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2016.04.20

「特定秘密法で報道萎縮」 テレビ局にも圧力と国連報告者

「特定秘密法で報道萎縮」テレビ局にも圧力と国連報告者というニュース。
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日本における言論・表現の自由の現状を調べるため来日した国連のデービッド・ケイ特別報告者(米国)が19日、暫定の調査結果を発表し、特定秘密保護法で報道は萎縮しているとの見方を示し、メディアの独立が深刻な脅威に直面していると警告した。政府が放送法を盾にテレビ局に圧力をかけているとも批判した。東京都内で記者会見した。言論・表現の自由を巡り、国連特別報告者が日本を調査するのは今回が初めて。
ケイ氏は聞き取り調査に基づき「政府に批判的な記事の延期や取り消し」が起きているとした。
上記ニュースより
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いつのまにか、日本はこんなにも貧しい(表現の自由といういみ)国になっていたのですね。。。
悲しい。

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「表現の自由」国連報告者、高市総務相との面会かなわず 〜 と、いうニュース

「表現の自由」国連報告者、高市総務相との面会かなわずというニュース。
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「表現の自由」に関する国連特別報告者として初めて公式に訪日したデービッド・ケイ氏(米国)が日本での調査を終え、19日に東京都内で記者会見した。「日本の報道の独立性は重大な脅威に直面している」として、メディアの独立性保護や国民の知る権利促進のための対策を講じるよう政府に求めた。

 ケイ氏は日本政府の招きで11日から訪日。政府職員や国会議員、報道機関関係者やNGO関係者らの話を聞き、「特定秘密保護法や、『中立性』『公平性』を求める政府の圧力がメディアの自己検閲を生み出している」と分析。「ジャーナリストの多くが匿名を条件に面会に応じた。政治家からの間接的圧力で仕事を外され、沈黙を強いられたと訴えた」と述べた。

 放送法をめぐっては「政府に放送局を直接規制する権限を与えた放送法のうち(政治的公平性などを定めた)第4条を廃止し、政府はメディア規制から手を引くべきだ」と提言。高市早苗総務相が番組の公平性を理由に放送局の「電波停止」に言及した発言をめぐって、滞在中に高市氏との面会を希望したが「国会会期中との理由で会えなかった」と明かした。

 特定秘密保護法については「原発や災害対応、安全保障など国民の関心が高い問題の政府情報が規制される可能性があり、内部告発者の保護体制も弱い。報道すれば処罰されるのではないかとの恐れから、メディアを萎縮させる効果を生んでいる」と懸念を示した。

 ヘイトスピーチ対策については「ヘイトスピーチの法律は悪用の恐れがある。まずは人種差別禁止法を作るべきだ」と提言。慰安婦問題など歴史問題については「戦争中の罪を教科書でどう扱うかについて政府が介入することは、国民の知る権利を脅かし、過去の問題に取り組む力を低下させる。文部科学省からは政治の影響はないと聞いたが、実際は教科書検定などに影響が直接及んでいるように感じた」と懸念を示した。

 記者クラブの排他性も指摘し「記者クラブは廃止すべきだ。情報へのアクセスを制限し、メディアの独立を妨害している制度だ」と批判した。

 ケイ氏は米カリフォルニア大アーバイン校教授で国際人権法などが専門。2014年、国連人権理事会から特別報告者に任命された。今回の訪日についての報告書は17年に人権理事会に提出する予定という。(編集委員・北野隆一)
原文まま
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このニュース、ケイさんが日本に見えたときからネットでは注目されていました。
なにしろ、このところの政府のマスコミ介入が話題になっている最中。
ううううむ。
と、ためいき。

一体、この国はどうなるのかと不安になるこの頃です。
しっかりと成り行きをみて、声を出すときは出していきたいです!!!

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2016.04.19

fitbitを買いました

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fitbitを買いました。
今まではガーミンをつかって歩いていたのですが、
すぐにスイッチオンを忘れて、思うように使いこなせませんでした。。
fitbitは付けているだけで歩数もわかるし、寝ているときの睡眠効率などもわかります。
カロリー計算もしてくれて、なかなか「痛い」です。。。
ははは。

ウォーキングを楽しんでいます!!!

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2016.04.15

熊本で震度7

熊本で震度7 今後1週間は激しい揺れ伴う余震のおそれというニュース。

大変でしたね。
亡くなった方にお悔やみ申し上げます。
被災された方に心からのお見舞い申し上げます。

怖かったでしょうね。。。
夜の地震かぁ〜〜〜
想像しただけで胸が痛みます。

私も5年前の震災では本当に怖い思いをしました。
夜も余震で眠れなかったことを思い出します。

日本列島、いつ、どこど地震があるかわかりません。
みなさん、くれぐれも、くれぐれもお気をつけてください。
そして「備えあれば憂いなし。ということで、私たちができる防災の準備も、もう一度確認してください。
私も、やります!

