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2015.04.30

ブクログの献本に当たったよ♫

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本当に「当選」することってあるんですね。。。
ブクログの献本に、いつも、いつも、いつも、応募していたのですが、
当たらなくても、めげずに応募していたら、ついに「当選」!!!
やったぁ♫

ただね、当たった本がハーレクインの「奥様お手を」だって。
笑っちゃうね♬
尤も献本で頂きゃなきゃ、ハーレクインは読まないもんね。
新しい本との出会いも求めて、読んでみようか♫

今度、読んだら感想も書きますね!

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2015.04.28

日米防衛指針18年ぶりに改定

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日米防衛指針18年ぶりに改定 新ガイドラインの骨子は?と言うニュース。

さてさて、どうなるんでしょう。。。

いずれにしても、上記記事に沿ってみていきます。

================
<共同作戦計画を策定へ>

日米の外務、防衛担当閣僚が同日ニューヨークで会談し、合意した。両国は今後、新ガイドラインに基づき、自衛隊と米軍の共同作戦の策定に入る。

1997年に作られた現行のガイドラインは、日本有事のほか、朝鮮有事を念頭に日本周辺で武力衝突が起きた場合の自衛隊と米軍の役割分担を定めていた。新ガイドラインは、日本を守るための協力体制を見直しただけでなく、自衛隊による米軍の支援を世界規模に広げた。

合意文書は「アジア太平洋地域及びこれを超えた地域が安定し、平和で繁栄したものとなるよう」にすることが指針の目的としたうえで、「日米同盟のグローバルな性質」を強調すべき事項のひとつと明記している。

日本が周辺事態法を改正することを見越し、日本の平和と安全に重要な影響を与える事態が起きたと判断すれば、南シナ海や中東といった日本から離れた場所でも、そこで戦う米軍に自衛隊が補給などの後方支援を行うことを盛り込んだ。

また、国際平和支援法を新設することをにらみ、国際的な安全確保のために軍事活動を行う米軍を後方支援することも、自衛隊の役割として明記した。
(上記ニュースより)
==============

ウウウム。
ドンドンと自衛隊が出て行くようになりそうですね。。。
後方支援という名で戦闘地に。

==============
<集団的自衛権で具体例、シーレーン防衛で機雷掃海>

新たな安保法制で日本が集団的自衛権を行使できるようになることも、新ガイドラインに反映された。具体的な作戦事例として、米国領に向けて飛ぶ弾道ミサイルを日本が撃ち落とすことを念頭に、ミサイル迎撃で協力することや、ホルムズや対馬といった国際海峡を念頭に、シーレーン(海上交通路)防衛のために機雷掃海で協力するこなどを明記した。

ガイドラインは79年に初めて策定され、当初は日本有事の際の役割分担を定めていた。97年の改定で日本周辺で有事が起きた場合の対応が加わった。

中国が急速に力を伸ばしてきたこと、軍事技術の発達で脅威が瞬時に世界に広がるようになったこと、宇宙やサイバー空間など新たに防衛が必要な分野が出てきたことを受け、日米は2013年秋に再改定することで合意した。

本来は14年末までの作業完了を目指していたが、安保法制をめぐる日本の議論が遅れていたことから、半年ほど先延ばしされていた。
(上記ニュースより)
==============

中国の脅威って言うが、、、
確かに中国や北朝鮮は軍備拡張しているし、
領土問題や領海侵犯などなど、お隣の国にはよくある問題が山積みであることは私も理解しているのですが、
過剰な防衛になることは、却って相手を刺激するのでは、、、と危惧します。

宇宙開発やいろいろと細かい部分についても
骨子ではまとめられているので、
ゆっくりと見ていくつもりです。

とりあえず、今回の会談についての、つらつら感想のみ。

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「ドローンが捉えたネパール大地震」と言う記事

ドローンが捉えたネパール大地震 カトマンズの甚大な被害が克明に(動画)と言う記事を見ました。

この映像を見てちょっと涙が出てきました。。。
ネパールって私の中ではあまり馴染みがなかったのですが、
こうして動画をみると改めてその文化の深さ、広さを知りました。
自然災害とは言え、とても辛いものがあります。
一刻も早い復旧を願うばかりです。

ドローンってそもそもは兵器として開発された物です。
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1970年頃から無線機の小型化や電子誘導装置が発達したことにより、写真偵察などを目的とする無人偵察機がアメリカやイスラエルで本格的に開発開始された。20世紀末からはさらなる画像電子機器や通信機器、コンピュータの発達により、リアルタイムでの操縦と偵察映像の入手、完全自動操縦などが可能となり、21世紀からは偵察機型から攻撃機型への展開が行われた[2]。2010年度の米国防予算案では、4軍合計で無人機への予算を38億ドル要求し、1,297機の購入を見込んでいる。2009年度は1,071機の購入だった。また、高高度を飛行することで通信中継点となる軍用無人航空機の研究も進められている。一方、アメリカやイスラエルと異なり、欧州各国は無人機の有効性に懐疑的な主張が多く、本格的な開発に入ったのはアフガニスタン戦争やイラク戦争での、アメリカ軍の無人機の戦果を目の当たりにしてからであり、開発は遅れている
(Wikipediaより)
==============

こうして無人機の兵器であることで、
兵士の命や、あるいは心のストレスなどに対応出来るかと言うと、
実は無人機捜査の兵士の方が戦場で戦う兵士より、心的ストレスが大きいという
調査結果もある、とwikipediaには書いてあります。。。

ウウウム。

どのような形であれ兵器は兵器。
兵士にとっては大きなストレスであることは間違いありません。

こんな使い方ではなく、
もっと、産業や災害救出などにドンドン使われて欲しいものです。

官邸サンタによるお騒がせドローンとなってしまいましたが、
ネパール地震や災害では大いに活用しているドローンでした!

