2015.11.08

BPO クローズアップ現代“重大な放送倫理違反”

BPO クローズアップ現代“重大な放送倫理違反”というニュース。
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NHKの報道番組「クローズアップ現代追跡”出家詐欺”」など2つの番組について審議していたBPO=放送倫理・番組向上機構の委員会は「正確性に欠けるなど重大な放送倫理違反があった」とする意見をまとめ、6日、公表しました。
審議の対象になったのは去年5月に放送されたNHKの報道番組、「クローズアップ現代追跡”出家詐欺”」と、同じテーマを取り上げ、去年4月に関西地区で放送された「かんさい熱視線」の2つの番組です。
BPO=放送倫理・番組向上機構の「放送倫理検証委員会」は、いわゆる「やらせ」があったのではないかという一部報道などをきっかけに番組内容や制作過程を検証し、6日、意見を公表しました。
それによりますと、いわゆる「やらせ」については、「『登場人物を仕立てて示し合わせて演技させ、事実に見せかけた』という意味での『やらせ』があったとは言い難い」としています。
一方でNHKの放送ガイドラインの「やらせ」の概念については視聴者の一般的な感覚とは距離があり、取材を巡る深刻な問題を矮小化(わいしょうか)することになってはいないかと指摘しています。そして、問題となった、“多重債務者”とされる人物が出家をあっせんする“ブローカー”とされる人物に相談する場面については、「事実とは著しく乖離(かいり)した情報を数多く伝え、正確性に欠けている。真実に迫ろうとする姿勢に欠け、事実を歪曲(わいきょく)したものだった」などと指摘し、2つの番組にはいずれも重大な放送倫理違反があったとしています。
さらに問題の背景として、裏付け取材などもせず、情報提供者に依存した安易な取材や、スタッフの間での対話を欠き、相互に健全なチェック機能が働かなかったことなどがあったとしています。
NHKは今回のような問題を繰り返さず、事実に基づいて正確に放送するために、すべての制作過程でチェックを強化する再発防止策を、本部と全国の放送局で実施しています。
この中では一連の問題点や課題を確認する討議や勉強会、研修などを実施するなどジャーナリストとしての再教育を行うとともに、匿名取材・制作のチェックシートを報道番組をはじめ、さまざまな番組で導入し、匿名インタビューについて内容の真実性や必要性などを判断しています。また、事実関係の誤りや、過剰な演出などを防ぐために直接の取材・制作担当者以外も試写に参加する複眼的試写なども導入しています。
NHKは、「事実に基づき正確に報道するという原点を再確認し、現在進めている再発防止策を着実に実行して、信頼される番組作りに当たっていきます」としています。
一方、BPOの委員会は6日、公表した意見の中で、今回の問題で総務大臣がNHKに対し、放送法を根拠に厳重注意をしたことについて「個々の放送番組の内容に介入する根拠はなく、極めて遺憾である」としています。
また、自民党の情報通信戦略調査会がNHKの経営幹部から事情聴取したことについても、「政権党による圧力そのものであるから、厳しく非難されるべきである」と指摘しています。
高市総務大臣は「行政指導については番組の内容が放送法に抵触すると認められたことから、放送法を所管する立場から必要な対応を行ったものである。NHKにおいては公共放送としての社会的責任を深く認識し、放送法・番組基準などの順守とその徹底を行っていただきたい」という談話を発表しました。
BPOの放送倫理検証委員会の川端和治委員長は記者会見で、問題となった「相談場面」について、「視聴者が見て“こういうことがあるんだ”と思う、そのほとんどが実際には違っていた」と指摘しました。
そのうえで、「この場面は事実とは非常に遠く、重大な放送倫理違反がある。NHKの放送ガイドラインに書かれている、番組は正確でなければならない、真実に迫ろうとする姿勢が求められる、事実を歪曲してはならない、という、そのすべてに結局反している」と述べました。
また、NHKが作成した調査報告書については、「迅速で内容も踏み込んでいるが、やらせではないという結論に焦点が当たりすぎていて、さまざまな放送倫理の問題の重大性が不当に軽く評価されているのではないか」と指摘しました。
そのうえで、“重大な”放送倫理違反としたことについて、「重大な、という形容を使うのは視聴者の信頼を裏切る倫理違反があったときだ。今回のクローズアップ現代も、視聴者が報道番組に寄せている信頼を裏切るレベルに達したと考えた」と述べました。
BPOによる意見の公表を受けて、NHKは記者会見を開き、板野裕爾専務理事が「裏付け取材を行わず、報道番組で許容される範囲を逸脱した表現で重大な放送倫理違反があったという意見や、制作者の間で情報の共有が行われていなかったという指摘を受けており、真摯(しんし)に受け止めていきたい」と述べました。
そのうえで、「事実に基づき、正確な報道をするという原点を再確認し、現在進めている再発防止策を着実に実行して、信頼される番組作りに当たっていきたい」と述べました。
(上記ニュース原文まま)
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うううム。
この問題、いろんなところに波及しそうですね。。。

