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2014.06.11

集団的自衛権には反対です

今日、党首討論が行われました。
今国会ではじめての討論会で注目は民主党海江田さんがどこまで集団的自衛権に迫れるか、、、でした。
時間が20分あまりという短いものであったこともあり、消化不良で終わってしまいました。

それにしても、
何度聞いてもサッパリわからない安倍さんの説明。

紛争に不幸にして巻き込まれた場合の設定をパネルで。
赤ちゃんを抱く母親や子どもらを乗せた米軍艦が戦地から日本に避難する際、今の憲法解釈では日本の軍艦が日本人を乗せた米軍艦を守れないと言う主張。
このような事態が現実に起こるとは思えないし、安倍さんも本音は無理筋と思っているからか情に訴えるように登場させた赤ちゃんとお母さん。
ここまで緊迫する前になんで逃げなかったのか赤ちゃんとお母さん、どうして助けなかったのか日本政府と言う突っ込みは置いといて。
さて、
米軍艦を守らねばならない日本の軍艦が近くにいるのであれば、日本人は日本の軍艦に乗れば済む話であり、どうして米軍艦に乗って日本の軍艦に守って貰わねばならないのか、
邦人が乗っているかどうかの見分けはつくのか?
さらに過去の事実としてイランイラク戦争の折、米軍は邦人救出をしなかったのですが、トルコの民間機が邦人救出と言う有名な話があります。。

さてさて、そんな疑問もなんのその。
現実に起こるかどうかわからない設定をたてて、「さぁどうする」「これで国民の命が守れるか」と畳み掛けて来る安倍さん。
国民の命を盾にとって「どうする、どうする」の安倍さんですが、以前の主張はご自身の著書にある通り。
============
「アメリカが日本を守るために血を流してくれるのに、日本はアメリカを守るために血を流さない、などといった勝手な話は通用しない」。
============
「日本人よ、血を流せ」から「国民の命を守る」に変えたのは勿論、耳障りの良さを狙ったのでしょう。

本当はそんな設定は無いに等しいのだが、百歩譲ってその議論の俎上に乗り、異を唱える議員に対して、またまた「仮に近海で紛争が起きた場合、法人救出に力を貸す米国軍をただ見ているだけでいいのか?」と振り出しに戻り、というか振り出しから一歩も進まず、その仮定ばかりを話す安倍さん。
ふっ〜〜〜

たとえば昨日の国会。
記憶に辿っているので詳しくはYouTubeなどでご覧下さい。
民主党の江崎議員が戦死者という深刻な問題に着いてイラク、イラン戦争のおりの具体的な数字を示して、「総理は日本の若者に死ねと言うのか」と言う内容の質問をしたときも、
「あなたとは次元が違う」とか言ってまともに答えない安倍さん。

私たちが本当に知りたい事は「戦争に巻き込まれ戦死者が出たらどうするのか?」と言うことなのだが、
それに対しては、いつでも「近海に紛争が起きたら、、、、」と言う振り出しに戻る安倍さん。

それでも「巻き込まれたら」と問うても「近海で邦人が、、、、」と押し通す安倍さん。

個別的自衛権で十分間に合うのでは、と言う質問に対しても「近海で、、、、」と振り出し。

なぜ憲法解釈なのか、という質問でも「近海、、、、、」。

とにかく、
とにかく、
どの質問に対しても、誰の質問に対しても(勿論、5月15日の記者会見も)金太郎あめのような解答。
その仮定が経過であり結論である総理の見解は、私には何回聞いても納得できないのです。

と、まぁそんな感想はともかく。

本当にいいのか「集団的自衛権」と言う記事や防衛元幹部が断言「個別的自衛権でも対処は可能」などの記事を読むと如何に安倍さんが詭弁でその法律を通そうとしているのか分かります。
また集団的自衛権にたいするまとめなども参考になります。

いずれにしても憲法が法律に蹂躙されていくような危惧を感じます。

それにしても、なんのために、誰のために、こんなに急ぐのか?安倍さん。

この問題、これからも見ていく必要があります。
最後に私の立場は集団的自衛権には反対です!!!

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コメント

 心配しておりましたが、お元気になられてなによりでございます。じめじめした天気から、蒸し暑い季節と、つらい時期がつづきますが、ご自愛ください。

 さて表題の集団自衛権ですが、集団も個別もない。平和憲法は自衛権そのものを否定していて、自衛隊も日米安保も明確に憲法違反だとわたしは思います。
 おそらく先生も、ここまでは同意見ではないかと想像しますが、そのうえで、だから平和憲法と心中するのか、離別するのかのところからの議論ではないのでしょうか?

投稿: 罵愚 | 2014.06.12 11:20

罵愚さん。
こんにちは。
コメント有り難うございます。
お元気でしたか?

