旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群
ナイタイ高原牧場から糠平湖を通り層雲峡に行く途中に旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群という鉄橋の跡があります。
これは、音更川にかかっている大型コンクリート製アーチ橋。
ここをかつて鉄道が走っていたそうですが現在は廃線となっています。
しかし、旧国鉄士幌線の遺産として約50の橋があり、包括して「ひがし大雪アーチ橋」「旧国鉄士幌線コンクリートアーチ橋梁群」とも呼ばれているというものです。
最も有名なタウシュベツ橋梁。
長さ130mで10の橋脚と11連アーチだそうです。
ネットで調べてみると以下の情報がありました。
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実は1939年に旧国鉄士幌線が全通した際に音更川支流タウシュベツ川にかけられたアーチ橋(1937年竣工)であるが、現在ある発電用人造湖の糠平湖の建設のため、1955年8月1日に鉄道ルートを変更してしまい、使うことがなくなった橋である。よって、タウシュベツ橋梁は廃線時の橋梁ではなく旧線の橋梁なのである。こうして、タウシュベツ橋梁は糠平湖に沈むことになった。
(旧国鉄士幌線タウシュベツ川橋梁のサイトより)引用
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また、
糠平湖は水位が変化するため、季節によって、タウシュベツ橋梁が見えなくなるそうで私たちが訪れたときは殆どが水に沈んでいました。
上士幌町鉄道資料館が途中にあって、私たちも覗いてみました。
中には1925年に帯広から十勝三股までが開通した国鉄士幌線の当時の様子がビデオで上映されています。1987年に廃止されるまでこの士幌線は住民の歴史とともにあったのだと強く感じたものです。
その後、私たちは層雲峡へと向かいました。
つづく
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