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2016.04.14

可視化義務付け、参院審議入り 刑訴法改正案というニュース

可視化義務付け、参院審議入り 刑訴法改正案というニュース。
これかなり危ないです。
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取り調べの録音・録画(可視化)義務付けや司法取引の導入、通信傍受の対象拡大を柱とした刑事訴訟法などの改正案は14日、参院法務委員会で審議に入った。厚生労働省の村木厚子元局長の無罪が確定した文書偽造事件を機に始まった捜査・公判改革の一環。

 岩城光英法相は同日の法務委で「取り調べと供述調書に過度に依存した状況を改めるため、証拠収集手段の適正化、多様化と公判審理の充実を図り、より適正で機能的な刑事司法制度を構築するものだ」と述べた。

 改正法案は昨年の通常国会に提出され、与野党の修正協議を経て昨年8月に衆院を通過。参院で野党提出のヘイトスピーチ(憎悪表現)対策法案を優先するよう旧民主党が求めたため、今国会に持ち越された。与党もヘイト法案を提出したことで審議が再開した。

 刑訴法などの改正案は、裁判員裁判事件と特捜部などが手掛ける検察の独自捜査事件を対象に、逮捕した容疑者の取り調べ全過程の可視化を警察と検察に義務付ける。

 容疑者が共犯者らの犯罪を解明するために供述したり、証拠を提供したりすれば、検察が起訴を見送ることができる司法取引を導入。捜査で電話やメールを傍受できる対象について、現在の薬物犯罪など4類型に、組織性が疑われる殺人や詐欺など9類型を加える。

 このほか、公判前整理手続きで検察官が被告側に証拠の一覧表を交付することや、勾留された全ての容疑者に国選弁護人を付けることなども盛り込まれた。〔共同〕
(上記ニュースより)
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ううううむ。
これ、ちょっと中身がなんとも。
もう少し調べてまた記事にしたいと思いますが、
とりあえずニュースより。

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田母神俊雄容疑者を逮捕 というニュース

田母神俊雄容疑者を逮捕 「国家権力にはかないません」とツイートというニュース。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
2014年2月の東京都知事選に立候補し、落選した元航空幕僚長・田母神俊雄容疑者(67)の資金管理団体で多額の政治資金が使途不明になっている問題で、東京地検特捜部は4月14日、複数の運動員らに現金を配布したとして、公選法違反容疑(運動員買収)で田母神容疑者と、当時の選対事務局長だった島本順光容疑者(69)を逮捕した。産経ニュースなどが報じた。
朝日新聞デジタルによると、容疑は次の通り。
発表によると、田母神容疑者は都知事選後の同年3月、選挙運動の報酬の目的で島本容疑者に現金200万円を支払った疑いがある。また、2人は共謀して同年3~5月、選挙運動をした男性5人に計280万円を支払った疑いがある。
田母神容疑者はこれまで、「現金を配ることを了承したつもりはなく、指示したこともない」などと、みずからの関わりを否定していた。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


あらら、、、
つぎは甘利さんとネットではもっぱらの評判ですが。。。
いずれにしても成り行きに注目です。

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2016.04.12

ケリー国務長官が広島への思い 「全ての人々が来るべきだ」というニュース

ケリー国務長官がツイッターで公開した広島への思い 「全ての人々が来るべきだ」というニュース。
10年以上、広島に住んでいた私としたら、とても嬉しいニュースです。
まだ幼い我が子を連れて、8月6日には原爆ドームや資料館を訪れていたことを思い出します。
保育所に通って居た息子は資料館は怖かったそうです。
それが普通の感覚だと私は思います。
戦争って怖いものです。。。
本当に多くの人に戦争の現実を見ていただきたいです。
オバマさんにも。。。

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2016.04.11

リテラ > 社会 > ジャーナリズム > 森喜朗が東京新聞を五輪から外せと圧力 東京五輪組織委会長・森喜朗が東京新聞に対して圧力!

相変わらず困ったちゃんの森元総理。
森喜朗が東京新聞を五輪から外せと圧力
東京五輪組織委会長・森喜朗が五輪不祥事を報道してきた東京新聞に対して「スポンサーから外せ」と圧力!
というニュース。
この人、どうにかしてほしいなぁ。。。

さてさて、オリンピック。
エンブレム問題もなんだか不透明極まりないし。

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元秘書「800万円受け取った」甘利氏金銭問題

元秘書「800万円受け取った」甘利氏金銭問題というニュース。
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甘利明前大臣を巡る金銭授受問題で、元秘書が特捜部に対し、甘利氏が建設会社側から渡されたと認めている600万円のほかに「800万円を受け取った」と説明していることが分かりました。

 千葉県内の道路建設工事を巡って、東京地検特捜部は、あっせん利得処罰法違反の疑いでUR(都市再生機構)本社や建設会社「薩摩興業」などを家宅捜索しました。甘利氏は会見で、薩摩興業の元総務担当・一色武氏から、元公設第1秘書と合わせて600万円を受け取ったことを明らかにしています。関係者への取材で、元秘書が特捜部の任意の聴取に対し、600万円のほかに「頻繁に飲食接待も受けた」「一色氏と50回以上会って、800万円余りを受け取った」などと説明していることが分かりました。
 薩摩興業元総務担当・一色武氏:「補償案が出た時点、その前後、必ず連絡して会うようにしていました。昼間じゃなくて夜ですね。(1回会うたび)15万円。5万とか10万プラスされた時もあります」
 特捜部は、あっせんの有無などについて解明を進める方針です。
(上記ニュースより)
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あらら、、、甘利さん。
ますますマックロクロスケですねぇ。
睡眠障害でお仕事やすんでいるようですが、
なんだか漏れ聞くところによれば階段昇降しながらトレーニングしているとかとか。。。
このまま表に出てこなかったらますます黒い。
政治家の美学とやらに反するのではないでしょうか?
ぜひぜひ、国会に出てきて、この問題とついでというか本筋としてTPPについても説明してください。
石原さんじゃ話にならないのです。。。

