昨日(2月19日)の国会では安倍さんの「日教組」ヤジが波紋を呼びました。
私もツィッターのTLで流れてきたときは「まさか」と思ったのですが、
録画ビデオで確認。
確かに民主党玉木さんの質疑に対して「日教組、日教組」と言っていました。
そして、大島議長にたしなめられても、まだやじっている姿が映されていて、
なんだか見ているこちらが赤面。
まぁ、それはそれとして、
問題の質疑の内容について考えてみます。
PP聖域業界こぞって献金 西川農相“真っ黒”な資金報告書 というニュースをよむと、
あらら、これはマックロ。
こんな人を大臣にしていいのかと思います。
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西川公也農相の政党支部が、砂糖メーカーの業界団体「精糖工業会」の運営するビル管理会社「精糖工業会館」から違法献金を受けていた問題。砂糖は、TPP交渉で関税撤廃の例外とする「聖域5品目」のひとつ。献金を受けた当時、対策本部長だった西川農相が蜜月なのは砂糖業界だけじゃない。
西川農相の政党支部「自民党栃木県第2選挙区支部」の政治資金収支報告書を見ると、思わず「アウト!」と叫びたくなる。砂糖業界を中心にコメ、牛・豚肉、乳製品と、「聖域」に指定された業界からの献金がワンサと出てくるからだ。西川農相は精糖工業会館を含め、11~13年の3年間に「聖域」関連9社から献金やパーティー券購入などで総額540万円を受け取っていた。
「ダイワ」は布団やコタツなど日用品の通信販売をメーンにし、コメ農家にとって必需品の玄米保冷庫の開発・販売を手掛けている。東証1部上場の「三井製糖」は国内最大手の砂糖メーカーで、14年3月期の純利益は約52億円。スプーンマークのパッケージの「上白糖」は、スーパーなどでもおなじみだろう。「牛・豚肉」「乳製品」関連の2つの政治団体は、言わずもがなだ。
(上記ニュースより)
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ウウウム。
そもそもTPPについては、まだ議論が半ばで国民の多くは納得も理解もしていないのです。
自民党も選挙のときは「TPP反対」なんて看板掲げていたのに、
選挙が終わってみれば、すっかり忘れたようにTPP交渉に邁進。
農相が、率先垂範して関連企業からの献金を受け取っていては、
これは「まっくろ」と言われても仕方ないですね。
また、それ以外にこんな問題もあります。
林野庁の事業で国の補助金を2012年に受けながら西川公也さんはご自分の政党支部に政治資金規正法違反の疑いが強い献金をしていた木材加工会社「テクノウッドワークス」(栃木県鹿沼市)が、09年度、10年度にも補助金を受け取っていたことも分かっています。
これに対して、西川さんは国会で、「この事業が継続するよう努力したい」と答弁するなど、再三、同事業の必要性を強調していたことも判明。
いろいろと便宜を図っていた事も明らかになりました。
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テクノ社は、林業振興や森林保護のため、09年5月に創設された林野庁の「森林整備加速化・林業再生事業」で補助金を受けることが12年5月に決まり、同年、7億円の補助金の交付を受けました。
斉藤議員の調べによると、テクノ社は、09年度にも1億6100万円、10年度にも3億7000万円、同事業の補助金を受け取っていました。同社が受けた補助金の総額は12億3100万円にのぼり、同社は、栃木県内に新設したプレカット加工施設の機械設備導入などに充てました。
西川氏は、同事業を積極的に推進してきました。
14年9月、第2次安倍改造内閣で農水相に就任した西川氏は、翌10月16日の参院農水委員会で、自民党議員の質問に、「できるかぎり、この事業が継続できるように努力をしてまいりたい」と答弁。11月21日の記者会見でも、農業における経済対策について問われ、「要望の最も強いのは加速化基金(森林整備加速化・林業再生基金)。どう対応するかだが、最大限の努力をしていきたい」と答えています。
(新聞赤旗から)
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この問題、安倍さんのヤジで本質が見失われそうですが、
しっかりと追求して行く必要を感じます。
今後の動きに注目です!
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