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2015.02.28

続々、、、ゾクゾクと安倍内閣のカネと大臣たち

次々、、、と続々と疑惑がでてくる大臣たち。
補助金交付企業から献金望月・上川大臣も

あらら。
先日は西川さん。
その後、下村さん。
そして今度は望月さんに上川さん。

それにSMバーの宮沢さんも忘れてはなりません。

それよりも驚いたのは昨日(27日)の総理の国会答弁。
「知らなかったから問題はない」という発言。
ウウウム。
これはダメでしょ。
総理としての発言とは思えません。
「任命責任は私にある」と言う総理。
だが、
それを言えばもう幕引きなのか、
「何が問題かわからい」と国会で公然とうそぶく様は、
子どもたちに見せられないな、、、と思いました。
「分からない人には何度説明してもわからない」と言った西川さん。
何度も説明なさったっけ???
いつ、どこで???

やっぱり、証人喚問は必要なでは、、、と思います。
いずれにしても「政治とカネ」の問題、しっかりとみていきたいです。

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2015.02.26

今度は下村文科相???

あらら、、、今度は下村さん。
下村文科相:無届け団体が資金集め? 週刊誌報道へというニュース。

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下村博文文部科学相を講演に呼んで懇親パーティーを開くなどの活動をする「博友会」が、政治団体として選管へ届け出ておらず、政治資金規正法に違反する可能性があると指摘する記事が、26日発売の週刊文春3月5日号に掲載される。同誌は、下村氏が代表を務める政党支部が博友会からの寄付を政治資金収支報告書に記載していない疑いがあるとも指摘している。
記事によると「博友会」は東北や中部、近畿、九州・沖縄など各地にあり、下村氏の講演会や懇親パーティーを1人2万円の会費で開くなどの活動をしている。政治資金規正法は、政治団体を「特定の公職の候補者の推薦や支持を本来の目的とする団体」と定義し、選管への届け出と政治資金収支報告書の提出を義務づけている。だが、東京以外の博友会は政治団体として届け出ていないという。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これは、これで、しっかりと追求して真相を明らかにして欲しいですね。
なんと言っても文部科学大臣。
教育の現場のトップにあたる地位なのだから、
子どもたちのことを考えても、
はっきりと正して(質して)もらいたい。
とくに 下村文科相に疑惑なんて記事がネットにあがり、副題に「金か暴力団か西川農水相に続き下村博文文科相にも脱法献金疑惑が!? 暴力団系企業との関係も」なんて書かれていたら、
事の真偽はともかく、こうした疑いがかかるだけでも、すでに文部科学大臣としては失格では、と思います。

この問題、今後も注目です。

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2015.02.24

「防衛省、背広組優位を転換 「文官統制」規定廃止へ」と言うニュース

防衛省、背広組優位を転換 「文官統制」規定廃止へというニュース。
気になります。

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防衛省が、内部部局(内局)の背広組(文官)が制服組自衛官より優位を保つと解釈される同省設置法の条文は不適切として、改正する方針を固めたことが21日、分かった。設置法12条は大臣が制服組トップに指示する際、内局の官房長、局長が大臣を補佐するなどとし、文官優位の規定となっていた。制服組や制服OBの国会議員からの強い要求を受け入れた形だ。
(上記ニュースより)
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今後の動きに注目です!!!

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2015.02.23

沖縄 米軍基地での不当拘束(追記あり)

緊急!
辺野古での米軍MPによる不当/不法な拘束を許さない!という呼びかけがあります。

あまり全国的なニュースにならないのですが、
反対運動リーダー逮捕 辺野古集会の直前拘束が昨日、沖縄でありました。
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名護市辺野古への新基地建設をめぐる抗議行動で県警は22日、正当な理由なく米海兵隊キャンプ・シュワブ敷地内に無断で侵入したとして、50~60代の男性2人を刑事特別法違反の疑いで逮捕したと発表した。いずれも黙秘しているという。刑特法適用による逮捕者は、同問題で初めて。午後には「止めよう辺野古新基地建設実行委員会」がシュワブゲート前で県民集会を開催。県内外から2800人(主催者発表)が参加、民意を無視して海上作業を強行する政府に強く抗議し、2人の逮捕に「不当な弾圧だ」と怒りの拳を突き上げた。
逮捕されたのは、沖縄平和運動センターの山城博治議長(62)と抗議参加者の男性。県警などによると、午前9時5分ごろ米軍の警備員が2人の身柄を拘束。約4時間後、身柄が引き渡され県警が緊急逮捕した。
(上記ニュースより)
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これを受けて、昨日は米軍基地前にドンドン住民、また党派をこえて国会議員や県会議員などが集まって、
米軍の不当拘束を批難、即刻解放するように訴えたそうです。

この暴挙を糾弾するため、
以下の集会が東京でも行われると言う事で紹介します。

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辺野古での米軍MPによる2名の不当/不法な拘束、基地内への拉致監禁に断固抗議!米軍の違法行為を許すな!集まりましょう!