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2016.04.08

どうなる西川委員長暴露本

西川さんの暴露本で国会は紛糾。
ついに今日8日は審議が中断。
あらら、、、

ニュースがなんだか削除されているので、
これについてここが詳しくかいてあります。
読むとかなりひどいです。
うううむ。

なんだかな〜〜〜
ちょっと長いのですが、どこを抜粋していいかわからないので全文ままで掲載します。
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リテラ > 社会 > 政治 > TPP国会では黒塗りも担当者が内幕本
安倍政権が“黒塗り資料”でTPP交渉を完全秘密に! 一方で担当者に内幕本を出版させ印税がっぽりの背信行為
【この記事のキーワード】編集部, 自民党
2016.04.08

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西川公也公式ウェブサイトより


 現在、国会で集中審議が行われているTPP問題。民進党は政府の交渉資料の情報開示を求めていたが、5日に開示されたそれは、日付と表題以外はすべて黒く塗られている、まさに“のり弁”のようなシロモノだった。

 国民が不利益を被ることを顧みず、アメリカの言いなりで交渉を進めたことを隠すために、すべてを黒塗りしてしまう安倍政権の国民不在の姿勢には、改めて唖然とさせられるが、この問題では、もっととんでもない問題が浮上した。

 政府がすべて秘密にしたそのTPP交渉の過程を、自民党TPP対策委員長を務めた西川公也・元農林水産相が、著書として来月出版する予定だというのだ。

 その著書のタイトルは、『TPPの真実 壮大な協定をまとめあげた男たち』。出版社は中央公論新社で、5月6日に発売される予定だという。タイトルからも伺えるように、TPP交渉で手柄を立てた自らをアピールする本なのだろう。

 本の紹介文には、こうある。

〈未曾有の多国間交渉で、自国の将来をかけて繰り広げられた駆け引き――。自民党TPP対策委員長として最前線に立った著者が、その熾烈な内幕を明らかにする!〉

 しかも、この問題を昨日の衆院TPP特別委で質問した民進党の玉木雄一郎衆院議員は、この本のゲラ刷りを入手しており、本の中には「交渉過程そのものにかんする情報」が書かれていると指摘した。つまり、国民には黒塗りの“のり弁”資料を出しておいて、本のほうには開示しなかった情報が書かれている、というのだ。

 政府が国家機密に仕立てている情報を、与党の担当者が「内幕を明かす」と称して本にし、印税をがっぽり手に入れる。こんなことが許されていいのか。

 交渉過程を黒塗りにした言い訳を、石原伸晃経済再生相は「外交交渉は相手国との信頼関係などの観点から、内容を公開することに制約がある」と言い張り、さらに安倍首相は、こうも述べていた。

「交渉は妥結した結果がすべてだ。結果に至る過程の協議が、すぐ表に出るようなら、外交交渉はそもそも成立しない」

 まあ、よくも言ったものだ。安倍首相の答弁でいえば、西川氏の本の出版は外交交渉なんて成立しない、とんでもない暴挙ということになるだろう。

 しかも、このやり方が問題なのは、交渉過程が国家機密になっているため、本ではいくらでも事実関係を歪曲、捏造して、情報を操作できることだ。実際、西川氏の本は、かなりの部分で、政府、与党に都合よく情報を書き換えられているという。

 まさに、国民をなめているとしか思えない背信行為。しかもこれ、安倍首相は「知らなかった」では済まされない。というのも、西川氏のこの本の出版を、安倍首相は確実に知っていたからだ。

 じつは同書は当初、西川氏が4月の政治資金パーティーで配布するべく、4月10日に発売する予定だったが、3月末にテレビ東京が同書の内容が交渉過程にかなり踏み込んだものであることを報道。この取材に対し、与党側が「TPP協定の承認と関連法案の成立に万全を期すため、本の発売も遅らせたい」と考えていることも報じていた。そして本の発売日は4月から5月に延期されていたのだ。この問題を、安倍首相が知らなかったわけがない。

 ようするに、政権側はTPP暴露本の出版事実を知りながら、一方で求められていた情報開示には黒塗り資料を出すという、国民をバカにするにも程がある行動に出ていたのだ。

「むしろ、最初から、政府と西川氏の本の出版は連動していたと考えるべきでしょう。政府としては、“国家機密”と称してすべての情報を隠し、一方で、与党の責任者に“内幕”と称して、自分たちに都合のいい情報を出させて、国民を誘導する。そういう作戦だったんじゃないでしょうか。出版元も政権べったりの読売新聞社系の中央公論新社ですしね」(全国紙政治部記者)