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2015.04.27

ナビスコ杯 松本山雅戦について

ちょっと遅くなりましたが、備忘録として書いておきます。

先日、松本山雅とサンフレッチェ広島のサッカー観戦のため、
松本に行って来ました。

今年J1に上がって来た新鋭チームです。
Wikipediaによれば以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
松本山雅FC(まつもとやまがFC、Matsumoto Yamaga Football Club)は、日本の長野県松本市、塩尻市、山形村、安曇野市をホームタウンとする、日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)に加盟するプロサッカークラブ。登録チーム名は松本山雅フットボールクラブである。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

またチームの名称由来は以下の通り。
==============
当時の国体の長野県選抜の選手を中心に山雅サッカークラブが創部。名称は松本市中央1にあった喫茶店「山雅」に由来している[2]。この店名は山好きの店主が「山」と「優雅」を組み合わせて命名したもので、主に北アルプスへの登山を趣味とする人たちが集まる店だったという。なお店は松本駅前の再開発事業に伴い1975年に閉店している
(wikipedeiより)
===============

と、言うことで、どんなチームか、
どんなスタジアムかワクワク。。。

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シャープな屋根が印象的なスタジアムは、ちょっと新潟のデンカビッグスワンスタジアムを思い出させました。
中に入ると正面の掲示板には「ようこそサンフレッチェ」の文字が浮かんでいます。

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地元のサポータやファンに愛されている松本の誇るチームなんですね。
大勢の方が応援に来ていました。

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チョット寒かったのですが、空には私の大好き、というか今はいない母が大好きだった三日月がクッキリと姿を見せていました。

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特性の松本山雅ビールが売店で売っていたので早速買って飲んでみました。
緑色でなんだか怪しい、、、
飲んだらビールと言うよりメロン味の炭酸ジュースのようでした。
イマイチでしたが、
まぁここでしか飲めない物と思って楽しみました♫

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試合も4−2で勝利して、
とても良い思い出になったサッカー観戦でした。


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ドローン事件によって犯罪捜査は今後どのようになるのか???

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上の図は〜〜時論公論 「通信傍受拡大へ 解かれる封印」〜〜
(http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/100/211654.html)からの引用です。
今、ドローン事件で世の中が盛り上がっていますが、
いよいよ、締めつけが厳しくなることが予想されます。
犯罪捜査と言う名目で、警察が電話の会話を聞き取る通信傍受の対象犯罪を広げる法律の改正案が3月の閣議で決定されたばかりの今回のドローン事件。
いよいよ封印がとかれ、
私たちの逐一が監視されるようになっていくのでしょうか???
記事には、日本を代表する憲法研究者で、今年1月に亡くなった東京大学名誉教授の奥平康弘さんの次の言葉が紹介されています。
============
国家機関にとっては私的な情報であればあるほど、なんとしても盗み取りたくなるのはほとんど自然である」と
============
確かに犯罪捜査には、役に立つのだろうが、
行き過ぎた捜査でえん罪や、あるいは誤認逮捕、
そしてそれが、いずれ共謀罪にまで行き着くとしたら、
やっぱり怖いですよね。。。

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ウウウム。

いずれにしても、成り行きに注目です。

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「小渕氏団体間の寄付、大半が架空か 虚偽記載の疑い」と言うニュース

統一地方選挙も終わり、
さて、これから政治は色んな問題に向って、
討論、議論、法案成立に関してのアレコレが行われるという矢先、
小渕氏団体間の寄付、大半が架空か 虚偽記載の疑いと言うニュース。

ヤレヤレですねぇ。
いつまで続くのか、この「政治とカネ」。

さて、ニュースを詳しく読みます。
=================
 小渕優子・前経済産業相の複数の政治団体間で、「寄付」として申告されていた計8800万円の資金移動の大半が、実際は架空だった疑いがあることが関係者への取材で分かった。「寄付」は各団体の収支報告書に記載されており、政治資金規正法違反(虚偽記載)の可能性がある。
問題の「寄付」は、小渕氏が代表を務める資金管理団体「未来産業研究会」(東京)が、「自民党群馬県第五選挙区支部」「小渕優子後援会」(いずれも群馬)の2団体に行ったとしたもの。「未来研」の収支報告書には2006~13年に計8800万円の支出、2団体には同額の収入が記載され、手書きの領収証も総務省に提出されていた。

 関係者によると、こうした資金移動は実際には行われていなかった疑いがあり、収支報告書の記載は虚偽だった可能性があるという。

 一方、「未来研」「第五支部」「後援会」と「自民党群馬県ふるさと振興支部」(群馬)の4団体では、地元・群馬の支援者らが参加した観劇会に関し、収支報告書で支出が収入を上回っていたことが判明している。05~13年で差額が計6千万円を超え、その大半は「未来研」以外の群馬の3団体の収支報告書に記載されていた。

