「渡されたバトン」と言う映画を観ました
「渡されたバトン〜さよなら原発〜」」という自主制作の映画を観ました。
あらすじは公式ホームページに詳しく掲載されています。
日本のどこにでもある漁村。
過疎化が進んでいる中、人々がなんとなく元気も無く覇気もない町に、
突然、原発を誘致しようと電力会社が「町おこし、村おこし」の御旗を掲げてやってきます。
利害がからみ、
それぞれの思惑が交錯して、
町は二分するのですが、
そうこうするうち、1979年のスリーマイル島原発事故、1986年チェルノブイリ原発事故が相次いで起こり、
町民の反応は次第に原発への不審につながり、
最後は電力会社も誘致を諦めた、
と、言う話です。
実際にあった話なので、説得力もあり、
福島の事故を体験した今、原発が安全だとか、原発が町おこしになるとは誰も信じませんが、
当時(1968年から25年間)の現状を思うと、この町の人々は素晴らしい先見性があったと思いました。
原発はいらない。
本当にそう思うものです。
新しい原発は絶対にいらない。
ただ、今、ある原発はどうしたらいいのか、、、
その対応については、私個人はまだ結論は出していません。
再稼働は急ぐべきではないと思います。
少なくとも今の政府の方針であさっりと「安全宣言」されて再稼働へと進むのは、
とても不安です。
が、
だからといって、
このまま、ずっと眠らせておくだけというのも、どうなんだろうと、
悩むのです、、、
ウウウム。
いずれにしても、今、はっきりと言える事は、
新しい原発は絶対に必要ない、
と、言う事です。
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