 そもそも今回の西川委員長による出版行為は、議員辞職に値するものだが、それを黙認していた安倍首相の責任も問われるべきだろう。
(上記サイトより全文まま)
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あらら。。。
これってすごい秘密暴露。
しかもその秘密って配信的ですね。。。

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2016.04.07

議員のガソリン代

Cfzgkgeuiaerpmg

民進党の山尾志桜里さんのガソリン問題がいま、話題です。
と、同時に安倍さんや菅さんのガソリン代も地球何週分と取りざたされています。

どっちもどっちって、ことで、
この際、すべての議員のガソリン代を精査したらいいのかも。。。


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パナマ文書

パナマ文書大変なことにあんっています。
パナマ文書に習近平氏の親族 タックスヘイブンで株主ということで中国に激震が走っています。
Wikipediaによればパナマ文書は以下の説明があります。
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パナマ文書(パナマぶんしょ)またはパナマペーパー(英語: Panama Papers)とはパナマの法律事務所、モサック・フォンセカ(Mossack Fonseca)によって作成された一連の機密文書である。文書は1970年代から作成されたもので、総数は1150万件に上る。文書にはオフショア金融センターを利用する21万4千社の企業の、株主や取締役などの情報を含む詳細な情報が書かれている。これらの企業の関係者には多くの著名な政治家や富裕層の人々がおり、公的組織も存在する。合計2.6テラバイトに及ぶ文書は匿名で2015年にドイツの新聞社『南ドイツ新聞』に漏らされ、その後、ワシントンD.C.にある調査ジャーナリスト国際連合にも送られた。80か国の107社の報道機関に所属する約400名のジャーナリストが文書の分析に加わった。2016年4月3日、この文書についての報道は149件の文書とともに発表された。関連企業・個人リストの完全版は同年5月初めに公開される予定である。
====================
また世界を揺るがしかねない「パナマ文書」の衝撃 各国政府が脱税や租税回避の調査を開始ということで、世界に衝撃を与えているようです。
日本の企業や個人名もその中にはあったようですが、
なぜか、日本政府は現段階で調査しないとか、、、
これ、ちょっと問題では。
しっかりと調査してもらいたいものです。。。

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2016.04.06

滋賀大学長 文系軽視、教育後進国並み…文科省を批判

滋賀大学長 文系軽視、教育後進国並み…文科省を批判というニュース。
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滋賀大(滋賀県彦根市)の位田隆一学長(68)は5日、入学式のあいさつの中で、国立大の人文社会科学系学部の改組や廃止を求めた文部科学省の昨年の通知に言及し、「世界の教育後進国と言われても仕方がないほど嘆かわしい」と厳しく批判した。

 位田学長は、国立大の法人化についても「期待通りの成果を得られていない」と指摘。「人文・社会系学部や教育系学部の廃止や再編成を求められ、教育学部と経済学部を擁する滋賀大は激震を受けている」などと訴えた。

 さらに、国立大はさまざまな批判と要請に直面しているとし、「多くは的外れで、大学の役割が十分に理解されているとは思えない」と語った。位田学長は京都大法学部教授などを経て今月1日付で学長に就任。国連教育科学文化機関(ユネスコ)の国際生命倫理委員会委員長も務めた。

 文科省は今年度から6年間の中期目標・計画で人文社会科学系の改組や教員養成系の新課程の廃止を要請。滋賀大も組織見直しを図り、来年度にデータ・サイエンス学部(仮称)を新設する予定。【西村浩一】
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うううむ。
学問って目の前の成果だけじゃないんですよね。
文系の学問や基礎の学問がしっかりしてこそ、
その上に新しい技術や発明があるんですよね。

文科省も目の前だけにとらわれず、
先の長いものさしで教育にかかわってほしいものです。

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2016.04.05

今日から放送大学2年目!!!

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今日から放送大学2年目です。
今学期は交通心理学、心理学研究法、発達心理学概論、教育心理学概論、社会心理学の5教科と面接授業を2つとる予定です。
認定心理士の資格には38単位必要。
昨年は22単位を取得したので、今年一年で16単位をとる予定ですが、なかなか大変です。。。

今日は交通心理学の授業をテレビで聴講。
モビリティが発達して、それと同時に交通事故も多くなったのですが、その背景や原因を社会的なものと人的なものとから総合に判断していくという授業。
気がついたら寝ていました、、、ははは

先が長いわ。
でも、それはそれとして、楽しく勉強しています!

