今日の午前中、友人たちとコカリナの練習をしました。
コカリナについては以前もチラリと書いたことがありますが、「桜の木のオカリナ」と言う名でヨーロッパでは売られている笛です。
オカリナよりも小さくて、音は木の響きがします。
優しくて、すんでいて、そして哀愁漂う音が出ます。
今日は「竹田の子守唄」やら「もみじ」、「おぼろ月夜」「ふるさと」と言った愛唱歌を吹いたり、
トトロでおなじみの「さんぽ」やら、「おじいさんの古時計」「エーデルワイス」なども練習しました。
一人で家で練習していると、ピィ〜〜〜〜ピッと鳴るので、
家族がストレスで胃が痛くなると不評。
でも、友人たちと吹くと下手な私でも、とても気持ちよく吹くことができます。
ソプラノコカリナだけでなくバスコカリナも参加してくれて音域もひろがり、曲相も豊かになりました。
その中でも一番お気に入りはズバリ「アメージンググレイス」。
コカリナの哀愁漂う音色と抜群の相性です。
家に帰ってすぐに歌詞を検索。
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Amazing Grace by John Newton われをもすくいし(讃美歌2編167番)
Amazing grace! (how sweet the sound) 驚くべき恵みよ!(なんと甘い響き)
That sav'd a wretch like me! 神は私のような罪深き者も救われた
I once was lost, but now am found, 私は見失われたが今見いだされたのだ *1
Was blind, but now I see. 私は何も見えていなかったが今は見える
'Twas grace that taught my heart to fear, 私の心に畏れることを教えたのも恵み
And grace my fears reliev'd; そして私の心を畏れから解放したのも恵み
How precious did that grace appear, なんと恵みは貴くも現れたのか
The hour I first believ'd! 私が初めてそれを信じた時に
Thro' many dangers, toils and snares, 多くの危険と苦悩と罠を越えて
I have already come; 私はやってきた
'Tis grace has brought me safe thus far, その間私が無事だったのも恵みのお陰
And grace will lead me home. そして恵みが私を天国へ導いてくれる
The Lord has promis'd good to me, 主は私に良きことを約束された
His word my hope secures; 主の言葉は私の望みを保証する
He will my shield and portion be, 主は私の盾となり私の一部となる
As long as life endures. 命のながらえる限り
Yes, when this flesh and heart shall fail,そうこの肉体と心が朽ちて
And mortal life shall cease; 限りある命が終わるとき
I shall possess, within the veil, 私は帳の中に隠されている
A life of joy and peace. 喜びと平和の命を得るだろう
The earth shall soon dissolve like snow, いつかは地球も雪のように消えるだろう
The sun forbear to shine; 太陽も輝きを失うだろう
But God, who call'd me here below, しかし私に呼びかけてくれた神は
Will be forever mine. 常に私とともにあるだろう
(http://www.ffortune.net/calen/xmas/songs/amazinggrace.htmのサイトより)
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そして、この歌詞ができるまでの背景を知り、改めて感激しました。
以前から優しい歌だとは思っていたのですが、
作詞家の牧師さんの強い思いと祈りを知り、とても感動しています。
詩に込められて「神の赦し」は、親鸞や法然の浄土教に通じるものがあると思います。
洋の東西をとわず、人は神に祈り、神は赦し、その思いはさらに広く深く伝わっていくものなのですね、、、
と、言うことで、アメージンググレイス。
なんとかマスターしたいものです。
来月、夫についてチェコに行く予定なのですが、ドイツ人の友人たちにそこで会う約束をしています。
そこで、吹くことができたらいいな、、、
と、野望をもちつつ、密かに練習しよう、と考えています!
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