忖度弁当が流行らなかったことから、、、
今年の流行語大賞は「忖度」と「インスタ映え」だそうです。
忖度は入るだろうと予想していたのですが、インスタの方も受賞したということで時代を感じます。
さて、それはそれとして商魂逞しいお店はこれにあやかろうといろんな商品を考え出すのですが、
大外れにはずれたのが「忖度弁当」らしいです。
某コンビニでは13個中、12個も廃棄したという話もネットでは話題になったりしています。
「忖度弁当ねぇ」と思いながら夕飯を作っていました。
そこへ偶々やってきた息子がいて、なんやかんやと話していたら「忖度弁当がなぜ売れなかったか」で盛り上がりました。
まず第一番は高いということです。
コンビニの幕の内弁当で800円。中身を考えるとこれはやはり高い。
次に夢がないということです。
そもそもお昼に気軽にお弁当を食べようというのに「忖度」はないだろう。
不味くなるよね、昼ご飯くらい好きに自由に食べさせてくれ、、、でしょう。
そんなこんなで盛り上がりながら、辿り着いたお弁当は駅弁でした。
「駅弁って高くても買うよね」
「そこでしか買えないものがあるから買う、買う」
「電車に乗って座席に座って一段落したら、さぁとばかりに駅弁を出して、、、、、窓の景色を観ながら、、、いいよね」「いい、いい。それから今はないけれどあのお茶が良かったよね」
とかとか、
とかとか。
盛り上がりました。
駅弁って本当にロマンがありますね。
あのお弁当を開くときのワクワク感。
どれを食べようか、何を最後に残そうか、という遊び感覚。
駅弁も旅の一つだと改めて思います。
駅弁の値段が高いのは故あることだと納得。
忖度弁当に足りなかったものは何かわかりませんが、
魅力あるお弁当とは
日常から超える喜びをほんの一瞬でも味わえるものなんだろうなと考えました。
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