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2014.08.16

無言館に行って

昨日8月15日、終戦の日。
家族で無言館に行って来ました。

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第二次世界大戦で没した画学生の慰霊を掲げて作られた美術館で、美術館「信濃デッサン館」の分館として1997年に開館した。館主は窪島誠一郎。自らも出征経験を持つ画家の野見山暁治とともに全国を回って、戦没画学生の遺族を訪問して遺作を蒐集した。
(上記wikipediaより)
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以前から行きたいと思っていたのですが、なかなか機会に恵まれなかったのですが、
今回、ようやく行く事ができました。

志なかばで筆を折った画学生たちの作品が館内いっぱいに展示されています。
横にはその作品の書き手が、「どこで何により戦死したかが書かれています。
またその人にまつわるエピソードがあり、そのどれもが涙なくして読めません。

新婚半ばで戦地に赴いた青年。妻の絵を描き、「あとは帰ったら必ず描く」と言い残し、戻らぬ人になりました。
妹のことを心配し、戦地に旅立つその日まで妹のことを気にかけて逝った兄。
祖母の絵を描きながら「これが最後かな」と言う孫に向い、祖母は日なたの光にまみれ静かに笑って送り出した話。
戦後、かたくなに息子の事を語らず、死を認めなかった父。

そんなエピソードが静かにそして迫力をもって語りかけてきます、、、

まんなかのガラスの展示には
「弔辞」や「死亡通知」や戦地から上司が遺族にとどけた戦死の通知など
生々しい記録がおかれていました。

どれをみても、
どれをよんでも
涙が出ます、、、

そこにあるのは
一人ひとりの生であるから、
生きて来た証であるから。
そんな証がある日、プツリと切れて
目の前から消え、
遺されたものは、ただその証、行きていた証をもとめて戦後、空気のように行きて来たのでしょうか、、、

私は些細な事で夫にすぐ文句を言います。
じつのところ、それがつまらない事であることを知っているのです。
それは夫がいつまでもいてくれるからと安心しているから。
でも、
あの画学生の声や叫びを聞いたとき、
それは違う。
今、生きている人がいつ目の前からいなくなるか分からない。
だから
今、生きている人を大切にしなければと強烈に思いました。
そして
未来に通じる「命」をも大切にしなければと。
無言館は決して私たちを無言では帰さない。
もの凄く、雄弁に、
これ以上ないくらい饒舌に語ってくるのです。
「命」を、、、

過ぎた事はすぐに忘れるのだが、
だが、
忘れる前に多くの人に語っていきたいと強く思ったものです。

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コメント

犠牲になられた方の叫びを受け止めて生きたいものです。

投稿: あゆ | 2014.08.20 09:12

あゆさん。

本当にそうです。
そして安倍さんに是非来館していただきたい。


投稿: せとともこ | 2014.08.21 17:38

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