日時:2015年2月25日(水)18:30〜
場所:虎ノ門JTビル前

主催:基地はいらない!市民連合

参考記事
反対運動リーダー逮捕 辺野古集会の直前拘束(2015年2月23日 沖縄タイムス)
集会直前に拘束 米軍、後方からつかみかかる(2015年2月23日 沖縄タイムス)
平和センター議長ら逮捕 県警、刑特法違反疑い 米軍が拘束(2015年2月23日 琉球新報)
市民80人「仲間を返せ」 名護署前、逮捕に抗議(2015年2月23日 琉球新報)
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追記。
2月24日、午前に解放されたようです、、、

この動き、これからも注目ですね

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2015.02.22

今年も東京マラソンに夫が出ました♪

夫が東京マラソンに出ました。
今回は2回目です。
一回目は2012年でした。
(5回の申し込みで2回だから確率はいいね)

今年はテロが心配され、
持ち込みの規制がかなり厳しかったようです。
朝から雨が心配されましたが、
傘は当然、持ち込めませんからカッパを持って行きました。
また、預ける荷物も中身がみえるように透明のミエミエでした。
女性はちょっといやかも。

スタートの9時過ぎから
私もテレビで夫がうつるか一生懸命見ていたのですが、
当然、招待選手ばかり写って、夫はどの辺りを走っているのやら。
前のときは藤原新選手が素晴らしい走りをして魅入っていましたが、
今年は元祖山の神今井君が素晴らしかったですね♪
さて、注目の選手たちがゾクゾクと2時間過ぎにはゴール。
この頃、夫は20〜30キロ地点にいるのかな???
そして、待つ事、1時間半。
夫から電話で「ゴールしたよ」。
「あら、テレビではもう特集に入ってるよ。残念。」
と、言う事でうつりませんでした。
ハハハ。

無事にゴールの電話もあり安心。
でもまだ帰ってきません。
どうも電車がいっぱいのようで、帰るのも骨がおれそうです、、、
私はビーフィシチュを作って待っています♪
かなり煮込みが期待できそうです、、、なかなか帰られないから。

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2015.02.20

西川さんの献金問題

昨日(2月19日)の国会では安倍さんの「日教組」ヤジが波紋を呼びました。
私もツィッターのTLで流れてきたときは「まさか」と思ったのですが、
録画ビデオで確認。
確かに民主党玉木さんの質疑に対して「日教組、日教組」と言っていました。
そして、大島議長にたしなめられても、まだやじっている姿が映されていて、
なんだか見ているこちらが赤面。

まぁ、それはそれとして、
問題の質疑の内容について考えてみます。
PP聖域業界こぞって献金 西川農相“真っ黒”な資金報告書 というニュースをよむと、
あらら、これはマックロ。
こんな人を大臣にしていいのかと思います。
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西川公也農相の政党支部が、砂糖メーカーの業界団体「精糖工業会」の運営するビル管理会社「精糖工業会館」から違法献金を受けていた問題。砂糖は、TPP交渉で関税撤廃の例外とする「聖域5品目」のひとつ。献金を受けた当時、対策本部長だった西川農相が蜜月なのは砂糖業界だけじゃない。

 西川農相の政党支部「自民党栃木県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書を見ると、思わず「アウト!」と叫びたくなる。砂糖業界を中心にコメ、牛・豚肉、乳製品と、「聖域」に指定された業界からの献金がワンサと出てくるからだ。西川農相は精糖工業会館を含め、11~13年の3年間に「聖域」関連9社から献金やパーティー券購入などで総額540万円を受け取っていた。