私は先にも書いたように体は元気、元気なのですが、
足の骨が無理がたたり、変形してしまって、いよいよ手術したのです。
おかげさまで、順調に回復しているのですが、リハビリ、筋トレが大変です。
梅雨のジメジメもキツイですぅ。

でも天候に負けず、口くらい足が動くように頑張りますねo(*^▽^*)o


さて、本題。

あなたと私とは経済では意見の合う所多々ですが、防衛では違う意見であり、是々非々の立場で意見交換を重ねてきましたから、私もこの記事を書きながらあなたのことを思っていました。

そうです。あなたのご指摘とおりです。
私は基本的には個別的自衛権も反対なのですが、
(そう言う事態になる前になんとかして対話で平和的に解決したいと言うこと)今回の安倍さんの勇み足には「おいおい、それって個別的自衛権で網羅できるんじゃ?」と疑問を呈しているわけです。

なによりも、憲法解釈で集団的自衛権を行使していこうとすること、
その判断が「時の政府」に任されると言う事には、
危惧を覚えています。

いずれにしても、
この問題、これからもしっかりと見ていきたいですね。

では罵愚さんもくれぐれもお体、ご自愛を。
そうそう、
そのうち、富士山をみにいきたいです。
朝ドラ的(ご覧になっていますか、花子とアン)には静岡は「表?裏?」
どちらも素晴らしい富士山だと私は思うのですが。

投稿: せとともこ | 2014.06.12 15:18

 ヴィーナスはすこし腰をくねらしているから美しいのであって、あれが女学生の体操の時間のように気おつけをしていては、面白くもなんともありません。富士山もおなじで、前景に駿河湾と松林、宝永山がすこしバランスをくずしているから富士山なんです…
 さて、自衛隊、日米安保の現状が憲法違反の認識では一致して、話し合いで解決するのがいちばんだというところでも、わたしは同意いたします。戦後外交のなかでも、話し合いで成功した事例としては、小笠原、沖縄返還交渉があり、未解決・失敗例としては北方領土、竹島、尖閣、現在悪戦苦闘しているのが拉致事件というところでしょうか。
 話し合いではなにも解決しないとか、いうつもりはありませんが、成功と失敗を分けた原因はなんだろうか? は吟味してみる必要がありそうだし、武力のもつ抑止効果も考えてみる必要がありそうです。あるいは同時に、失敗事例としての大東亜戦争も議論の対象でしょうか?

投稿: 罵愚 | 2014.06.13 05:41

 ちょっと風呂敷を広げすぎてしまったきらいがある話の進行ですが、もうちょっと進めさせていただきますと、小笠原、沖縄の成功の原因は安保条約、日米の同盟関係だと、わたしは思います。あなたは感情的に、嫌いな議論の進め方かもしれませんが、冷戦下、自陣営に日本をつなぎとめておく必要から、日本の防衛・安全保障は、全部、アメリカが負担していた。
 あなたたちは戦後70年間の平和が…ひとりも殺さなかったし、ひとりも殺されなかったのは平和憲法の9条効果だと信じておられるようですが、客観的にみて、米軍の後方基地、不沈空母としての日本列島を米軍の兵士が守った70年間で、たまたまその航空母艦に変な憲法をもった原住民が住んでいたにすぎないと思うのです。おかしな日本人に代わって、アメリカの兵隊が殺してくれたし、殺されてくれたのです。もちろん、かれらは好きでやったことですから、わたしたち日本人が、それに責任を感じる必要はありません。
 裏がえすと、北方領土、竹島、尖閣、拉致事件の未解決は、日本もアメリカも解決をサボった結果です。そして、いま、アジアのパワーバランスにおおきな変化が起きて、この日米同盟の信頼性が失われはじめている。この変化をどう評価するか、あるいはどう対処するかの議論が、集団的自衛権と呼ぶ、あたらしい噴火口をつくったのだと思います。

投稿: 罵愚 | 2014.06.14 17:19

罵愚さん。
こんにちは。
有意義なコメントと温かい励まし、とても嬉しく思いました、、、

サッカーとリハビリ、そしてSTAP細胞について調べたりと、バタバタしていたらなかなかお返事書く事が出来無くて失礼しました。


さて、
ご指摘のように、
過去と「今」そして未来に対して、どうあるべきか。
本当に真剣に臨む時期なんだな、、、と改めて思っています。

とくにこの間の安倍さんの手法、あまりに進み方が早くて、私はまだ追いついていないのです、、、
もう少し、考えさせて下さい。
また考えるためのアドバイスもあなたやあゆさんから頂けたら嬉しく思います。

ではまた。

投稿: せとともこ | 2014.06.19 14:08

どこかの右翼風に。

自衛隊員がアメリカ軍守り名誉の戦死。そして靖国に英霊として葬られたら??

鬼畜米英叫んでアメリカ軍と戦い、人生犠牲にして悲惨な最期を遂げた英霊と
そのアメリカ軍助けて最後を遂げた英霊。

総理は参拝して彼らになんというのでしょう???

投稿: あゆ | 2014.07.06 21:00

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