 小渕氏の説明などによると、観劇会には地元の支援者ら毎年2千人強が参加。大型バスで東京・明治座を訪れ、有名歌手のショーなどを楽しんだ。会費は1人1万2千円だった。この費用について政治団体が「赤字が出た」と申告していた形で、小渕氏側による補塡(ほてん)の可能性も指摘された。
==================

と、言う事で実態のないものらしいです。
今後、小渕さんがどのように説明するか注目。


それにしても、
これは「問題ない」ではありません。
「おおいに問題あり」です。。。

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2015.04.26

棄権せずに投票しましょう♫

今日は統一地方選の後半選挙の投票日です。

選挙のある地域の方は、棄権せずに是非、投票にお出かけ下さい。

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2015.04.21

今日はネッシー撮影から81周年

今日はネッシー撮影から81周年!Googleのロゴが潜水艦な真相とは…??と言う事で、今日のグーグルのロゴも「ネッシー」です。

===============
本日4月21日は、ネス湖でネッシーの写真が撮影されて英デイリー・メール紙に掲載された1934年から81周年だ。ちなみに撮影者は、1994年にトリック写真であったと白状している。
===============

撮影者が「トリック」と述べている事から、この写真は捏造に間違いないのでしょうが、
今なお、ネッシーの名が語られ、
方々で目撃証言があることをみると、
みんなネッシーが好きで、
ロマンが好きで、
ファンタジーが好きなのですね。。。

楽しいニュースでした♫

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2015.04.17

愛川欽也さん亡くなる

愛川欽也さんが亡くなったとのニュースが入りました。
寂しくなりました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「キンキン」の愛称で親しまれ、テレビの司会や俳優として幅広く活躍したタレントの愛川欽也さんが、亡くなりました。80歳でした。
愛川さんは東京都の出身で劇団の俳優座を経て昭和42年から始まったラジオの深夜番組に出演し、ディスクジョッキーとして人気者になりました。
その後、テレビのバラエティー番組やクイズ番組の司会などで活躍し、「キンキン」という愛称と、「おまっとさんでした」という名ゼリフでお茶の間に親しまれました。
(上記ニュースより)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
また愛川さんは憲法9条を守ることにも力を注いだ方です。
マガジン9条に投稿されていました。

=================
「軍隊を持たない」というのは、交戦権を持たないという意味です。自国まで攻めてこられたら守る、というのは当たり前の話です。それが今、攻められてもいないのに、海外に出かけていけるように、あぶなく改悪されてしまうことが怖いのです。歯止めのために、憲法9条は変えて欲しくないのです。「戦争はしない、だけど自衛隊は持つ」。僕の中では、今は「これが憲法9条」でいいんです。

 憲法で一番大事なことは「戦争放棄」なんです。これを憲法でうたっている国は、日本とコスタリカぐらいです。「戦争をしない」というのは、地球上にある全ての人間社会の理想像だと思います。戦争が好きでやっているところも、まあ、困るんだけれど、あるね(笑)。しかし世界を見渡してみてください。戦争のない国というのが、人間の究極の理想であり幸せです。戦後60年を経て、日本が世界に影響力を持つ大国になったというのであれば、憲法もその誇れるもののひとつなのです。

 今、憲法を変えようという人たちの意見には、「現実と憲法があまりにもかけ離れているから」というのがあります。自衛隊は存在しているのに、「ない」という憲法はおかしいと。でも憲法というのは理想であって、夢であっていいのです。より現実的でぴったりと現実と合うようなものは、いずれにしても作れませんよ。現実と理想が合わないのはある程度当たり前であって、合わないから理想の方を変えろというのはおかしな話でしょう。理想は理想として残しておこうよ、と言いたいのです。
(マガジン9条より)
====================

愛川さんの平和への思いをしっかりと受け止めていきたいです。

ここに、謹んでご冥福をお祈り致します。

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2015.04.16

キューバ問題

アメリカとキューバの関係がとてもよくなる気配がして嬉しいですね。
友人は5月にキューバに観光に行くんだって。

アメリカのオバマ米大統領は14日、キューバに対するテロ支援国家指定の解除に関する国務省の勧告を承認し、議会に通知しました。
順調に進めば45日間を経て発効するそうです。
1982年3月の指定から実に33年。
オバマ政権がキューバとの関係正常化に踏み出す中での解除となります。

解除の理由として以下の通り。
(1)キューバ政府はこれまでの6カ月間で国際的なテロ行為へのいかなる支援も提供していない
(2)キューバ政府は今後も国際的なテロ行為を支援しないと保証した―こと

これは当然と言えば当然です。
このテロ支援国家指定は、1982年、アメリカ政府(レーガン大統領)が決定したものでした。
当時、中米地域のニカラグアでは親米独裁政権が国民のたたかいで打倒され、エルサルバドルでも、民主主義や民族自決を掲げる左派勢力が成長し、親米政権を脅かしていました。
こうした動きの背後にキューバの援助があると一方的にアメリカ政府は断じて、自らは親米政権への軍事援助を強化しながら、キューバを敵視し、その孤立化を策したのでした。

国際機関でもなんでもないアメリカが第三国に対して一方的に「テロ支援国家」と指定しても、それは恣意的な決定で、国際的に説得力を持つものではありません。
国連総会は、昨年まで23年間連続で、対キューバ経済制裁の解除を米国に求める決議を圧倒的多数で採択してきました。

当然、キューバ側はテロ支援国家指定について長年、「根拠がなく、不当な措置を解除するのは正義の問題だ」と訴えてきました。

と、言うことで、今まで当然であったことが、
当然のように行われるという事です。
良かった、よかった。
しばらくは紆余曲折もあると思いますが、
それでも、正常に戻ったと言う事は嬉しい一歩です!!!