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NHKで大暴言、憲法読めない高村副総裁が露呈―自民党改憲草案のデンジャラスさ

NHKで大暴言、憲法読めない高村副総裁が露呈―自民党改憲草案のデンジャラスさという記事を志葉玲さんが書かれています。
私もこのとき、日曜討論見ていたのですが、
高村さん、ちょっとすごいこと言いましたね。
これは事実関係をしっかり話してほしいです。
重大な問題発言。
この発言には自民党もびっくりしたようです。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/178750/1
↑上の記事を御覧ください。
そりゃ、そうですよね。テレビの前で公党非難。
しかもそれが「伝聞情報」というのだから。。。
節操無いですよね。
本当なら民進党は対応しなければ、
嘘なら高村さん、責任重大。
と、いうことで、これは絶対に説明して欲しいです。

では「公共の福祉」と「公の秩序」についての記事を掲載。

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今月3日放送のNHK「日曜討論」での、高村正彦・自民党副総裁の憲法をめぐる発言には全くもって驚かされたが、呆れる程、メディアでとりあげられていない。おそらく、メディア関係者らが高村発言のどこが問題なのかわかっていないからなのだろうが、その危険性を指摘したい。
〇正反対のものを「同じ」とうそぶく

問題の発言は、共産党の志位和夫委員長に、自民党の改憲草案について「『公益及び公の秩序』のために基本的人権を制約できるとある」と指摘された際に飛び出した。これに対し、高村副総裁は、「それは現憲法の『公共の福祉』を置き換えただけ」「わかりやすく言い換えたもので意味は変わらない」と言ってのけたのだ。だが、日本国憲法における「公共の福祉」と、自民党の改憲草案での、「公益及び公の秩序」では、180度意味が違う。大事なことなので、もう一度、強調する。今回の高村発言は、全く正反対のことを同じものだという詐欺的発言だ。具体的に言うと、

日本国憲法における「公共の福祉」とは、個人の人権と別の個人の人権が衝突する際の調整機能だ。つまり、Aさんの権利を際限なく認めた場合、Bさんの権利が侵害されることになるので、そこは調整しましょう、というものである。

これに対し、

自民党の改憲草案における、「公益及び公の秩序」とは、国家の都合のため、個人の人権を抑圧することができる、という全体主義的なものだ。

そもそも、日本国憲法は、戦前・戦中の国家権力の暴走が悲惨な戦争へと突き進み、多くの人々の人権を抑圧し、命を奪ったという反省から、立憲主義に基づいたものとなっている。つまり、憲法は国家権力を縛り、その暴走から人々を守るもの、という主義だ。その立憲主義において、要となるのが「個人主義」。つまり、個人が尊重され、その自由や権利が保障されるというものだ。だからこそ、個人の人権VS個人の人権の調整機能である「公共の福祉」は、国家が権力で個人の人権を押さえつけるという「公益及び公の秩序」とは、本質的に、全く正反対なのである。

「公益及び公の秩序」について、自民党の改憲草案Q&Aでも「憲法によって保障される基本的人権の制約は、人権相互の衝突の場合に限られるものではないと明らかにしたもの」と書かれており、「公共の福祉」とは区別されている。高村副総裁は、弁護士資格を持つだけに、その違いもわかるはずだ。よほど、耄碌していない限り、公共の放送でウソをついた、ということになる。
〇高村発言が示す改憲案の危険性

今回の高村発言が捨て置けないのは、基本的人権を制限するという、極めて重大なことについて、誠実さに欠けるからだが、それは自民党改憲草案にある「非常事態条項」にも直結してくる。つまり、非常事態宣言を行うことにより、内閣が国会を通さずに法案を成立させることができる、何人も政府の指示に従わなくてはならないという自民党改憲草案98条および99条だ。同条文案には「基本的人権は最大限に尊重されなくてはならない」とは書いてあるものの、それでなくとも、自民党の改憲草案は、いかに基本的人権を制限し、人々を公なるものに従わせるか、という色合いが極めて濃厚だ。独裁状態とも言える強大な権限を安倍政権が手にした際、果たして本当に基本的人権が守られるか。今回の高村発言により、ますます疑念が増したとも言える。
〇メディアは追及を

高村副総裁が、問題の発言をした際、志位委員長は「全く違う」とツッコミを入れたが、司会者が絶妙なタイミングで介入。議論を中断させてしまった。翌日のメディアでは、高村副総裁と民進党の岡田克也代表とのやり取りについては報じたものの、この日の放送の最大の暴言についてはスルーしていた。振り返れば、昨年の安保法制審議などでも、安倍政権は砂川事件の判決を集団的自衛権行使は「合憲」である根拠にするなど、詭弁や事実を捻じ曲げた説明を繰り返してきた。「ウソも繰り返せば、人々は信じる」―そんな「ナチスの手口」じみた不誠実さを、メディアはもっと追及するべきだ。メディアの追及が甘いからこそ、権力は図に乗り、より不誠実なものとなっていくのだろう。

(了)

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田母神俊雄氏、現金配布を認める 「2000万円配ると報告受けた」そうな。。。

田母神俊雄氏、現金配布を認める 「2000万円配ると報告受けた」だって。。。
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2014年2月の東京都知事選で落選した元航空幕僚長、田母神俊雄氏(67)の資金管理団体の収入の一部が使途不明となっている問題で、田母神氏は東京地検特捜部の任意の事情聴取に対し「陣営の元幹部から選挙で世話になった人に合わせて2000万円を配ると報告を受けた」などと説明した。4月4日、NHKニュースなどが報じた。