うううム。
メディアのあり方について、考える機会。
こんな記事もあります。

安倍政権の圧力に抗議…BPO委員の是枝監督が政治家の放送介入の実態を暴露!「BPOは政治家の駆け込み寺じゃない」
ite-ra.com/2015/11/post-1658.html
私も、もっと調べてみます。
また情報があったら書きますが、取り急ぎニュースにて。

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2015.03.26

「下村大臣を違法献金疑惑 “決定的証拠”添付」と言うニュース

下村大臣を違法献金疑惑で告発 “決定的証拠”添付で万事休すと言うニュース。

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24日、東京地検に送付された告発状によると、東北や近畿など全国6つの「博友会」は、政治団体の届け出をせず、会員から集めた“年会費”を下村が代表を務める政党支部「自民党東京都第11選挙区支部」に“寄付”していたと指摘。下村や団体役員らは政治資金規正法違反(虚偽記入など)に当たる、という。
(中略)
「中四国博友会」と同様、第2条(目的)に「下村博文氏の政治活動を支援することを目的とする」と書かれているだけじゃない。第4条(会員)には「なお、会費は年払いとし、『自由民主党東京都第11選挙区支部 下村博文』宛に振り込むものとする」とハッキリ表記されているのだ。
(上記ニュースより)
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さて、下村さん。
司法の場で、次は如何なる言い訳をするのだろうか?

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「パイロットの1人、操縦室外にいた可能性も 独機墜落」と言うニュース

パイロットの1人、操縦室外にいた可能性も 独機墜落と言う事で、
心痛めているこのニュース。

なんだか、この頃、哀しい事件や事故が続きますね。

犠牲になった方々に心からお悔やみ申し上げます。

事故現場、山の中と言う事でかなり厳しい捜索が続くものと思われます。
上記ニュースではボーイスレコーダが見つかったと言う事で、
事故原因がこれから明らかになっていくものと思います。

いずれにしても、
心から、こころからお見舞い申し上げます。

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2014.09.29

御嶽山噴火

御嶽山の噴火。
本当に大変です。
ニュースの映像をみると思わず怖い。
登山していた方はどんなに怖かったことかと想像に難くありません。

また亡くなった方もいらっしゃいます。
ご冥福を祈ります。


さて、噴火7分前、山体の膨張を観測 気象庁、予知は困難かというニュースを読むと、自然災害の予想は本当に難しいのですね。
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御嶽山の噴火が始まる約7分前に山体がわずかに膨らむ変化が観測されていたことが分かった。28日に開かれた気象庁の火山噴火予知連絡会(会長・藤井敏嗣東京大名誉教授)の拡大幹事会で報告された。噴火直前のごく小規模な変化だったため、予知につなげるのは難しかったとみられる。
(上記ニュースより)
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とくに今回は「水蒸気爆発」と言う事で難しいのでしょうね、、、
ウウウム。

いずれにしても、救助活動再開と言う事で、
まだ残されている方もいるかと思えば、早急な対応が待たれます。

このニュース。今後も見て行きたいです。

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2014.09.09

名護市議選

名護市議選「反対派」過半数 官房長官「移設淡々と進める」というニュース。
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菅義偉(すがよしひで)官房長官は八日の記者会見で、米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の名護市辺野古(へのこ)への賛否が焦点となった名護市議選で移設反対派が過半数を獲得したことに関し、選挙結果とは関係なく移設計画を進める考えを示した。「普天間飛行場の危険除去と、在日米軍の抑止力を考えた時、辺野古移設が唯一の解決策だ。淡々と進めていきたい」と述べた。
(上記新聞より)
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民意はどうなるのか???

今後の展開に注目です。

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今夜はスーパームーン

世界中で話題!光輝く満月スーパームーンが2014年9月9日に見れる!!と言う事で今夜大きな月が観測されます。

今年3回目のスーパームーン
スーパームーンとはwikipediaによれば以下のとおり。
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スーパームーン(Supermoon)とは、満月または新月と、楕円軌道における月の地球への最接近が重なることにより、地球から見た月の円盤が最大に見えることである。天文学的に外からの視点で説明すると、太陽-地球-月系において、月が地球に対する近点(近地点)にあると同時に、太陽と地球に対し月が衝(望)となった時の月のこと、である。
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今年はなんと3回もスーパームーンが見られると話題になっていましたが、今回がその最後のスーパームーン。次のスーパームーンは2015年9月28日なので是非今夜ご覧下さい!!!