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2015.04.15

虹始見

今日は七ニ節気の「虹始見」という日だそうです。

びおと言うサイトが詳しいです。
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虹始見と書いて、にじはじめてあらわる、と読みます。
虹始見は、小雪初候の「虹蔵不見」に対置されます。「虹蔵不見」は、晩秋、日の力が弱まって虹が見えなくなる頃をいい、「虹始見」は、春になって、雨の後に虹が出始める頃をいいます。
驟雨一過したあと、まだ黒雲が去りやらぬ中天に虹があらわれるとうれしいものです。
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確かに冬って虹はあまり見ませんね。
私は虹は夏のイメージですが、
冬が過ぎ、柔らかくなった自然とともに、淡い空にもまたパステル色の虹が出るというのは、
なかなか受け入れられますね♫

また上記サイトには「虹」と言う漢字の意味も載っていました。
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「虹」を意味する漢字は、虹のほか、蜺、蝃、蝀など、みな虫偏がつきます。漢字の虹は、何故、虫偏なのか。『広辞苑』の解字では、=形声。「虫」(=へび)+音符「工」(=つらぬく)。にじを、空にかかる大蛇に見たててできた文字。
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ちょっと物知りになった気分です!!!
確かに虹って蛇のイメージもありますが、
私は橋のイメージです。

と、言う事で、
今日は「虹始見」です。出ないかなぁ、、、虹。

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高浜原発差し止め判決

高浜原発差し止め 司法が発した重い警告ということで昨日はこのニュースで持ち切りでした。
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関西電力高浜原発(福井県)3、4号機に対し、福井地裁は再稼働を認めない仮処分決定を出した。原子力規制委員会の安全審査に合格した原発の再稼働についての初の司法判断だったが、決定は審査の基準自体が甘いと厳しく指摘した。
私たちは再生可能エネルギー拡大や省エネ推進、原発稼働40年ルールの順守で、できるだけ早く原発をゼロにすべきだと主張してきた。それを前提に最小限の再稼働は容認できるとの考え方に立っている。
それに対し、決定が立脚しているのは地震国・日本の事情をふまえると、原発の危険をゼロにするか、あらゆる再稼働を認めないことでしか住民の安全は守れないという考え方のようだ。
確かに事故が起これば、広範な住民の生命・財産・生活が長期に脅かされる。そうした危険性を思えば、現状のなし崩し的な再稼働の動きは「安全神話」への回帰につながるという司法からの重い警告と受け止めるべきだ。
(上記ニュースより)
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かなり厳しい指摘の判決でした。
確かに見切り発車のような「再稼働ありき」の政府と電力会社の言い分は、
住民の方にとっては不安材料でしかなかったと思うので、
この判決は妥当では、、、と私は思います。

政府と電力会社は「粛々と」進めていくと発表しましたが、
これは、ちょっと早計ではないかなぁ???
司法の判決はもっと謙虚に受け止めて、
安全をさらに検討していってもらいたいな、、、と願っています。
いずれにしても今後の成り行きに注目です。

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2015.04.13

「よってたかってもりもり有楽町スペシャル15春」その2

「よってたかってもりもり有楽町スペシャル15春」の仲入り後。

まず立川談笑さんの「イラサリマケー」。
マクラでは携帯電話は落語中は切ってね、という所をネタにします。
つぎに新潟で落語会があったときの内輪話。
次の演者の三遊亭白鳥さんをネタにして、笑わせます。
次に、本題の「イラサリマケー」。
これはビルマ人がしている飲み屋さんに行って言葉が通じないながら、
なんとか注文をとる店員の姿を面白おかしく表現。
ちょっとエロチックな間違いなんかがあって、もし恋人で来ていたら笑う所か恥ずかしがる所か微妙。
我が家は熟年夫婦だから、隣で夫は大爆笑。私は静かに微笑んでいました。
噺としては、「まぁまぁ」かなぁ。
何かが足りないのですが、
なにが足りないのか???
修行かなぁ。
まだ噺に飲み込まれていて、一生懸命すぎるのです。
もうちょっと余裕があればいいかな。。。


さて、最後は白鳥さん。
「虹色寄席」と言う新作。
もともとは別の噺をするつもりで2回も練習してきたのだが、
先に談笑さんに新潟の内輪話をされたので、ここは急遽変えて、
名誉回復のため、新潟で何があったか真実を噺ます。
と、いう前振り。
マクラか本題か分からないうちに終わってしまって、
タイトルは「虹色寄席」。
白鳥さんらしい。
白鳥さんはご自分が演じるより、新作を作る方が得意ということで、
実際、噺自体はダラダラとしていて、
笑いどころも掴みがたいものがあるのです。
例えば、この話、喬ちゃんなんかがすると、身悶えして、ガッパガパッと身体をくねらせて、
それはそれは迫力あるものになるかもしれません。

白鳥さんは、演じるより作り手だな、、、
と、いう感想。

こうして、5人のそれぞれの噺を聴きながら、
2時間を笑いで過ごして、充実のひと時でした!!!