「ダイワ」は布団やコタツなど日用品の通信販売をメーンにし、コメ農家にとって必需品の玄米保冷庫の開発・販売を手掛けている。東証1部上場の「三井製糖」は国内最大手の砂糖メーカーで、14年3月期の純利益は約52億円。スプーンマークのパッケージの「上白糖」は、スーパーなどでもおなじみだろう。「牛・豚肉」「乳製品」関連の2つの政治団体は、言わずもがなだ。
(上記ニュースより)
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ウウウム。
そもそもTPPについては、まだ議論が半ばで国民の多くは納得も理解もしていないのです。
自民党も選挙のときは「TPP反対」なんて看板掲げていたのに、
選挙が終わってみれば、すっかり忘れたようにTPP交渉に邁進。
農相が、率先垂範して関連企業からの献金を受け取っていては、
これは「まっくろ」と言われても仕方ないですね。

また、それ以外にこんな問題もあります。
林野庁の事業で国の補助金を2012年に受けながら西川公也さんはご自分の政党支部に政治資金規正法違反の疑いが強い献金をしていた木材加工会社「テクノウッドワークス」(栃木県鹿沼市)が、09年度、10年度にも補助金を受け取っていたことも分かっています。

これに対して、西川さんは国会で、「この事業が継続するよう努力したい」と答弁するなど、再三、同事業の必要性を強調していたことも判明。
いろいろと便宜を図っていた事も明らかになりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
テクノ社は、林業振興や森林保護のため、09年5月に創設された林野庁の「森林整備加速化・林業再生事業」で補助金を受けることが12年5月に決まり、同年、7億円の補助金の交付を受けました。

 斉藤議員の調べによると、テクノ社は、09年度にも1億6100万円、10年度にも3億7000万円、同事業の補助金を受け取っていました。同社が受けた補助金の総額は12億3100万円にのぼり、同社は、栃木県内に新設したプレカット加工施設の機械設備導入などに充てました。

 西川氏は、同事業を積極的に推進してきました。

 14年9月、第2次安倍改造内閣で農水相に就任した西川氏は、翌10月16日の参院農水委員会で、自民党議員の質問に、「できるかぎり、この事業が継続できるように努力をしてまいりたい」と答弁。11月21日の記者会見でも、農業における経済対策について問われ、「要望の最も強いのは加速化基金(森林整備加速化・林業再生基金)。どう対応するかだが、最大限の努力をしていきたい」と答えています。
(新聞赤旗から)
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この問題、安倍さんのヤジで本質が見失われそうですが、
しっかりと追求して行く必要を感じます。
今後の動きに注目です!

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2015.02.19

「満願」を読んで

米澤穂信の短編満願を読みました。
これは短編集ということで、一つひとつの話が気楽に、なおかつ一気に読めるから話の全体が頭にスッと入ってきます。
「満願」には6つの話が収録。
みんなティストが違っていて、今更ながら米澤穂信さんって、いろんな作風が書けるんだと感心。
ネタばれになってはいけないので、ここには詳しくは書けませんが、
アマゾンの内容紹介は以下の通り。
==============
内容紹介
第27回山本周五郎賞受賞
2015年版「このミステリーがすごい! 」第1位
2014「週刊文春ミステリーベスト10」 第1位
2015年版「ミステリーが読みたい! 」 第1位

2014年のミステリー年間ランキングで3冠に輝いた、米澤ワールドの新たなる最高峰!

人生を賭けた激しい願いが、6つの謎を呼び起こす。人を殺め、静かに刑期を終えた 妻の本当の動機とは――。驚愕の結末で唸らせる表題作はじめ、交番勤務の警官や在 外ビジネスマン、美しき中学生姉妹、フリーライターなど、切実に生きる人々が遭遇 する6つの奇妙な事件。入念に磨き上げられた流麗な文章と精緻なロジックで魅せる、 ミステリ短篇集の新たな傑作誕生!
=================

個人的には「柘榴」の淫微な雰囲気や、「関守」の独特の怖さ、最後の「満願」の人が最後に拠り所とする矜持などが好きです。
人間がもつ「ややこしい」いやらしさ、
つまり、
出世欲だったり、性欲だったり、名誉だったり、
とかとか、
そんな欲を、仄暗い穴蔵に押し込めて静かに棲息している小動物のように捉え、
普段は、その己の小動物をなんとか押さえ込んでいるのだが、
だが、
あるきっかけで、それはプツンと箍がはずれ瓦解していく様を米沢は一気に書き込んでいます。
読者である私は、読み出したら、次のページを開けずにはいられない。
開けなかったら不安でしょうがない。
そんなドキドキ感が押し寄せて来る短編集でした。

お薦めです!!!

