« 「自分を知り、自分を変える」を読んで その2 | トップページ | 「自分を知り、自分を変える」を読んで その4 »

2017.08.13

「自分を知り、自分を変える」を読んで その3

「自分を知り、自分を変える」第3章。
「責任者は誰だ」
===============
優れた適応的無意識の存在があるなら、
意識的な部分の働きとは何か?
意識と無意識のどちらに責任があるか?

そのそもこの2つの機能は2つの情報システムが進化してきたものではないか。
そして、意識は非意識的処理よりも後に獲得されたシステムではないか?
古いシステムは新しいシステムと比較して障害や損傷に強く、個体発達の早期に現れ、それはより多くの種によって共有されているのだが、この特徴は非意識的処理の特徴でもある。
では意識の機能は?
これは洞察と関係がある。
自己をどのように深く観察、みることができるか???
意識と適応的無意識の違いを簡単に表にまとめると以下のとおり。

適応的無意識の特徴
多重システム
オンラインのパターン検出器
「いまここ」の即時的視点
自動処理融通がきかない
はやとちり
否定的情報に敏感

意識の特徴
単一システム
事後的な事実点検出器
長期的視点
統制的処理
柔軟
ゆっくりと展開
肯定的情報に敏感

この二段構造が進化
===================
            おん

|

« 「自分を知り、自分を変える」を読んで その2 | トップページ | 「自分を知り、自分を変える」を読んで その4 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「自分を知り、自分を変える」を読んで その3:

« 「自分を知り、自分を変える」を読んで その2 | トップページ | 「自分を知り、自分を変える」を読んで その4 »