落語って奥が深く、
ちょっと齧っても笑えるし、深く蘊蓄を傾けても笑えるし、
とても素敵な日本の芸能の一つ。
大切に保存していきたいものです!!!
笑う門には福来る、です。
いっぱい、いっぱい笑って笑って、笑ったほうが得です。

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「よってたかってもりもり有楽町スペシャル15春」に行ってきました

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昨日4月12日、有楽町の読売ホールで「よってたかってもりもり有楽町スペシャル15春」「行くぜ新作、まいるぞ古典」という落語会がありました。
名前の通り、新作と古典。
昼の部が新作で夜の部が古典です。

私たちは昼の部に行ったので新作を聴きました。
タイトルも「よってたかってもりもり」と言う事で、
新しい挑戦、しかも観客にチャレンジしている、という感じです。
聴く側の「笑い度」が試されたようです。

文化芸能は、演者と観客のキャッチボールです。
お互いに刺激し合って「いいもの」を作るんだと思いました!!!
なかなか刺激的演目で、楽しいやら恥ずかしいやらの2時間。
充実のひと時でした♫

Photo

まず前座は柳亭市助さんの「真田小僧」。
落語では生意気でこましゃくれた子どもが出てくるのですが、
この噺はその典型のような子どもが主人公のものです。
落語千字寄席を読むと、
ちょっと私たちが昨日、聴いた噺とは違うようです。
確かに私も昨日は何でタイトルが「真田小僧」なのか不思議だったのですが、今、千字寄席を読んで納得。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
隣のおやじに、
母親の不倫をにおわせる仕方噺(シャレになりません!)で気をもたせ、
金をせびり取るくだりは、
「アンマさんでした!」
と逃げるやり方もありますが、
まったく同じパターンが上方版の「初天神」にもあります。
(千字寄席より)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
なるほど昨日の噺は仕手噺だったのですね。。。
本当はもっと長くて、オチまでいったら「真田」の意味が分かったのですね。
と、いう事で、途中下車の噺と言う事で感想もソコソコ。
前座さんだから、初々しく頑張っている、という所でした。

次がいよいよ本番。
春風亭百栄さんの「桃太郎後日譚」。
この人はマクラが面白かったです。
外国人がしている回転寿しに行って、発音がギクシャクしていることを面白可笑しく表現。
そして湯呑みがなくなったので、店員の外国人に注文したら「you,know,me」と間違えられるところには笑いが出ました。想像できるのだが、想像どおりに笑える安心が良かったです。
さて、噺の方も「その後の桃太郎」と言う事で新作。
内容はともかく、この噺が、次の演者のネタになりました。

前半の最後は喬太郎さん。
「稲葉さんの大冒険」。
まず喬太郎さんが舞台に入って来たその時からビックリ。
なんと髪の毛が半分、いや4分の一かな、真っ白と言うか、あとの部分が真っ黒というか、
なんとも訳の分からない髪で登場。
観客はみんな大笑い。
喬太郎さんは開き直って「なにが悪いんだ」と叫んでいるのですが、それがまた大笑い。
さて、そんな大笑いの中、説明はなしでマクラも短く、本題に入って行きます。
四角四面で日常を定規をひいたように送っている平凡なサラリーマンの稲葉さんが主人公。
駅で配っているティッシュをもらったら、それがなんと風俗のもの。
これはどこかに棄てようと思案。
ゴミ箱の前に行ったら子どもが通りかかり、ここで妄想。
さらにおまわりさんが来て、妄想。
仕方がないので、ゴミ箱は諦めてトイレに流そうとするが、ティッシュを流しても意味がないことに気が付き、
公園に埋めようと決意。
ここで犬の散歩の長谷川老人とあい、ここからが、長谷川老人の妄想に翻弄される稲葉さんの混迷、当惑の姿がなんとも可笑しく描かれて大笑い。
散歩の犬はもちろん、その前に百栄さんの桃太郎で登場した犬をネタにしていました。
最後はとんでもない結末になる稲葉さん。

新作なので、ちょっとガチャガチャとしたところもありましたが、
相変わらずの熱演で「さすが喬太郎さん」でした。
なお、噺の中で髪の理由がわかりました。
「映画に出るそうです」
たいしたものだ。。。
どんな映画か楽しみです!!!

後半は次に。


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統一地方選前半

統一地方選:10知事選、5政令市長選 開票結果と当選者が昨日、決まりました。
現職が強かったようですね。。。

これから、投票率をはじめとして、分析が進むのでしょうが、
明日から国会では本格的に「戦争立法」が国会で討論されます。

ウウウム。

後半戦がどのような結果になるかはともかく、
投票率の低い選挙だけは避けたいですね。

有権者の関心の低さがとても気になります。
棄権はしないで、投票してもらいたいです。

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2015.04.10

国立大で国旗掲揚?