公職選挙法は運動員に金品を贈ることを原則として禁じており、同法違反(買収)にあたる可能性があるが、田母神氏は「法に触れるという認識はなかった」と報道各社に説明している。朝日新聞デジタルでは次のように伝えた。

田母神氏の説明によると、2014年2月の東京都知事選で落選した約1カ月後、選挙対策本部で事務局長を務めた男性から「選挙の慰労として計2千万円を配ろうと思う」と相談を受けた。田母神氏はいったん「わかった」と了承したうえで、金額が多いと考え直し、「やはり賛同しかねる」と答えたという。

だが、その約10日後、現金を受け取った1人から「ありがとうございました」と伝えられた。その時点で現金が配布されたことを知ったが、「当時はそれが法に触れるという認識はなかった」という。

(田母神氏、現金配布認める 知事選後「陣営が運動員に」:朝日新聞デジタル 2016/04/05)

東京地検特捜部は3月7日、田母神氏の政治資金の一部が私的に使われた疑いがあるとして、業務上横領容疑で田母神氏の自宅や関連事務所などを家宅捜索していた。
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ううううむ。
まぁ、これからこんなニュースがどんどん出てくるのか???

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銀行新入社員が自衛隊で研修というニュース

銀行新入社員が自衛隊で研修というニュース。
これはちょっと待ったという感じですね。
うううむ。
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新潟県長岡市の銀行が、新入社員に学生気分から抜け出し、集団としての規律を身につけてもらおうと、陸上自衛隊で3日間の訓練を体験する新人研修を始めました。

研修に参加したのは、長岡市に本店がある北越銀行に、この春就職したばかりの新入社員69人です。
上越市にある陸上自衛隊の駐屯地を訪れた新入社員たちは、はじめに自衛隊の衣服やヘルメットを身につけると「気をつけ」や「休め」といった動作に取り組みました。
このうち「気をつけ」は背筋や拳をまっすぐ伸ばし、つま先を60度に開くなど1つ1つ決まり事があるため、なかなか正しい動作をすることができません。
また「敬礼」でもきびきびとした動きが求められるなど、いずれの動作も基本的なものばかりですが新入社員たちはうまくいかず、しっかりと身に着くまで1時間半に渡って訓練を繰り返していました。
参加した男性の新入社員は「集団行動の大切さや礼儀などを学んで、しっかりとした社会人の心構えを身につけたい」と話していました。
研修は4日から3日間、駐屯地の中で寝食を共にしながら行われることなっていて、銀行としては規律の厳しい自衛隊での訓練を通して学生気分から抜け出し、社会人としての一歩を踏み出して欲しいとしています。
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集団的規律って言っても、
自衛隊の訓練を一緒にやるなんて、「おいおい」。
規律ならなにも自衛隊でなくて禅寺でもいいではないですか?

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甘利さん、そろそろ国会で説明してください

春眠暁を覚えずというが、
今頃甘利さんは???

と、いうことで毎日新聞の記事を掲載します。
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政治とカネ」の問題で、甘利明衆院議員が経済再生担当相を辞任してから2カ月が過ぎた。辞任を表明した1月下旬の記者会見では「さらに調査を進める」などと述べたが、いまだに追加説明はない。それどころか「病気」を理由に国会に姿を見せていない。これで国会議員の重責を果たしていると言えるのだろうか。【葛西大博】

問題発覚後、甘利氏の選挙区である神奈川13区(大和、海老名、座間、綾瀬市)を何度か歩いた。3月下旬のある日、「自民党広報板」と書かれた掲示板に張られた甘利氏単独だったポスターが、参院選の党公認候補とのツーショットに変わったことに気がついた。衆院議員は参院選の候補者を応援しているというアピールなのだろう。甘利氏は2月中旬に「睡眠障害で自宅療養が必要」との診断書を提出し、1カ月間国会を欠席、3月中旬にも2カ月間療養する意向を国会に伝えている。このポスターを見る限り、同日選になるかどうかは分からないが、次の衆院選に立候補する意思はあるということなのか。

 辞任会見後、説明の場を設けない甘利氏の姿勢を厳しく批判するのが、政治アナリストの伊藤惇夫さん。「5月下旬には主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が予定されており、国会は5月中旬以降、実質的に休止状態に入る見込みです。甘利さんは病欠を延長するので、6月1日までの通常国会で説明責任を果たすつもりはないのでしょう」

 疑惑があっても当選すれば「みそぎ」は済む−−。これまで政界では何度も繰り返されてきたことだが、伊藤さんは「甘利さんが、次回の衆院選で当選さえすれば『政治とカネ』問題は終わったと思っていたら大間違い。有権者はそんなことを許してはいけない」と怒りをあらわにする。

 当然、この人も怒っている。民進党の幹事長、枝野幸男氏は「2カ月休むことになれば(野党が追及する時間確保が難しくなる)国会の終盤になります。これでは甘利氏は『逃げ得』を図ろうとしていると批判されても仕方がありません」。

