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2014.10.10

地獄八景亡者戯についてツラツラと  その5

地獄八景亡者戯についてツラツラと  その4より。

さて、地獄行きと決まった4人の亡者たちのチームワークがここから始まります。

地獄八景亡者戯聞き比べ - 熱湯の釜へまず4人は連れて行かれます。
そこで活躍するのは山伏。
ここでは山伏の呪文がそれぞれの演者によって違うようです。
米朝はあっさりしていましたが、
吉弥さんは「テクマクマヤコン」と「秘密のアッコちゃん」から、「マハリクマハリタ」は「魔法使いサリー」から、そして「ちちんぷいぷい」でした。
地獄の釜では米朝は「うちのカカがずぼらなやつでな、湯灌もせんと棺桶へ放り込みやがった。どこかで一風呂浴びたいと思うてたとこや。こら気持ちのええ湯や。鬼さん、ちょっと石鹸とシャンプーとリンス持ってきて。」でしたが、
吉弥さんは「極楽極楽」と簡単だったと思います。

次の地獄は地獄八景亡者戯聞き比べ - 針の山です。
ここでは吉弥さんは扇子をつかって、
一行が山へ登る様子を見せてくれました。

そしていよいよ地獄八景亡者戯聞き比べ - 人呑鬼です。
ここでは松井泉水の活躍により一行は鬼の歯に噛まれる事なく胃袋に到着。
そして、
いよいよ佳境となるのは胃袋の中での亡者たちの活躍です。
地獄八景亡者戯 - 鬼の腹の中を参考にして進めます。
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鬼の腹の中に落ち込んだ亡者たちは次の行動を考えます。のどちんこにぶら下がっていた軽業師も肋骨をつたって下りてきます。医者が言います。
「わしゃ、医者じゃ。腹の中に入ればわしに任せてもらおう。」
何故かメスを携行していた医者は鬼の胃を切り開いて外へ出ます。
「これが鬼の腹の中じゃい。人間も鬼もバッタもえろう変わらんわい。肺臓、腎臓、肝臓、脾臓、アフリカ象、インド象。」
どうも、頼りない医者ですが、ここは彼に任せるしかありません。鬼の腹の中には色々なものがあります。
☆ くしゃみ紐:これを引っ張るとくしゃみがでる。
☆ 疝気筋:テコみたいなもで、これを起こすと腹痛を起こす。
☆ 笑い幕:くすぐると笑う。
☆ 屁袋:蹴とばすと屁が出る。
鬼への仕返しに、これを一度にやってみようと言うことになります。プラス、鬼の喉笛を爪で引っ掻いて、鬼に空えずきをさせようと。
「いっぺんにやるよ。ひいふのみっつ。」
「これはどうじゃい。(ガリガリ)」
「ウエーウエー」
「これはどうじゃい。(グイッ)」
「ハックシュン」
「これはどうじゃい。(ヨイショ)」
「ア、痛タタタタ」
「これはどうじゃい。(コチョコチョ)」
「ハッハッハッ」
「これはどうじゃい。(ボンッ)」
「ブー」
「ウエーウエー、ハックシュン、ア痛タタタタ、ハッハッハッ、ブー。ウエーウエー、ハックシュン、ア痛タタタタ、ハッハッハッ、ブー。」
(上記サイトより)
===============

この鬼の苦しむ様子が圧巻。
それこそ「鬼の目に涙」ならぬ私の目に涙でした、、、

たまりかねた鬼が閻魔様にお願いして、
「大王(大黄)呑んで、下してしまうんや。」というサゲで、
この長い噺は終わります、、、


終わりました。

やっと終わりました。


終わったら、なんとゆうに1時間は超えていました、、、


演者が最初に言ったように、「まったくバカバカしい噺」なのです。
が、
なんとも、魅力溢れる噺で、時間を忘れて引き込まれました。
「地獄も行ったら楽しいかも」なんて、希望と言うかロマンが出て来たりと、
妙な安心を得られる噺でした!!!

最後に参考にさせて頂いた、サイトマスターの如何に「地獄八景亡者戯」を愛しているかを感じながら、
このエントリーを書き上げたので、本当に有り難うございました、と敬意を込めて。

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