2012.08.30 13:32

あゆさん。
全く同意です!!!

投稿: せとともこ | 2012.08.31 16:59

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