その1、その2より。
いよいよ私たちは日光東照宮に着きました。
車は予想に反してスムーズに駐車場に入る事ができました。
ラッキー!!!
車を降りるとすぐに東照宮と言うナイスな場所にある駐車場。多分、紅葉の季節はいっぱいなんだろうな、、、
杉並木が奇麗でした。

さて。
東照宮。
初めて来ました。
今までの人生でどうして来ることがなかったのか不思議に思うくらい有名な観光地。
wikipediaをみれば頭がクラクラするくらい見所満載の東照宮。
はて、どこから書こうか???
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日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現(とうしょうだいごんげん)を祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。正式名称は地名等を冠称しない「東照宮」であるが、他の東照宮との区別のために、「日光東照宮」と呼ばれることが多い。
その歴史は少なくとも源義朝による日光山造営までさかのぼり得るもので、源頼朝がその母方の熱田大宮司家の出身者を別当に据えて以来、鎌倉幕府、関東公方、後北条氏の歴代を通じて、東国の宗教的権威となっていた。こうした歴史を背景に、徳川氏は東照宮を造営したと考えられる。
(wikipediaより)
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フウウム。
だそうです。
と、まぁそんな説明はともかくとして、
やはり金ぴかでした。


境内の石砂利に亀さんがいました。

手を洗います。

まず、金ぴかに唸っていた私に夫が「あれが有名な見ざる、言わざる、聞かざるだ」と教えてくれました。
指の方向をみると、それはとても地味な佇まいで立っている建物の壁に彫ってあります。
観光客がいないとウッカリ通り過ぎそう。


眠り猫と、その裏に彫ってある雀です。猫が寝ているので雀は安心して遊べます。


三猿と眠り猫については、またまたwikipediaを引用して説明をします。
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日光東照宮の建物には、多様な動物の木彫像がみられることが多い。これらの動物のほとんどは平和を象徴している。眠り猫は踏ん張っていることから、実は家康を護るために寝ていると見せ掛け、いつでも飛びかかれる姿勢をしているともいわれているが、もう一つの教えとして、裏で雀が舞っていても「猫も寝るほどの平和」を表しているのである。
神厩舎には猿の彫刻を施した8枚の浮彫画面があり、猿が馬を守る動物であるという伝承から用いられている。この8枚で猿の一生が描かれており、ひいては人間の平和な一生の過ごし方を説いたものとなっている。日光の木彫像の中で眠り猫に続いてよく知られている、「見ざる、言わざる、聞かざる」で有名な三猿は、この神厩舎に造られたものの1枚に過ぎない。なお、「見ざる、言わざる、聞かざる」は「幼少期には悪事を見ない、言わない、聞かない方がいい」という教えである。
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陽明門は修理中だったので見る事ができなくて残念。
完成は5年後だそうです。
また行きたいなぁ〜〜〜
その後、またまた有名な鳴き龍を見ました。
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鼓楼の後ろにある建物は、本尊が薬師瑠璃光如来-やくしるりこうにょらい-(薬師如来)であることから「薬師堂」、また乱世を鎮めた家康公が薬師如来の生まれ変わりと考えられたので、本来の仏(本地-ほんじ-)をまつったことから「本地堂」と呼ばれる。
本地堂(薬師堂)の内陣天井に描かれているのが、有名な鳴竜。竜の頭の下で拍子木を打つと、天井と床が共鳴して鈴のような鳴き声に聞こえる。もとの絵は狩野永真安信-かのうえいしんやすのぶ-の筆によるが、堂とともに焼失したため堅山南風-かたやまなんぷう-画伯が復元した。
(上記サイトより)
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私は初め、龍が鳴くといのだから、
「ごぉおおおおお」と言う音がするのかと思っていました。
説明の方が拍子木を打つのですが、全然、鳴きません。
「聞こえた人は幸せになりますよ」なんて言われて、えええ、、、どうしよう、聞こえない。こっちが泣きたいよ。
夫に聞いたら「聞こえた」と言うのです。
えええええ。
どうしよう、聞こえないよ。
私聞こえなかった。
と、言うと夫が鈴のようにコロコロ聞こえるんだと教えてくれました。
そうなんだ、
龍がうなるんじゃないんだ。
と、言う事で、もう一度聞いたらバッチリ聞こえたのです。
ころころ。
コロコロ。
本当に涼やかな音がコロコロと天井からこぼれ手のひらに乗るように聞こえてきます。
やった!!!
聞こえたよ。
それにしても不思議な現象と言う事で調べたらyahoo知恵袋にありました、ありました。
その回答が。
yahoo知恵袋より
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天井と床などのように互いに平行に向き合った堅い面がある場所で拍手・足音などの衝撃性短音を発したとき、往復反射のためピチピチとかブルブルなど特殊な音色をもって聞こえることがある。この現象をフラッターエコーflutter echoあるいは鳴き竜とよぶ。
日光の東照宮薬師堂(本地堂)の内陣天井には竜(狩野(かのう)永真安信筆)が描かれており、この竜の頭の下で、天井にすみついたハトを追い出そうとして、手をたたいたとき、ブルブルと奇声を発するという現象が発見されたという(1905ころ)。以後、一般にも開放され、全国的に「鳴き竜」として広まったためこの名がある。なお薬師堂は1961年(昭和36)焼失したが、64年再建に着手、天井画(堅山南風(かたやまなんぷう)筆)とともに鳴き竜現象も復原された。鳴き竜は薬師堂だけの特異現象ではなく、1934年(昭和9)東京科学博物館(現国立科学博物館)による懸賞募集により、ほかに30余例がみつかった。
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だそうです。
ハトを追っ払う為に偶然みつけたんですね。
結構(日光をみたからもう言えるよ、結構って♫)あたらしいんですね。
なるほど。
と、言うか、チョット笑ってしまった。
もっと有り難い話が用意されているかと思ったのだが。

と、言うことで、人間の煩悩満載の愛すべき東照宮。
とても楽しいひと時を過ごす事ができました、、、
「結構な旅でした!!!」
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