「国立大で国旗掲揚を」 卒業式など、首相が答弁と言うニュースが今、ネットで話題になっています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
安倍晋三首相は九日午前の参院予算委員会で、入学式や卒業式に際して国旗掲揚や国歌斉唱を行わない国立大学があることについて、「税金で賄われていることに鑑みれば、教育基本法の方針にのっとって正しく実施されるべきではないか」と述べた。

 次世代の党の松沢成文氏が「ほとんどの国立大は入学・卒業式で国歌斉唱を行っていない」などと指摘し、感想を求めたのに答えた。

 下村博文文部科学相は、学習指導要領に基づき指導できる小、中、高校とは異なり、大学に関しては自主的な判断に委ねてきたと説明。そのうえで、国旗国歌法の制定から十五年がたち、入学・卒業式で国旗を掲げたり、国歌をうたったりすることは国民に定着しているとして、各大学に対して「適切な対応」をとるよう要請する考えを示した。
(原文まま)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ウウウム。
これは、やはり教育への介入ではないかと、、、

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<原発設備会社>世耕氏側に幹部5人献金 計750万円、、、だそうです


<原発設備会社>世耕氏側に幹部5人献金 計750万円
というニュース。

今度は世耕さん。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
世耕弘成(ひろしげ)官房副長官の資金管理団体「紀成会」に兵庫県の原子力発電所設備会社の社長ら幹部5人が2013年、個人献金の上限である150万円ずつ計750万円を献金していたことが分かった。うち3人が同年2月20日に、2人が6月5日にそろって献金しているものの、社長は「会社と関係なく、献金日が同じだったのは偶然」と話すが、専門家は「金額も日付も同じなら自由意思なのか疑問で、個人献金を装った企業献金の疑いがある」と指摘する。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

なんだか、毎日まいにち、こんなニュース。

段々と政治が腐敗していってることを、肌で感じます。。。

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2015.04.09

「上西小百合氏、後援会が実父に政治資金を支出」というニュース。

もうネットではメチャクチャ言われ、
ワイドショーでは「化粧が癇に障る」とまで言われた上西議員。

困ったチャンの議員だけではなさそうで、
なかなかしたたかに私腹を肥やしていた可能性が浮かび上がっています。
上西小百合氏、後援会が実父に政治資金を支出と言うニュース。

あらら。。。

これは議員バッチはずす日も近いかも。

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2015.04.08

京都大学入学式の式辞が素敵!!!

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京都大学の平成27年度学部入学式 式辞 です。
山極さんの式辞が格調高くて素晴らしいです。
ブログやツィッターやFBの別のグループにも紹介させて頂きましたが、
自分のTLにもアップしておきます。
さて、これを読むと、
学問とは、こんなに「夢多き物だ」と改めて思いました。
ワクワクさせられます!!!
今、安倍政権は大学を管理下におき、本来の「真理探究」を放棄させ、
すぐに代換えできる部品のようなが学生産出機構と変貌させようとしています。
が、
ちょっとまって!!!
と。
山極さんの式辞から伝わる学ぶことの喜び。
そして、
そんな喜びから生まれる「いぶし銀のような研究の数々」こそが日本を支えていると確信しました。
最後の谷川俊太郎の詩には思わず涙が出ました。
ちょっとここにも引用させて下さいね。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
また朝が来て僕は生きていた
夜の間の夢をすっかり忘れてぼくは見た
柿の木の裸の枝が風にゆれ
首輪のない犬が陽だまりに寝そべってるのを

百年前ぼくはここにいなかった
百年後ぼくはここにいないだろう
あたり前の所のようでいて
地上はきっと思いがけない場所なんだ

いつだったか子宮の中で
ぼくは小さな小さな卵だった
それから小さな小さな魚になって
それから小さな小さな鳥になって

それからやっとぼくは人間になった
十ヶ月を何千億年もかかって生きて
そんなこともぼくら復習しなきゃ
今まで予習ばっかりしすぎたから

今朝一滴の水のすきとおった冷たさが
ぼくに人間とは何かを教える
魚たちと鳥たちとそして
僕を殺すかもしれないけものとすら
その水をわかちあいたい
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

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戦争の現実

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ツィッターで見つけた画像です。
出所はポーランドの風刺マンガだそうです。

戦争ってこんなものなんだとよく描かれています。
前線で戦う兵隊さんは、亡くなったり、怪我したり、、、
でもね、
それを指揮していた者は、ますます肥え太っていく。
戦争ってそんなものなんだよね、と戦争の現実が分かります。

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日米防衛相がきょう会談、ガイドライン改定か?

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日米防衛相がきょう会談、ガイドライン改定へ意見交換と言うニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
これまでのガイドラインは、日本が武力攻撃を受けた場合と、朝鮮半島で有事が起きた場合を念頭に、自衛隊と米軍の役割分担を定めていたが、改定後は地理的制約をなくすとともに、平時から有事まで切れ目なく協力できる体制を整える。
サイバーや宇宙など、18年前には想定されなかった事態にも対応できるようにする
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ウウウウム。
国民はそっちのけで、ドンドンと進んでいくようですね、安倍政権。
アメリカへの手みやげだそうです。。。
でもね、
でもね、
基礎がグラリと揺れ動いている物って、すぐに壊れるんだよねぇ。
民意を反映していない政策に未来がある筈がない。
いずれ崩れさるものだとは思う。
思うのだが、巻き込まれていく国民は堪った物じゃないよねぇ〜〜〜。まったく。


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本屋大賞「鹿の王」に決まりました

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今年の本屋大賞、上橋奈穂子さんの「鹿の王」に決まりましたねぇ。
この本はまだ読んでいませんが、
私は上橋さんの構築する世界観が大好き!!!
「守り人シリーズ」なんて一気に読みました。

昨年は国際アンデルセン賞を受賞するし、
今、旬の上橋さん。
これから、どんな本を書いて下さり、
どんなファンタジーを届けて下さるのか楽しみです!!!