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2015.02.18

曽野発言、ツラツラと

曽野さんのアパルトヘイト発言について、
この間、胸を痛めていました。
ブログやツィッターやフェイスブックではどのように取り上げれているか、
興味深く、皆さんの意見を読んでいました。

荻上チキさんが曽野さんご本人にこの問題の意図をインタビューした内容がポドキャストに掲載されています。
http://podcast.tbsradio.jp/ss954/files/20150217main.mp3

曽野さんはこの中で「差別と区別」について強調されていました。
ご本人の意図と別のところで問題になってしまったことに当惑しているようですが、
このインタビューを聞いた時、曽野さんにコラムを書かせている「産経ってどうよ」って思いました。
だって、インタビューの内容では「まるで素人の言いたい放題。書き放題。責任は持たないよ、思った事だから」だもんね。

いずれにしても、この時期に私たちも異文化についてさらに深く知る必要があるのでしょうね。

アパルトヘイトをめぐるThe Daily Beast の記事からというタイトルで内田樹さんが辛辣な記事を書いています。
ちょっと長いですがイントロの部分を引用します。
================
曾野綾子が産経新聞のコラムに掲げた「アパルトヘイト支持」発言について、海外のメディアはこれを大きく取り上げない日本の主要メディアと政府の不誠実さに対してつよい懸念を抱いている。
一人の人間が人種差別的な思想の持ち主であることは、その想念がその人の脳内にとどまる限り咎めることはできないし、咎めるべきでもない。けれども、それを公開するときは、それが伴う「社会的責任」がどのようなものかを意識する必要がある。大人なら、誰でもそうしている。
曾野綾子の知性が不調なのは、彼女の個人的信念が世界標準では「許されない非人道的なもの」として認定されているという「事実」を勘定に入れることを怠った点にある。
そして、さらに問題なのは、このように低調な知性の持ち主に定期的なコラムを掲載していた新聞が存在し、そのような人物を教育政策の諮問機関に「有識者」として登用してきた政府が存在するという事実の方である。
個人の頭の悪いのは処罰ではなく教化の対象である。だが、公的機関が愚鈍であることについては、そのような教化的善意では応じることはできない。
(内田さんのブログより)
=================


あらら。
厳しいですね、内田さん。

それにしても、
曽野さんと産経新聞は、いろんな所から抗議がきているようです。
南アフリカ大使館や市民団体などです。

この直接の抗議とインターネットでの反応に、ついに曽野さんも産經新聞も、
「いやいや、本音はこうだよ」と言い訳しているようですが、
その言い訳が、またネットでは「さらに燃料投下」と揶揄されているようです。

いずれにしても、
こんな発言をするというか思想の持ち主が「えらそうにもの申す日本」と国際社会で評価されるのは、
日本の国益に反するものだと、思います。
安倍さんも、さすが、これについては、もう曽野さんと親しいお友達だとは言っていないようで、というか、切り捨てにかかったのか、、、
菅さんに言わせていますね、次のように。
「日本政府ははっきりと曾野との立場の違いを強調しようとして、彼女はすでに首相の諮問機関であり日本の現在の「道徳教育」の創造を支援している教育再生会議のメンバーではないことを指摘している。
ロイターによれば、菅義偉内閣官房長官は定例の記者会見で曾野の発言についてはコメントせず、ただ「わが国の移民政策は平等に基づいており、それは日本においては保証されている」と繰り返した。(内田さんのブログより引用)」

あらら。
拠り所を失った曽野さん。

なお南ア永住の日本人より曽野綾子さんへというブログが面白くお薦めです。
ブログ主は南アフリカ在住の日本人の方です。
いかに曽野発言が突飛であったかと、分かります。
今後、どんな発言をするにしても、しっかりと注目です。

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2015.02.13

「ウクライナ問題、15日から停戦で4首脳が合意」と言うニュース

ウクライナ危機に収束の兆しか、15日から停戦で4首脳が合意というニュースが今日はテレビで賑わっています。
==============
ロシア、フランス、ドイツ、ウクライナの4首脳は12日、ベラルーシの首都ミンスクでウクライナ危機をめぐり約16時間に及ぶ協議を行い、15日からの停戦で合意した。これによりウクライナ東部での親ロシア派武装勢力とウクライナ政府軍による戦闘終結に向けた可能性が見えてきた一方で、米国はいまだ激化する戦闘は合意精神に反していると主張している。
(上記ニュースより)
==============

