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2014.08.05

東野「疾風ロンド」と「花子とアン」を簡単に

先日、東野圭吾の「疾風ロンド」と言う本を読みました。

内容は上記サイトより引用。
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強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。
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と、言う事で東野らしいテンポでザックザックと話は進んで行き、飽きさせません。

さて、この中で私がとても共感を覚えた登場人物はスノーボード選手として大会に出場するために里沢温泉スキー場に来ている女性。
彼女はそれまでの人生をスノーボード一筋で生きて来たのだが、
東日本大震災で考えが変わったと言う。
震災直後、日本はすべて自粛モードになり、芸能やスポーツは控える事となった。
その時、彼女は悩んだ。
「自分が今までやってきたことは、自粛しなければいけないような、ことだったのか、、、」と。

多分、多くの芸術家やスポーツマン、その他の人々も自粛と言う言葉のもとに「これまでの人生」を見直したことでしょう。
勿論、震災にあった被災地の方々への並々ならぬ思いはいっぱいあるのだが、
しかし、こんな時、スポーツをしていいのか?歌を歌っていいのか?と自問自答した事と思います。

が、
結論は「どこかで不幸に見舞われた人がいるからと言って自分たちまでが幸せを追求するのをやめてはいけない。それを続ける事がきっと誰かのためになる、、、」と言う別の登場人物の言葉で立ち直るのです。

今週の朝の連ドラ「花子とアン」は時代が関東大震災直後の被災した人々の姿を描きだしています。
その中でなぜか出て来るデンさま(もう出て来る筈がないのだが、史実では?)が花子に言う台詞が素敵でした。
「本は夢を与える、こんな時だからこそ、夢を与える事が大事」だと。

相変わらずデン様はかっこいい!!
その台詞を聞きながら東野の本を思い出して、ちょっと書いてみました。

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コメント

瀬戸さん、こんにちは。

今回の記事は、瀬戸さんらしい着眼点でしたね。
確かに音楽、スポーツ、芸能などを単なる趣味の問題として
一段低いところにおくような考え方がありますね。
学校では、主要4教科という言い方も未だにあります。
昭和天皇の時も、「歌舞音曲」自粛でしたね。

時々のぞきに来ています。ありがとうございます。では。

投稿: 墓石 | 2014.08.06 08:57

墓石さん。
こんにちは。
御地は台風の影響はいかがですか?
こちらは今のところ曇りですが憂っとしいですね。

さて、そうなんですよね。
確かにスポーツ、芸術、芸能はそれがなくても生きていけるから、という理由なのかどうか、
「余分」「あまり」のように扱われがちですが、
実はその「余裕」こそが生きる糧なのかもしれませんねぇ〜〜〜

なんだか不安定な天候ですが、お互いに体には気をつけていきましょうね。ではねo(*^▽^*)o

投稿: せとともこ | 2014.08.08 17:19

なんかすごい設定の小説ですね。

うちは地中深くの原発ゴミ思いだしましたよ。もちろん今の状況ではうめたらだせませんが、1万年ぐらい先は・・・??

投稿: あゆ | 2014.08.10 09:43

あゆさんったら〜〜〜
相変わらずユニークだね♫
happy01

投稿: せとともこ | 2014.08.11 14:56

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