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2015.04.07

伊坂幸太郎、モダンタイムスを読んで

伊坂幸太郎のモダンタイムスを読みました。
あらすじは以下の通り。
===========
恐妻家のシステムエンジニア・渡辺拓海が請け負った仕事は、ある出会い系サイトの仕様変更だった。けれどもそのプログラムには不明な点が多く、発注元すら分からない。そんな中、プロジェクトメンバーの上司や同僚のもとを次々に不幸が襲う。彼らは皆、ある複数のキーワードを同時に検索していたのだった。
(データベースより)
============

モダンタイムスと言う事ですぐに思い出すのはチャップリンの同名の映画です。
個人の意志とか考えとか無関係にシステムに組み込まれていく、そんな時代が近未来にはやってくるという設定です。
上記あらすじにもあるように「ネット検索」という如何にも今風のテーマ。
ある言葉を検索するとトンデモナイ事が起こり、
知らず知らずに事件に巻き込まれていくと言う、なかなかスリリングな小説。
いつの間にか、読み進んでいきます。
そして、その検索の意味が明らかになってくるのですが、
その辺りの迫り方は、個人的は「あまり面白くなかった」と言うのが感想です。
ネタばれになるといけないので、書きませんが、
謎が謎でなくなったとき、
ちょっと肩すかしをくうものですが、
この本も例外ではなかったと思います。
が、
が、
そうした、本筋とは別に、「ネット社会の怖さ」というのが、
とてもリアルでこれは読み応えがある部分でした。

人は何かのシステムの一部分でしかないのだろうか???
そんなテーマを抱えて小説は終わります。

さて、この本、実は「魔王」の続編だったのです。
魔王については私は
投票しよう 総選挙2009年のエントリーで書いています。
ちょっと抜粋。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
何気ない日常に流されることの危うさ、、、
では、その危うさとは何か。
ズバリ、憲法改正とファシズムです。
縦糸に憲法改正とファシズム、とそれを推進する強烈な個性をもつ指導者、つまり「魔王」。
横糸は、決して良くはない景気の中でどうにか生きていく庶民の生活、それは兄弟への思いだったり、恋人を守ることだったり、同僚と笑うことだったり、、、、、と営むアレコレの生活。
縦糸と横糸が織り成し紡ぐものは「考えること」と「流されないこと」。


経済が悪化し、景気低迷が続く日本。
失業率が史上最悪。
次第にゆっくりと、、、ではあるが国民の心は希望の無い諦観包まれていく。
そしてそれは対外的な不満や怒りへと向け変えられ、、、、、
やがて憲法改正や国民投票へと指導者は国民へ導いていくのだが。

国民が一つにまとめられて個人の自由が奪われるのか、
国民が一つにまとまって集団の結束や民族の自覚を強めることができるのか、、、、、
物語は進みます。

♪デデデデデデデデ ダリラリラリダッタッタ〜
あれが見えないの?
魔王に連れて行かれるよ!
魔王が僕をひっぱっていくよ!

なんとも、
胸につまります。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ウウウウム。
なんだか、
今の時代ととてもシンクロしているようで、
落ち着かない気分になります。

と、言うことで、
今日は伊坂幸太郎「モダンタイムス」の感想をツラツラと。

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2015.04.06

「明日の記憶」を観て

昨日、以前から撮り貯めていた映画を観ようと、
夫といろいろビデオをガチャガチャしていたら「明日の記憶」というタイトルの映画を見つけました。
この頃、とみに物忘れの酷くなった私。
「あ、、、これにしよう」、と言う事で、
日曜日の午後、夫とカウチアルコール(ポテトチップではなくビールにしましたので、、、)

「明日の記憶」は2006年の映画です。
解説とあらすじは以下の通り
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第18回山本周五郎賞を受賞した荻原浩の同名長編を原作に、『トリック』や『ケイゾク』の堤幸彦監督が映画化した人間ドラマ。若年性アルツハイマー病に侵された男と、ともに喪失を乗り越えようとする妻の夫婦の情愛をたおやかに描く。互いを受け止め合い、痛みを共有する熟年夫婦を渡辺謙と樋口可南子が好演。人を愛することの根源的な意味を問いかける重厚なテーマを、ソフトな語り口でつづる堤監督の演出手腕が冴え渡る感動作。

広告代理店に勤める佐伯雅行(渡辺謙)は、平凡だが幸せな暮らしを送っていたが、ある日突然若年性アルツハイマー病に襲われる。あらゆる事柄をメモに取り、病魔と必死に闘い始める夫を、懸命に受け止め、慈しみ、いたわる妻(樋口可南子)。彼女は共に病と闘い、来るべき時が来るまで妻であり続けようと心に決めるが……。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

解説にあるように、本当にソフトで優しい映画でした。
若年性アルツハイマーと言う病気は若い人にも起きると言う事で以前はよく話題になりました。
治療や予防も医学の発達とともに次第に進んでいるようですが、
まだ現実にはこの病気で日々苦しんでいらっしゃる方も多くいます。
この病気についてはこのサイトが詳しいです。
若年と言うのはここでは40〜50代に発症。
また、若いため進行が早いのが特徴です。