 ここで、甘利氏の「政治とカネ」問題を振り返ってみたい。週刊文春が、神奈川県大和市の地元事務所の秘書が千葉県の建設会社と都市再生機構(UR)の補償交渉を巡り、口利きを依頼されて現金を受け取ったと報道したのが発端だった。国会などで問題を追及された甘利氏は1月28日に辞任を表明した記者会見で、この建設会社側から2013年11月に大臣室で50万円、14年2月に地元事務所で50万円の計100万円を自ら受け取ったことを認めた。現金について甘利氏は「政治資金としてきちんと処理するように秘書に指示したと思う」と説明。一方、秘書については、建設会社側から受け取った500万円のうち200万円しか政治資金収支報告書に記載せず、残り300万円を私的に使ったと説明した。

 70分間に及んだ辞任会見での主な発言を表にまとめた。まず、表の(1)に注目してほしい。甘利氏は「引き続き調査を進め、公表する」と明言している。さらに、安倍晋三首相は「甘利氏がしっかりと説明責任を果たしていくと思う」などと再三にわたって述べている。甘利氏は病気が回復すれば説明すべきなのは無論のこと、政府や自民党も疑惑について説明を促す責任があるはずだ。

 甘利氏の行為は違法ではとの疑問も拭えない。弁護士でつくる「社会文化法律センター」は3月16日、甘利氏と元秘書に、政治家や秘書が口利きで報酬を得ることを禁じるあっせん利得処罰法違反の疑いがあるとして東京地検に告発状を出した。センター代表の宮里邦雄弁護士は記者会見で「秘書の責任だけでなく、甘利氏の共犯も問えると判断した」と述べた。

 また、「政治資金オンブズマン」共同代表の上脇博之・神戸学院大法学部教授らも、あっせん利得処罰法違反と政治資金規正法違反(虚偽記載)の疑いがあるとして、刑事告発を検討中だ。

 立件の可能性について、東京地検特捜部検事などを歴任した郷原信郎弁護士が説明する。「今までの種々雑多の『政治とカネ』の問題とは全く違う。まさに絵に描いたようなあっせん利得と言えます。最終的に起訴できるかどうかは証拠に基づいて判断しなければいけませんが、与党の有力な議員で行革担当相を経験した甘利氏は独立行政法人のURの問題に大きな影響力を持っており、秘書もそれを十分に認識して活動しているはず。(立件に必要な)『議員の権限に基づく影響力』があることは明らかでしょう」

 郷原さんが注目するのが表の(2)の発言。甘利氏は「東京地検特捜部出身の弁護士に調査を依頼した」と述べたが、その氏名は不明。郷原さんは「いまだに公表しないようでは存在さえ疑ってしまう。また、しっかりとした調査をやっていると世間に思わせるために『特捜ブランド』を悪用しているとも思える」と指摘する。

 そこで、甘利氏の事務所に取材を申し込んだ。調査結果を明らかにする記者会見を開く予定はあるのか▽調査している弁護士名を公表するのか−−などの質問への回答を得るためだ。

 事務所側は「甘利自身については、あっせん利得処罰法に当たるような事実は全くありません」などの回答を文書で寄せた。ただ、質問への直接的な回答はなかった。

 事務所のホームページによると、甘利氏の座右の銘は「得意淡然 失意泰然」。失意のときも焦ることなくゆったりとしており、得意のときもおごることなくさっぱりとしている態度をいう(旺文社「成語林」より)。

 安倍政権の看板大臣を辞任した甘利氏は失意のどん底にいるのだろう。だが、伊藤さんは「3カ月も国会を休むのですから泰然としているなんてとんでもない。国会議員が国会に出られないのは、それだけで『万死に値する』と言われた時代もありました」と語る。

 最後に表の(3)をご覧いただきたい。閣僚辞任を決断した心境を語った部分には、「政治家としての美学」や「政治家としての矜持(きょうじ)に鑑み」などと誇りがにじむ言葉が並んだ。

 しかし、である。「自ら認めた大臣室での現金授受の事実だけでも大臣辞任は当然。『政治家としての矜持』など関係ない。国会に出て来られず、説明もできないのならば議員を辞めるしかない」と憤るのは郷原さん。上脇さんは「甘利氏が『刑事訴追される可能性があるので黙秘します。これ以上調査をやりません』と、開き直るのならば分かります。しかし、議員を続けるのであれば、自ら率先して疑惑を晴らすのは当然のことです」と、追加の記者会見を促すのだ。

 説明責任を果たす。これこそ政治家が大切にすべき「生き様」ではないのだろうか。
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ということで、甘利さん、国会で説明してください。
噂によればトレーニング場にはお顔だしているとかとか。
真偽はともかく、やはり政治の美学に反するのではないでしょうか???