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2006.08.04

気になるニュース

気になるニュースはやはり安倍氏の靖国参拝
ううううう〜〜〜〜〜んんん。
どうなるのか今後の各方面の動きが気になります。
多くの方が最も危惧されていることは次期総裁候補であると言う事とアジア諸国の反応でしょう。

私個人の意見としては、ここでも何回も書いているように参拝云々とか合祀問題についてはいろんな方の立場があるから、その立場の方の発言でなんとも言い様がないのですが、、、
遊就館の展示が些か神社と言う本来の性質からして些か不穏当ではと思うのです。
いずれにしてもこれからの動向に目が離せません。

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2005.10.09

パキスタンで地震

死者2000人超に、邦人父子も犠牲 パキスタン地震ということで、大きな地震がありました。
今なお、懸命の救助活動が行われています。
日本人の方も亡くなったようです。
犠牲になられた方のご冥福をお祈りいたします。

日常に突然やってくる災害。
なんの構えも準備もしていないところでのいきなりの大地震。
想像するだけでも大変だったと思います。

これから大変とは思いますが、
一日も早い復旧をお祈りいたします。

続きを読む "パキスタンで地震"

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2005.10.07

ノーベル賞

ノーベル平和賞、IAEAとエルバラダイ事務局長にというニュースを目にしました。
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2005年のノーベル平和賞を原子力の平和利用を推進し、核兵器開発を防止する目的で設立された国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)とエジプト人のエルバラダイ事務局長に授与すると発表した。
(上記ニュースより)
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先日はノーベル物理学賞 の受賞者も発表されました。
米ハーバード大学教授のロイ・J・グラウバー博士(80)、
米国立標準技術研究所上級研究員のジョン・L・ホール博士(71)、
ドイツ・マックスプランク量子光学研究所所長のテオドール・W・ヘンシュ博士(63)に授与。
今年は「光」関係でしたねぇ。

ノーベル賞の発表があると、
あああ〜〜〜年の瀬も近くなったなぁと変に感慨深くなる私です。
以前ラッセル・アインシュタイン宣言の記事でも書きましたが、
科学が人類に貢献するその最たるものは、
「平和への約束」
だと私は思うのです。
時として、科学は突出することもあります。
ダイナマイトを作り、原子爆弾を作り、、、と。
しかし、
そこから引き起こされるものを知り、反省をして、
次に更なる平和への利用のために、日々研鑚している「その道」の方々への
尊敬と感謝の念で贈るノーベル賞の意義を今改めて思います。
最後に、
今年は国際物理学年ゆえ、もう一度ラッセル・アインシュタイン宣言を書きます。
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決議


 私たちは、この会議を招請し、それを通じて世界の科学者たちおよび一般大衆に、次の決議に署名するよう勧める。
「およそ将来の世界戦争においては必ず核兵器が使用されるであろうし、そしてそのような兵器が人類の存続を脅かしているという事実から見て、私たちは世界の諸政府に、彼らの目的が世界戦争によっては促進されないことを自覚し、このことを公然と認めるよう勧告する。従ってまた、私たちは彼らに、彼らの間のあらゆる紛争問題の解決のための平和的な手段を見出すよう勧告する。」
マックス・ボルン教授(ノーベル物理学賞)
P・W・ブリッジマン教授(ノーベル物理学賞)
アルバート・アインシュタイン教授(ノーベル物理学賞)
L・インフェルト教授(ノーベル物理学賞)
F・J・ジョリオ・キュリー教授(ノーベル化学賞)
H・J・ムラー教授(ノーベル生理学・医学賞)
ライナス・ボーリング教授(ノーベル物理学賞)
C・F・パウェル教授(ノーベル物理学賞)
J・ロートブラット教授
バートランド・ラッセル卿(ノーベル文学賞)
湯川秀樹教授(ノーベル物理学賞)

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2005.09.01

なんだか本当に防災の日

今日9月1日は「防災の日」です。
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1923年(大正12年)のこの日に起きた関東大震災の教訓を忘れない、という意味と、この時期に多い台風への心構えの意味も含めて1960年(昭和35年)に制定されたものです。(暦の上では立春から数えて210日めを特に「二百十日」と呼びます。ちょうど稲の開花期に台風が来たり強風が吹き荒れることに注意を促したしきたりと言えます)
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因みに最近では、
1983年 大韓航空機撃墜事件。
2001年 歌舞伎町ビル火災発生で44人死亡。(戦後5番目の大惨事に)
2004年 ロシア北オセチア共和国でベスラン学校占拠事件起こる(~3日)。人質の生徒ら死傷者1千名以上。
 浅間山噴火
そして、今年は、アメリカのハリケーンが心配です。(9月1日ではありませんが)
犠牲者は数千人にまでのぼると予想されています。
この地域は石油施設があったりして、今後の経済に深く影響を及ぼすそうです。
また、被害にあった地域は市民の4人に1人が貧困層と言われているそうです。
情報も行き届かないまま、逃げ遅れたのではと言われています。
高齢者、子どもたち、女性、障害者、貧困者。
いわゆる「災害弱者」と言われる人々を直撃する自然の猛威に対抗するには、
普段からの心構えが大切ということで設けられた防災の日ですが、
なんだか本当に実感する
防災の日
です。
小泉さ〜〜〜〜ん。
あなたのお好きな「備えあれば憂いなし」は、防災には如何ですかぁああああ??????
日本は大丈夫ですか?
選挙も大事ですが、
郵政もそれなりに考えることかもしれませんが、
防災もお忘れなく。

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