美輪明宏「ヨイトマケのうた」
先週の金曜日(2月22日)のNHKの朝のテレビ番組「あさいち」に歌手の美輪明宏さんがゲストで出演。
思わず最後まで観てしまいました。
美輪さんと言えば昨年の紅白の「ヨイトマケ」を思い出します。
凄い迫力でしたね。
若かりし頃、まだ丸山明宏と名乗っていた頃の「ヨイトマケ」を聞いたことがあります。
とにかく顔が美しい。
こんなに整った顔があるのか、、、とため息がでるくらい美しかったことを覚えています
その後、放送禁止になったとかで、
テレビから聞く事もなくなり、
いつしか私の中では「いろもの」の俳優のように位置づけられて、
あまり気にすることもなかった人でした。
が、
が、
あの紅白での熱唱。
ウウウム。
熱唱というよりは冷静にかな???
まるオペレッタをみているような不思議な感覚に捕われました。
まず驚いた事は、あの髪。
美輪さんといえば金髪で派手化粧の「おばさん」。
ところが舞台に立った時は真っ黒な髪に黒の服というシンプルなもので、まずそのギャップに驚きましたが、
「♪いまも聞こえるヨイトマケのうた、、、、」と歌い出した時の、あの野太くてズシンと胸に響く声に引き込まれます。
幼かった頃の思い出を歌う時は、そのような声で。
かぁちゃんの働く姿を滔々と歌う時は時間が圧縮されるように。
そして、
「♪あれからなんねん経ったことだろう」と歌い出す時のあの艶のあるバリトン。
6分の中で、ここまで変幻自在に声を使い分け、
場面を作り上げる歌い手ってそうそういませんよね。
本当に素敵でした。
長崎出身と言う事で「平和」への思いも強いし、
また労働者への共感を歌い上げるところなんかは、
良いなぁ♪と思うのです。
が、
こんな美輪さんですが、
私個人はスピリチュアル部門(?)に関しては、「ちょっと待った」とは思います。
まぁ、
こんな部分、あんな部分もあっての美輪さん。
是々非々で見て行こうと思っています!
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