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2016.04.01

新しい季節

今日から4月。
新しい季節です。
新学期、新社会人、そして新しい職場に行く人。
いろんな人たちが環境を変えたと思います。
それぞれの場でのご活躍お祈りしながら。

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「浪花節だよ人生は」古舘さんのあいさつより

報道ステーションが3月31日にて終わりました。
最後に古舘さんのあいさつが文字で起こされていますので、ここに紹介します。古舘氏「死んでまた再生します」/あいさつ全文というサイトからの引用です。
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私が大変気に入っているセットも今日が最後。04年4月に産声を上げ、12年の月日があっという間にたちました。私の古巣である、学舎であるテレビ朝日に貢献できればという思いも強くあって、この大任を引き受けさせていただきました。おかげさまで風邪などひとつもひくことなく、無遅刻無欠勤で12年やらせていただくことができました。これもひとえに、テレビの前で今、ご覧になっている皆様方の支えあったればこそだなと、本当に痛感をしております。ありがとうございました。

 私は毎日毎日この12年間、テレビ局に送られてくる皆様からの感想、電話、メールをまとめたものをずーっと読ませていただきました。お褒めの言葉に喜び、徹底的な罵倒に傷ついたこともありました。でも全部ひっくるめてありがたいなと今思っております。

 というのも、ふとある時気づくんですね。いろんなことを言ってくるけれども、考えてみれば私もこの電波という公器を使っていろんなことをしゃべらせていただいている。絶対誰かがどこかで傷ついているんですよね。それは因果はめぐって、自分がまた傷つけられて当然だと、だんだん素直に思えるうになりました。こういうふうに言えるようになったのも、皆様方に育てていただいたんだなと、強く思います。

 そして、私がこんなに元気なのになんで辞めると決意をしたのかということも簡単にお話しするとすれば、そもそも私が12年前にどんな報道番組をやりたかったのかということにつながります。実は言葉にすると簡単なんです。もっともっと普段着で、もっともっとネクタイなどせず、言葉遣いも普段着で、普通の言葉でざっくばらんなニュース番組を作りたいと、真剣に思ってきたんです。

 ところが現実はそんなに甘くありませんでした。たとえば、「いわゆるこれが事実上の解散宣言とみられております」と、「いわゆる」がつく。「事実上の」をつけなくてはならない、「みられている」と言わなくてはならない。これはどうしたって必要なことなんです。放送する側としても誰かを傷つけちゃいけないと、二重三重の言葉の損害保険をかけなければいけないわけです。そういうことをガチッと固めてニュースをやらなければならない。そういう中で、正直申しますと、窮屈になってきました。

 もうちょっと私は自分なりの言葉、しゃべりで皆さんを楽しませたいというようなわがままな欲求が募ってまいりました。12年やらせていただいたというささやかな自負もありましたので、テレビ朝日にお願いして「退かせてください」ということを言いました。これが真相であります。

 ですから、世間の一部で、なんらかのプレッシャー、圧力が私にかかって、辞めさせられるとか、そういうことでは一切ございません。そういう意味では、私のしゃべりを支持してくれた方にとっては、私が辞めるというのは、裏切りにもつながります。本当にお許しください。申し訳ありません。私のわがままです。

 ただ、このごろは、報道番組で開けっぴろげに昔よりもいろんな発言ができなくなりつつある空気は私も感じています。この番組のコメンテーターの政治学者の中島先生が教えてくれました。「空気を読む」という人間には特性がある。読むから、一方向にどうしても空気を読んで流れていってしまう。だからこそ反面で「水を差す」という言動や行為が必要だと。私、その通りだと思います。つるんつるんの無難な言葉で固めた番組などちっとも面白くありません。人間がやっているんです。人間は少なからず偏っていきます。だから、情熱をもって番組を作れば、多少は番組は偏るんです。全体的に、ほどよいバランスに仕上げ直せば、そこに腐心をしていけばいいという信念を私は持っています。

 という意味では、12年間やらせていただく中で、私の中でも育ってきた報道ステーション魂を、後任の方々にぜひ受け継いでいただいて、言うべきことは言う、間違いは謝る。激しい発言というのが、後年議論のきっかけになっていい方向に向いたじゃないかと、そういうこともあるはずだと信じております。

 考えてみれば、テレビの一人勝ちの時代がありました。そのよき時代に乗って、あの久米宏さんが素晴らしい「ニュースステーション」というニュースショーを、まさに時流の一番槍をかかげて突っ走りました。私はその後を受け継ぎました。テレビの地上波もだんだん厳しくなってきた。競争相手が多くなりました。そういう中でも、しんがりを務めさせていただいたかなと、ささやかな自負は持っております。

 さあ、この後は通信と放送の二人羽織、どうなっていくんでしょうか。厳しい中で、富川悠太アナウンサーが4月11日から引き継ぎます。大変だと思います。しかし彼には乱世の雄になっていただきたいと思います。私はこの12年の中で彼をすごいなと思ったのは、1回たりとも仕事上のグチを聞いたことがありません。そういう人です。精神年齢は私よりもずっと高いと思っています。どうか皆さん、3カ月や半年あたりでいいだ悪いだ判断するのではなく、長い目で彼の新しい報道ステーションを見守っていただきたいと思います。本当につらくなったら私に電話してきてください。相談に乗ります。ニュースキャスターというのは、本当に孤独ですからね。

 私は今こんな思いでいます。人の情けにつかまりながら、折れた情けの枝で死ぬ。「浪花節だよ人生は」の一節です。死んでまた再生します。皆さん、本当にありがとうございました。
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最後の浪花節、素敵ですね。
人の情けにつかまりながら、折れた情けの枝で死ぬ。「浪花節だよ人生は」
また再生なさることを祈りながら。。。

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