本当に収束してほしい。
それにしても、ウクライナ情勢って難しいですね。

テレビでも何回も「解説」なんて言うことで、
分かりやすく説明せくれるのですが、
なかなか頭にはいってきません。

民族の問題って、ウクライナだけでなく、
本当に難しいな、と改めて思うものです。

この問題、どうなるか、またまた目がはなせませんね。

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2015.02.12

パスポート強制収納問題

この問題、ずっと考え続けていました。
そう、杉本祐一さん外国人記者クラブでの声明全文ーパスポート強制収納問題についてです。

このニュース。
今、とれたてです(2月12日午前11時過ぎ)。
ついに渦中の杉本さんが声明を出したようで、
ここにも全文掲載のニュースを上記リンクしておきましたので、
興味のある方は是非ご覧下さい。
以下に杉本さんの声明の結びだけ抜粋引用しておきます。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
私も、シリアに退避勧告が出されていることは知っており、外務省からもそうした説明を受けていましたが、退避勧告とは、あくまで危険情報であり、強制力を持たないものだったはずです。確かに、旅券法には、旅券名義人の生命・財産を保護する目的で返納を命令できるとは書いてありますが、一口にシリアと言っても場所により状況は全く異なります。先ほども申し上げましたように、私はイスラム国の支配地域には行くつもりはありませんでした。コバニはイスラム国から解放されており、クルド人部隊の警護の下でプレスツアーが行われ、多くの外国の記者が取材に入っておりましたので、コバニならば、大丈夫であろうと私は判断しました。また、今回、もし可能であれば自由シリア軍の支配地域での取材は考えておりましたが、私も20年間の経験から、決して無理はしないと決めており、あくまでコバニや、トルコ側のアクチャガレの取材を優先しておりました。

報道関係者が、外務省にパスポート強制返納されたのは、戦後、日本国憲法が公布されて以来、初めてのケースだと聞いております。私としましては、自分のパスポートを取り戻したいのは勿論のこと、私の事例が悪しき先例になり、他の報道関係者まで強制返納を命じられ、報道の自由、取材の自由を奪われることを危惧しております。つきましては、できるだけ早くに、外務省に異議申立てを行い、場合によっては法的措置も取ることも検討したいと思います。最後に皆さんに伺いたいのですが、皆さんの国では、このような事例があるのでしょうか?教えていただければ幸いです。
(杉本さんの声明より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

これを読むと、やはり「行き過ぎた権力の行使」ではなかろうか、、、と
そして、今後、このような事由で、取材や報道に圧力、しばりがかかり、
結局「政府御用達」の情報だけが私たちの手元に届くなんて事態にならないかと、、、
危惧する私です。

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2015.02.09

この間のこと、つれづれと。

私用で、ブログの更新を滞っていました。

さて、今日から再開。

と、思うのですが、
のっけから悲しいニュースですねぇ。

今回の人質事件。
本当に残念です、、、

なんと言うか、言葉もありません。


思えば私がブログを始めた2004年は高遠さんたちの人質事件があった年です。
それまで、私は自分の体験を元に子どもたちに算数や数学、理科の楽しさを伝えられたらいいな、、、と思って
このブログを立ち上げたのです。
が、
春にこの人質事件が起き、
その後の政府の対応や世論の「自己責任論」旋風が巻き起こる中、
「ちょ、ちょ、ちょっとまってよ、、、、」と私は戸惑いを隠せませんでした。
もっと、事の本質を見守りたいし、見る必要を感じたのです。
が、
どこから、どう手をつけていいか分からないまま、とにかく自分の思いを書き連ねていました、、、
このブログにいつも来て下さる罵愚さんはその時からのネット友達です。
意見は違うし、立場も反対ですが、いろいろと教えて頂いています。

さらにあゆさんや、齋藤さんやその他多くの方々とネットで知り合い、意見交換をしてきたのですが、、、

が、
が、
今回はその時以上に危険を感じる私です。
このままでいいのだろうか???
と。

「パターナリズム」、つまり強い立場(権力を持つもの)にある者が、弱い立場にある者(保護、庇護されるもの)の利益になるようにと、本人の意志に反して行動に介入・干渉することを言いますが、
今回の人質事件以降、声高に叫ばれる「自己責任論」。
そこから派生しての危険地域渡航に関してのパスポート取り上げ問題などなど、、、
「国家の一員としての個人」と「個人の保障されている自由」とが天秤にかけられるのは、いつの時代でも同じです。
が、
今、私たちが直面している現実をみると、問題の本質をずらして、
というより、今回の人質事件を希貨において、都合良く政府が解釈して、私たちの「保障された自由」を国の方に大きく揺れ動かし、縛りをかけて来た感がしてなりません。

皆さんは、この問題、どのようにお考えでしょうか?

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