さて、映画に話を戻すなら、
まず主人公の渡辺謙と樋口可南子が本当に素敵でした。
迫真の演技で、私たちに語ってきます。挑んできます。ドンドンと心の中に入り込んできます。
「どうだ、、、どうだ、、、こんな場合はどうする。
こうなったら、どうする。
ここまできたら、どんな選択をする。。。」
私たち自身がその生き方を問われているようです。
と、いうのも余りに問題が「自分のこと」であり、
あるいは、いつか起きるかもしれない未来の出来事であるからです。

どんな人でも避けて通れない死。
その死を迎えるにあたり、普通、人は老いるという過程を想定します。
「どんな風に老い、どのように死ぬか」と。
ところが、
ある日、突然、全ての過程がとっぱられて、いきなり、記憶と言う「その人」の証が失われるのです。
過去が奪われ、今がおぼろになり、未来は見えない。
そんな事実が約束されることの恐怖。
また、そんな家病人を見守っていかなければならない家族の苦悩。
これは、映画のことではありません。
誰にでも、だれにでも起きうることです。
だから、主人公の声なき叫びが伝わり、
その悲しみが自分のものであり、
そして、
解決なんてないのかしれないが次善の方法を選ぶことで、
次第に落ちついていく日常をみるにあたり、私たちは一つの指針として受け止めるのです。
「こんな生き方があるんだ」と。

縦糸にしっかりと丈夫な夫婦の絆、家族の絆をもってきて、
仕事を通して得る社会的な評価や喜びを横糸にもってきて、
映画は美しいがセピア色に仕上がり、
観終えた後、感動でいっぱいになるものでした。

なんとなく見た映画でしたが、
夫と2人で「いい映画だったね」と話し合いました。

生きていく事、老いる事、死ぬ事。
いろんなことを考える、とても素敵な映画でした!!!


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2015.04.02

同志社大学卒業式の総長スピーチが素晴らしい!!!

2014年度同志社大学卒業式祝辞(2015年3月20日)が素晴らしいです。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 この個人主義について、日本の憲法は、「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、国政の上で最大の尊重を必要とする」と定めています。遅ればせながら、68年前の1947年5月3日に公布された日本国憲法で、個人主義を高らかに宣言したのです。

 あの悲惨な太平洋戦争の原因の一つであった、全体主義あるいは天皇中心主義といった国や社会のあり方について、深刻に反省し、「政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し」て、全体主義・天皇中心主義の国や社会のあり方を180度転換して、「すべて国民は、個人として尊重される」としたのです。憲法13条は、まさに、日本国憲法の根幹を示すものとして規定されたのでした。

 ところで、諸君も十分判っていると思いますが、安倍首相の憲法改正の意欲は並々ならぬものがありまして、早晩、改正の動きが具体的になってくるものと予想されますが、そのために、自由民主党は自民党憲法草案なるものをまとめて公表するに至りました。その中で、「個人の尊重」という文言は改められて、「人の尊重」となっています。起草委員会の説明ですと、従来の「個人の尊重」という規定は、「個人主義を助長してきた嫌いがあるので改める」というものであります。今日の価値の根源となっている個人主義を、柔らかい形ではありますが、改めようとしているのです。このことは、これまで明確に否定されてきた全体主義への転換を目指していると言ってよいかと思います。

先にも申した通り、日本国憲法は、個人主義を正面から認め、人間社会におけるあらゆる価値の根源は、国や社会ではなく、一人一人の個人にあり、国や社会は、何よりも、一人一人の個人を大切にする、あるいは尊重する、といった原理であると考えています。

 自民党草案の他の規定を見ましても、個人よりも社会や秩序優先の考えかたがはっきりと表れており、にわかに賛成できませんが、私は、個人主義こそ民主主義、人権主義、平和主義を支える原点であると考えています。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

新島襄が目指したもの、標榜したもの、つまり「個人主義」が、
だんだんと全体主義に変えられていく危惧が痛いほど伝わってきました。。。
一人ひとりの人権、尊厳を大切にする社会でなければ、
その国はやがて衰退していくのでは、と言う警鐘をならしています。
個人の上に国を持ってこようとする現政権のやり方、しかもそれがあまりに性急である事に危惧を覚えるものです。

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2015.04.01

今日から4月

今日から4月。
新年度。

新しく会社員になる方。
また、職場で転勤や係が変った方。
あるいは進学、進級する学生の皆さんやら、
不安と期待でいっぱいのことと思います。

どうぞ、力いっぱい頑張って下さいね。
応援しています。

また今日はエープリルフール。
「今日はなんの日」サイトによれば以下の通り。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
エイプリルフール,万愚節
罪のない嘘をついて良いとされる日。日本では「四月馬鹿」とも呼ばれる。
その昔、ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが、1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」として位置づけ、馬鹿騒ぎをするようになったのがエイプリルフールの始まりとされている。
また、インドでは悟りの修行は春分の日から3月末まで行われていたが、すぐに迷いが生じることから、4月1日を「揶揄節」と呼んでからかったことによるとする説もある。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

かわいい罪の無い嘘なら笑って吹き飛ばされるのですが、
この頃の政治を見ていると、
嘘なのか出任せなのか、その場限りなのか分からない献金問題がドンドンと暴露されていますね、、、
こんな嘘はゴメンです。

さて、どんな嘘をつこうかな。。。
と、頭をひねりながら、
今日は4月1日。

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